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空き家の雑草対策は隣家側だけでもいい?境界・道路際を優先して管理する方法

  • 執筆者の写真: MIRAIU
    MIRAIU
  • 3 日前
  • 読了時間: 15分

空き家の庭全体に草が生えている。

本当は全部きれいにしたい。

でも、

庭が広い。

遠方で何度も行けない。

防草シートを全面施工すると高い。

業者へ毎回頼むのも負担。

ということがあります。

そこで考えるのが、

「全部やらんでも、隣の家側だけ草刈りしたらあかんの?」

という方法です。

例えば、

隣家との境界沿い。

道路際。

玄関までの通路。

建物周囲。

だけ先に管理する。

庭の中央部分は、少し草が伸びても急いで全面草刈りしない。

こうした部分管理です。

空き家管理の目的は、

庭を常に住宅展示場のようにきれいにすること

ではありません。

周囲へ草が越境しない。

道路へ出ない。

建物へ入れる。

点検できる。

近隣へ大きな支障を出さない。

という状態を維持することが重要です。

もちろん、

庭中央の草なら何年間放置してもいい。

という意味ではありません。

草丈が高くなれば、

建物点検がしにくい。

枯草やごみがたまる。

作業時に地面が見えない。

といった問題も出ます。

だから、

全部やるか、何もしないか。

ではなく、

まず問題が起きやすい場所を優先して管理し、その後全体を確認する。

という考え方があります。

この記事では、空き家の雑草対策を全面ではなく部分的に行う場合、

どこを優先するのか。

隣家側だけでもよいのか。

道路際はどうするのか。

防草シートを部分施工する意味はあるのか。

を整理します。

▪️結論|まず「自分が気になる場所」より「他人へ影響する場所」を優先する

空き家の庭全体を一度に管理できないなら、

最初に見るのは、

庭中央の草丈ではありません。

優先したいのは、

敷地の外へ影響が出る場所

です。

例えば、

・隣家との境界


・道路や歩道沿い


・交差点など見通しに関係する場所


・玄関や建物までの動線


・設備や建物点検に必要な場所

です。

特に隣家側では、

ツル植物がフェンスへ絡む。

草が境界を越える。

枝葉が敷地へ入る。

という状態になることがあります。

道路側では、

草が歩道へ倒れる。

側溝が見えにくくなる。

出入口周辺の視認性が悪くなる。

ということもあります。

だから、

全面を同じ頻度で刈る

必要があるとは限りません。

問題が起きやすい場所を先に管理します。

▪️① 隣家との境界は最優先で確認する

空き家管理で気を使う場所の一つが、

隣家との境界付近

です。

庭の中央に草が伸びていても、隣家へ直接入らなければすぐ問題にならないことがあります。

しかし境界側では、

ツルがフェンスを越える。

背の高い草が倒れる。

庭木の枝が入る。

ということがあります。

特にツル植物は、

草丈だけ見ていると気付きにくく、

横方向へ伸びることがあります。

そのため現地へ行ったら、

土地全体を歩く前に、

隣家との境界を一周する

と状況を把握しやすくなります。

草刈機を使える場所なら幅を取って刈る。

塀際など刈りにくい場所は手工具を使う。

必要なら部分的に防草する。

という方法があります。

▪️② 「境界から何cm刈ればいい」という全国共通ルールはない

部分管理をすると、

「隣から50cmだけ刈ればええん?」

「1m空けたら十分?」

と数字が気になります。

しかし、

全国共通で境界から○cm刈れば管理完了という基準はありません。

草の種類。

伸びる方向。

土地の高低差。

フェンスの有無。

隣家との距離。

によって変わります。

例えば、

低い草なら50cm程度でも余裕がある。

ツル植物なら数m先へ伸びる。

背の高い草なら風で倒れる。

という違いがあります。

だから、

距離だけで決めず、次回確認まで越境しそうか

で考えます。

年2回しか現地へ行けないなら、

少し広めに管理する。

月1回確認できるなら、

問題箇所だけ短時間で対応する。

というように頻度でも変わります。

▪️③ 道路際も庭中央より先に見る

もう一つ優先したいのが、

道路。

歩道。

側溝。

との境目です。

草が敷地内に収まっているうちは、所有者自身の管理問題です。

しかし、

歩道へ倒れている。

道路側へツルが伸びている。

出入口付近の見通しを悪くしている。

となれば、周囲へ影響します。

特に、

空き家の駐車場出入口。

交差点付近。

狭い道路沿い。

では、草丈だけでなく視認性も確認します。

だから全面草刈りできない日でも、

隣家側+道路側だけ先に刈る

という管理には意味があります。

空き家の雑草を放置した場合のリスクはこちら。

▪️④ 玄関までの通路は残しておく

空き家の草刈りというと、

外から見える場所だけ気にしがちです。

しかし、

建物へ入れる状態を残す

ことも重要です。

例えば、

門から玄関。

玄関から建物裏。

給湯器。

電気・ガスメーター。

排水マス。

までの動線です。

草が高くなると、

足元の石。

段差。

枝。

ごみ。

が見えにくくなります。

さらに、

雨漏り確認。

換気。

売却査定。

内見。

などで人が入るときにも困ります。

だから、

庭全部を刈れない場合でも、

人が歩く場所だけは確保する

という部分管理があります。

▪️⑤ 建物の周囲も完全放置しない

隣家側や道路側だけきれいにしても、

建物の壁際が草だらけ。

という状態では、点検しにくくなります。

空き家では、

外壁。

基礎。

雨樋。

配管。

室外機。

給湯器。

などを確認することがあります。

その周囲が草で覆われていると、

異常を見つけにくくなります。

だから優先順位としては、

①隣家・道路など外部への影響

に加えて、

②建物を点検するための動線

も確保します。

つまり、

部分管理=境界だけ。

ではありません。

必要な場所を選んで管理する考え方です。

▪️⑥ 草刈りは「全面刈り」と「部分刈り」を使い分ける

例えば100坪ある空き家の庭を、

毎回すべて刈る。

となると負担が大きくなります。

そこで、

春は全体を刈る。

夏は隣家・道路側だけ刈る。

秋に全体を確認する。

という方法があります。

逆に、

庭中央の草がそれほど伸びない。

境界側だけツルが強い。

という土地なら、

部分刈りを中心にすることもできます。

重要なのは、

毎回同じ作業を繰り返さないこと

です。

その土地で、

どこが早く伸びるのか。

どこが問題になりやすいのか。

を一度確認すると、次の管理が楽になります。

空き家の草刈り回数はこちら。

▪️⑦ 防草シートも全面ではなく部分施工できる

毎回、

ブロック塀際だけ草刈りが大変。

隣家側だけツルが伸びる。

という土地があります。

この場合、

庭全面へ防草シートを施工する方法だけではありません。

問題のある場所だけ防草する

方法があります。

例えば、

境界沿い。

建物裏の狭い場所。

草刈機が入りにくい場所。

設備周辺。

などです。

これなら、

庭全面の材料費。

固定ピン。

施工時間。

を抑えられる場合があります。

一方、部分施工では、

シートの端が増える。

継ぎ目が増える。

という面もあります。

そのため、

どこからどこまで施工するか。

端部をどう固定するか。

を決めます。

防草シートの施工はこちら。

▪️⑧ 人工芝も「塀際だけ」のために使うかは慎重に考える

草刈機を使いにくい場所へ、

人工芝を敷こう。

という方法もあります。

人工芝には防草機能を持つ商品もあります。

ただし、

幅の狭い境界沿い。

塀との隙間。

複雑な形の場所。

では、カットや固定が必要になります。

また、

端から土が露出している。

上へ落ち葉や土がたまる。

という状態なら、草が出る場合があります。

だから、

「人工芝なら塀際へ置いとけば終わり」

ではなく、

防草機能。

固定。

水はけ。

端部処理。

を確認します。

人工芝単体の記事はこちら。

▪️⑨ 部分管理のメリットは「緊急対応を減らせること」

部分管理の目的は、

草刈り費用を最安にすることだけではありません。

特に遠方空き家では、

近所から、

「草がこっちへ来ています」

と連絡が入る。

急いで休みを取る。

高速道路で現地へ行く。

という流れが負担になります。

境界・道路側を少し早めに管理しておけば、

こうした緊急対応を減らせる可能性があります。

例えば、

庭中央は多少伸びても次回でよい。

境界だけは早めに刈る。

というように優先順位を付けます。

「全部きれいにする」より「困る場所を先に消す」

という考え方です。

遠方管理はこちら。

▪️⑩ 業者へ頼む場合も「全部刈ってください」だけではない

草刈り業者へ依頼するとき、

庭全体を見せて、

「全部お願いします」

と頼むことがあります。

しかし予算を抑えたい場合、

優先範囲を相談できるか

確認する方法があります。

例えば、

隣家との境界だけ。

道路側だけ。

建物周囲だけ。

という依頼です。

ただし業者によって、

最低作業料金。

対応面積。

処分費。

出張費。

などがあります。

そのため、

面積を半分にしたから料金も半分。

になるとは限りません。

それでも、

全面草刈り。

部分草刈り。

それぞれの見積もりを取れば比較できます。

〖PR〗庭全体を毎回刈る費用が負担なら、隣地・道路側など優先したい範囲を伝えて、部分対応できるか確認する方法があります。

▪️⑪ 部分管理でも「草が高くなりすぎる場所」は放置しない

境界だけ刈っているから、

庭中央は何年放置してもいい。

という意味ではありません。

中央部分でも、

腰。

胸。

人の背丈。

まで草が伸びれば、あとから作業が大きくなる場合があります。

さらに、

地面が見えない。

ごみが確認できない。

小さな木が育つ。

ツルが広範囲へ伸びる。

ということがあります。

だから部分管理をする場合も、

定期的に庭全体を見る

ことは必要です。

普段は境界中心。

草丈が上がってきたら全体刈り。

という使い分けができます。

▪️⑫ 庭中央を残すなら枯草・ごみも確認する

草刈りをしない場所でも、

何も確認しなくていいわけではありません。

例えば、

枯草が大量にたまっている。

ペットボトルや紙ごみが入っている。

放置された植木鉢へ水がたまっている。

という場合があります。

こうした状態は、

雑草そのものとは別の管理問題になります。

だから、

草を刈らない場所。

と、

確認しない場所。

を同じにしません。

刈る頻度は下げても、状態は見る。

これが部分管理では重要です。

▪️⑬ 売却予定なら全面防草より部分管理が合うこともある

すでに空き家を売却する予定なら、

庭全面へ高額な防草施工をする必要があるか考えます。

例えば、

あと半年で売却を目指す。

でも隣家側だけ草が早く伸びる。

というケースです。

この場合、

隣家側だけ定期的に草刈り。

道路側も確認。

内見前に庭中央を一度刈る。

という方法があります。

つまり、

売却までの期間だけ、問題箇所を重点管理する

という考え方です。

何年間も利用する庭なら全面防草に意味があるかもしれません。

しかし短期間で手放すなら、

部分管理の方が費用を抑えられる場合があります。

売却前の防草についてはこちら。

▪️⑭ 何年も部分管理だけ続けているなら空き家の出口も考える

隣家側を刈る。

道路側を刈る。

夏になったらまた刈る。

翌年も同じことをする。

この状態が、

1年。

3年。

5年。

と続く空き家があります。

部分管理によって負担は減らせます。

しかし、

管理そのものは終わりません。

誰かが今後住む。

貸す。

土地活用する。

という予定があるなら、必要な管理を続ける意味があります。

一方、

誰も使わない。

家族も引き継がない。

管理費だけ払っている。

という場合には、

草刈りの範囲を減らすだけでなく、

空き家そのものを今後どうするか考えるタイミングです。

〖PR〗誰も使う予定がない空き家で、近隣対策のためだけに毎年草刈り費用を払い続けている場合は、今後の管理費と現在の売却価格を比較しておくと判断しやすくなります。

▪️部分管理するなら優先したい5か所

空き家の庭全体を毎回管理するのが難しいなら、まず次の5か所を確認します。

・① 隣家との境界


・② 道路・歩道との境界


・③ 玄関までの通路


・④ 建物・設備の周囲


・⑤ ツル草など伸び方が早い場所

そして、

問題がある部分だけ対応する。

次回現地へ行ったときに全体も確認する。

必要な時期だけ全面草刈りする。

という方法があります。

つまり、

部分管理は「放置する場所を決める方法」ではありません。

優先順位を付ける方法

です。

▪️よくある質問|空き家の雑草対策は隣家側だけでもいい?

Q.隣の家側だけ草刈りしても大丈夫ですか?

庭全面を毎回同じように刈る必要があるとは限りません。

特に隣家・道路への越境防止を目的として、問題になりやすい場所を優先管理する方法があります。

ただし庭全体の状態確認は定期的に行います。

Q.境界から何cmくらい刈ればいいですか?

全国一律の距離基準はありません。

植物の種類、伸び方、次回確認までの期間などを見て余裕を持って管理します。

Q.庭中央は草が伸びてもそのままでいいですか?

多少伸びていても直ちに問題になるとは限りません。

ただし高くなりすぎると点検や草刈りが難しくなるため、定期的に状態を確認します。

Q.道路側だけ防草シートを敷いてもいいですか?

部分施工という方法はあります。

ただしシートの端部が増えるため、固定や継ぎ目の処理を確認します。

Q.部分草刈りなら業者料金も安くなりますか?

安くなる場合はありますが、最低料金・出張費・処分費などもあるため、面積に比例して下がるとは限りません。

部分対応と全面対応の両方を確認すると比較しやすくなります。

Q.売却予定なら庭全部をきれいにしないと売れませんか?

必ずしも庭全面を完璧に管理する必要があるとは限りません。

建物や土地を確認でき、近隣・道路へ支障が出ない状態を保ちながら売却活動を進める方法があります。

Q.隣家から苦情が来てから刈ればいいですか?

苦情が来てからでは急な対応になることがあります。

境界側は事前に確認し、越境する前に管理しておく方が負担を抑えやすくなります。

▪️まとめ|全部刈れないなら「困る場所」から先に管理する

空き家の庭が広い。

毎回全面草刈りするのは大変。

防草シートを全面施工するのも高い。

そんなとき、

全部やるか、何もしないか。

の二択にする必要はありません。

まず、

隣家側。

道路側。

玄関までの通路。

建物周囲。

などを優先する方法があります。

特に、

自分の敷地の中で目立つ場所より、敷地の外へ影響する場所を先に見る。

これが重要です。

隣家へツルが伸びる。

道路へ草が倒れる。

玄関へ入れない。

という状態を先に防ぐ。

庭中央は、草丈と季節を確認しながら必要な時期に全体草刈りする。

防草シートも、

庭全面ではなく、

毎回作業が大変な境界。

塀際。

建物裏。

だけ施工する方法があります。

人工芝なども同じです。

ただし、

部分管理=残りは永久放置してよい

ではありません。

草丈。

枯草。

ごみ。

庭木。

建物周囲。

は定期的に確認します。

そして、

隣家側だけ刈る。

また伸びる。

翌年また刈る。

を何年も続けているなら、

この空き家をあと何年管理するのか

まで考えます。

使う予定があるなら、

費用を抑えながら部分管理を続ける。

売却予定なら、

売れるまで必要な場所を中心に管理する。

誰も使わないなら、

毎年の管理費と売却価格を比較する。

つまり空き家の雑草対策では、

全面を完璧にすることより、必要な場所へ必要な管理をすること。

これが、費用と手間を抑えながら近隣トラブルを避ける考え方です。

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