空き家の草刈りを自分でするといくらかかる?道具代・作業時間・草の処分まで総費用で比較

更新日:1 日前
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草刈り機が1台あれば、実家の庭は何年も無料で刈れる——本当にそうでしょうか。
ホームセンターで機械を見たら、本体以外にも刃や保護具、燃料が必要らしい。しかも刈った草を集めて、どこへ捨てるか考えるのは自分です。
自分で草刈りすることには、作業できる日を選べるなどの良さもあります。ただし業者代がゼロでも、自分の作業にお金と時間がまったくかからないわけではありません。
今回は交通費の比較だけでなく、購入・レンタル・業者依頼を『年に何回使うか』から比べます。安全に作業できない場所は、安さより先に除外しましょう。
▪️① 本体価格だけ見て『元が取れる』とは決めない
草刈機を買うなら、本体以外に刈刃やナイロンコード、燃料・バッテリー、手袋、目や足を守る装備なども考える必要があります。
例えば本体が2万円、初年度の消耗品や安全装備に8,000円必要なら、初年度は計2万8,000円です。これは説明用の仮の数字で、実際の価格は製品や必要装備で変わります。
庭の草刈りが年に一回だけなら、購入費の意味は年三回使う人と違います。機械を買う前に何回使う予定か考えてみましょう。
▪️② 一年に一度なら、レンタルの方が向く?
保管場所がなく、草刈りがたまにしか必要ないなら、機械を買わずレンタルできる場合もあります。レンタル料金だけでなく、借りに行く時間や返却日も考える必要があります。
反対に毎年複数回使うなら、購入して管理する選択肢にも意味があります。ただし刃の交換や機器の点検を続けられるかも大切です。
安い機械を買えば必ず得ではありません。保管・整備できる人がいるか、庭の作業が安全にできるかを含めて比べましょう。
▪️③ 草を刈ったあと、袋詰めと処分が待っている
草刈りを終えたら、地面に残してよい場所もあれば、集めて運ぶ必要がある場所もあります。特に内見や近隣への対応が目的なら、作業後の状態が重要です。
刈草を袋へ集め、車に載せ、自治体のルールに従って処分する。これだけで時間も体力も使います。
業者の見積もりでも『刈り倒しのみ』と『処分まで』では条件が違うため、自分でやる場合と同じ仕上がりで比較しましょう。
▪️④ 石と斜面がある庭なら、価格の前に安全
庭に石や金属が落ちていたり、道路際や斜面で刈払機を使う場合は事故の危険があります。機械の扱いに慣れていない人が無理に作業するのは避けたいところです。
消費者庁も刈払機の事故について注意を呼びかけています。作業前の周囲確認や保護具が必要で、飛散物や機械の跳ね返りにも注意が必要です。
危険な場所は業者に任せて、平らな庭の一部だけ自分で管理する方法もあります。安全にできない部分を費用だけで判断しないことが大切です。
安全に関する一次情報も確認できます。
▪️⑤ 年何回使えば、業者依頼より得になる?
例えば初年度の道具等が2万8,000円、その後も毎回燃料や消耗品などが必要なら、一回の作業費は使う回数で変わります。
業者へ頼む場合も、庭の面積や草丈、斜面、刈草処分などの条件で見積もりが違います。仮に年二回頼む場合と、自分で二回刈る場合では、年間費用だけでなく作業時間も比較しましょう。
機械の購入費は支払った年に発生しますが、数年使う予定なら長い期間で比較できます。ただし修理や買い替えの可能性も残ります。
作業条件を比べるときはこちらも参考になります。
▪️⑥ 来春売る予定なら、新しく買う意味はある?
売却するまで一回しか草刈りしないかもしれない家なら、道具一式をそろえる前に別の方法を考えてみましょう。
買主が決まる時期や内見の予定によって、刈る範囲と回数は変わります。安全に草刈りできる小さな範囲だけ自分で行い、難しい場所だけ業者へ依頼する方法もあります。
防草シートや高価な道具に先にお金をかけても、売却価格へその分が加算されるとは限りません。今の状態で売る条件も参考にできます。
設備や工事に使う金額を確認する場合はこちら。
▪️⑦ 電卓より先に、自分でできる範囲を確認
まず庭の写真を見て、石・斜面・道路際・高い枝など危険な場所がないか確認しましょう。危険がある場所は無理な作業を避けます。
次に一年の草刈り回数と、購入・レンタル・業者依頼の費用をそれぞれ書いてみます。道具代や消耗品、刈草の処分費も忘れないようにしましょう。
最後に『自分でやるなら何時間?』『業者へ頼むならどこまで?』と考えます。条件をそろえれば、安いかどうかを判断しやすくなります。
今日、草刈機を購入する必要はありません。作業を安全にできるかと、何回使うかを先に決めましょう。
▪️⑧ Q&A
Q1. 草刈り機を買えば翌年から無料?
燃料・刃・保護具の更新や整備、刈草の処分などの負担が残ります。
実際に使う回数と費用を計算しましょう。
Q2. 自分で草刈りする場合、何が一番危ない?
石の飛散、機械の跳ね返り、斜面での転倒など危険があります。
製品の説明や消費者庁などの安全情報を確認し、危険な場所は専門業者へ相談してください。
Q3. 売却前なら自分で刈った方がいい?
作業範囲や売却時期、機械を持っているかで変わります。
購入・レンタル・部分外注を比較し、無理な作業をしないようにしましょう。
▪️⑨ まとめ
空き家の草刈りを自分でする場合、本体価格だけでは費用を判断できません。安全装備・消耗品・集草・処分・作業時間まで入れて考えましょう。
購入かレンタルか業者依頼かを比べる前に、危険な場所を除いて作業できる範囲を決めることが大切です。
長く保有した場合の税金・管理費・修繕の累計は、こちらでも確認できます。

