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遠方の空き家を草刈りするために帰省する?交通費・休日・業者費用を比較

  • 執筆者の写真: MIRAIU
    MIRAIU
  • 3 日前
  • 読了時間: 14分

親が住んでいた実家が空き家になり、県外で暮らす子どもが管理することがあります。

春になると、

「そろそろ草伸びてるやろな」

と思う。

近所に住んでいれば週末に確認できます。

しかし空き家まで、

車で片道2時間。

高速道路を使って3時間。

新幹線で帰省して、さらに駅から車。

という距離なら話が変わります。

草刈りそのものは2〜3時間で終わったとしても、

往復移動。

道具の積み込み。

現地確認。

草刈り。

刈った草の片付け。

帰宅。

まで含めれば、休日のほとんどを使うことがあります。

さらに、

高速道路料金。

ガソリン代。

食事代。

場合によっては宿泊費。

まで必要です。

そこで迷うのが、

「業者へ頼むより、自分で帰って刈った方が安いんちゃう?」

という判断です。

確かに、近距離なら自分で草刈りする方が費用を抑えられる場合があります。

しかし遠方の空き家では、

草刈り代だけではなく「空き家まで行く費用と時間」

を加えないと、本当の負担が見えません。

この記事では、遠方の空き家へ草刈りのために帰省する場合、

交通費。

作業時間。

年間回数。

道具代。

休日の負担。

まで含めて、業者へ依頼する場合と比較する方法を整理します。

▪️結論|遠方の草刈りは「1回いくら」より年間総額で比較する

遠方の空き家を自分で草刈りするか迷ったら、

業者見積もりが3万円。

自分なら草刈り代0円。

という比較だけでは判断できません。

自分で行く場合は、

・往復交通費


・草刈機や保護具の費用


・消耗品


・草の処分費


・準備から帰宅までの時間


・年間何回現地へ行くのか

まで確認します。

例えば、

往復交通費6,000円。

消耗品2,000円。

現地作業5時間。

往復移動4時間。

なら、

お金だけでも1回8,000円。

さらに、

合計9時間程度を使う

ことになります。

これを年3回続けるなら、

交通・消耗品だけでも年間24,000円。

移動・作業時間は年間27時間。

です。

業者費用と比較するときは、

1回ではなく年間の負担

まで並べます。

▪️① まず空き家までの往復費用を出す

最初に計算するのは草刈機代ではありません。

空き家まで行って帰るのにいくら必要か。

です。

車なら、

高速道路料金。

ガソリン代。

駐車料金。

などがあります。

公共交通機関なら、

新幹線。

特急。

電車。

バス。

レンタカー。

などが必要になる場合があります。

例えば仮に、

高速道路往復 4,000円。

ガソリン 2,500円。

飲み物・食事等 1,000円。

なら、

1回の帰省で7,500円です。

年3回なら、

22,500円。

5年間なら単純計算で、

112,500円。

草刈りそのものにお金を払っていなくても、管理するだけで交通費が積み上がります。

だから遠方管理では、

「自分で刈れば無料」

とは考えません。

▪️② 草刈りだけのために帰省しているのか確認する

同じ交通費7,500円でも、

草刈りだけのために往復する場合と、

他の用事とまとめて帰省する場合では意味が変わります。

例えば帰省した日に、

郵便物確認。

室内換気。

雨漏り確認。

庭木管理。

近隣への挨拶。

給排水確認。

まで行う。

この場合、交通費すべてを草刈りだけの負担として考える必要はありません。

一方、

「草が伸びたと近所から連絡が来たから、急いで草刈りだけしに帰った」

という場合は、

ほぼ草刈り管理のための移動です。

だから、

草刈りと空き家点検を同じ日にまとめられるか

を確認します。

遠方空き家ほど、

管理作業を一つずつ別日に行うと往復回数が増えます。

▪️③ 「草刈り3時間」ではなく家を出てから帰るまでで考える

草刈り時間についても同じです。

現地で草刈機を動かしていた時間だけを見ると、

「3時間で終わった」

となるかもしれません。

しかし実際には、

朝7時に自宅を出る。

2時間移動する。

道具を準備する。

現地確認する。

草を刈る。

途中で休憩する。

刈草を集める。

機械を片付ける。

2時間かけて帰宅する。

という流れになります。

現地作業4時間でも、

一日8〜9時間使っている

ことがあります。

だから遠方の空き家では、

草刈り作業時間

ではなく、

管理のために拘束された総時間

を見ることが重要です。

▪️④ 休日を使う負担も一度数字にする

自分の休日には請求書が来ません。

そのため、

休日8時間を使っても、

「人件費0円」

と考えがちです。

しかし業者依頼と比較するときだけは、自分の時間へ仮の金額を付けると分かりやすくなります。

例えば、

往復交通費7,500円。

消耗品1,500円。

総時間8時間。

休日1時間を仮に1,500円と考える。

とします。

時間の負担は、

8時間 × 1,500円=12,000円。

すると、

7,500円+1,500円+12,000円で、

実質的な負担を21,000円

と考えることができます。

この数字に客観的な正解はありません。

時間を1,000円で見る人もいれば、金額を付けない人もいます。

重要なのは、

時間を0円で見た場合と、時間まで含めた場合の両方を見る

ことです。

▪️⑤ 草刈機を空き家まで毎回運ぶ手間もある

遠方管理では、草刈機をどこへ保管するかも問題になります。

自宅で保管するなら、

毎回車へ積む。

現地で下ろす。

作業後に掃除する。

また持って帰る。

という手間があります。

空き家側へ置いておくなら、

盗難。

湿気。

バッテリー管理。

燃料管理。

長期間使わない機械の状態。

などを確認します。

さらに、

保護具。

鎌。

レーキ。

予備刃。

ゴミ袋。

飲料水。

なども必要になります。

つまり遠方では、

草刈機を持っている=すぐ作業できる

とは限りません。

DIYの道具代・作業時間・処分まで含めた総費用はこちらで整理しています。

空き家の草刈りを自分でするといくらかかる?道具代・作業時間・草の処分まで総費用で比較


▪️⑥ 年2回・3回なら「交通費×回数」が効いてくる

遠方空き家では、1回の交通費より、

年間何回往復するか

の方が重要です。

例えば、

往復交通費8,000円。

年3回。

なら年間24,000円。

5年で120,000円です。

さらに毎回、

消耗品2,000円。

とすれば、

年間6,000円。

5年で30,000円。

交通・消耗品だけで、

5年間15万円。

ここには草刈機購入費も、自分の時間も含めていません。

だから、

「高速代8,000円くらいなら安い」

ではなく、

あと何年間、何回往復するのか

まで掛け算します。

空き家の草刈り回数についてはこちら。

空き家の草刈りは年何回必要?放置すると伸びすぎる時期と管理回数の決め方


▪️⑦ 業者へ頼むなら「立ち会いなし」が使えるか確認する

遠方の空き家で業者へ草刈りを頼むメリットは、

草を刈ってもらえることだけではありません。

自分が現地へ行かなくてよい可能性があること

です。

土地の住所。

面積。

現地写真。

地図。

草丈。

などを伝えることで、現地立ち会いなしで見積もりや作業相談ができる業者もあります。

作業前後の写真を送ってもらえるなら、

自宅にいながら状況を確認できる場合があります。

例えば、

業者料金3万円。

自分で行く交通費8,000円。

自分の休日8時間。

なら、

単純に、

「業者3万円、自分8,000円」

と比較するだけではありません。

3万円を払うことで、

交通。

作業。

片付け。

休日。

をまとめて外注していると考えます。

写真だけで相談する方法はこちら。

草刈り業者は写真だけで見積もりできる?遠方の空き地を立ち会いなしで依頼する方法


〖PR〗遠方の空き家で、草刈りのためだけに毎回帰省している場合は、自分で往復した場合の交通費・時間と業者見積もりを一度比較すると判断しやすくなります。

草刈り110番で草刈り料金を確認する


▪️⑧ 業者見積もりは「草の処分まで含むか」を見る

遠方管理では特に、

草を刈って終わり。

なのか、

刈草を集めて処分までしてくれる。

のかで負担が変わります。

現地へ行かない場合、

「草は刈ったけど庭一面にそのまま残っている」

となれば、売却前などには別の作業が必要になるかもしれません。

だから見積もりでは、

草刈り。

集草。

搬出。

処分。

庭木。

作業後写真。

まで、どこが含まれるか確認します。

費用を比較するときは、

自分で最後まで片付ける場合

と、

業者へ最後まで任せる場合

の条件を揃えます。

草刈り業者の作業範囲はこちら。

草刈り業者はどこまで対応してくれる?依頼できる作業内容を徹底解説


▪️⑨ 近所の人へ毎回頼み続ける方法にも限界がある

遠方の実家では、

「隣のおじさんがついでに刈ってくれる」

ということがあります。

これは非常に助かります。

しかし、

毎年お願いする。

高齢になってもお願いする。

広い土地全体を無償でお願いする。

という状態を前提にし続けるのは難しい場合があります。

また、

どこまで刈るか。

刈草をどうするか。

事故が起きた場合はどうするか。

も曖昧になりやすくなります。

近隣の好意を利用する場合でも、

家族自身の管理方法を別に持っておく

方が安心です。

特に親が亡くなったあとも長期間保有するなら、

誰が管理担当になるのか決めます。

▪️⑩ 「帰省ついで」だった管理が草刈りだけになることもある

親が元気なうちは、

実家へ帰る。

親と話す。

買い物へ連れて行く。

ついでに庭も刈る。

ということがあります。

この場合、草刈りのためだけに帰省している感覚は少ないかもしれません。

しかし、

親が施設へ入った。

親が亡くなった。

実家には誰も住まなくなった。

となると、

草刈りだけのために数時間かけて帰る。

という状態へ変わることがあります。

ここは空き家管理の大きな転換点です。

以前と同じように、

「今まで自分でやってたから」

だけで続けません。

空き家になった時点で、

管理方法そのものを見直す

ことが重要です。

▪️⑪ 年間管理費を出すと業者が高いか判断しやすい

例えば、

自分で管理する場合、

往復交通費 8,000円。

消耗品 2,000円。

年3回。

なら、

年間30,000円です。

ここへ草刈機購入費や自分の時間が加わります。

業者へ頼む場合、

1回25,000円。

年3回なら、

年間75,000円。

数字だけなら自分で行く方が45,000円安く見えます。

しかし自分の場合、

1回8時間。

年3回なら24時間。

使っているとします。

すると、

45,000円の差額で年間24時間を買う

と考えることもできます。

1時間あたりにすると、

約1,875円です。

この金額を高いと思うか、安いと思うかは家庭によって違います。

だから、

業者の金額だけを見て高いと判断しない

ことが大切です。

▪️⑫ 夫婦・兄弟で管理しているなら人間関係の負担も見る

空き家管理では、

「今月は兄が行く」

「次は妹が行く」

というように家族で分担することがあります。

最初はうまくいっていても、

仕事。

子育て。

介護。

家族の予定。

などで、だんだん負担感が変わることがあります。

すると、

「なんで自分ばっかり草刈りしてるん?」

という問題になります。

草刈りそのものより、

誰が時間と交通費を負担するか

で家族が揉めることもあります。

だから相続前・生前整理の段階で、

管理担当。

費用負担。

今後保有する期間。

を話しておくことが重要です。

▪️⑬ 5年・10年続けるなら「草刈りする方法」だけ考えない

例えば年間管理費が、

草刈り 6万円。

固定資産税等 2万円。

交通費 3万円。

その他修繕・保険等 4万円。

合計15万円。

だとします。

5年なら、

75万円。

10年なら、

150万円。

もちろん実際の金額は空き家ごとに違います。

しかし、

「今年の草刈りどうしよう」

だけを毎年繰り返していると、長期負担が見えません。

子どもが将来住む。

数年後に利用する。

という予定があるなら、管理費を払う意味があります。

一方、

誰も住まない。

貸す予定もない。

売却する予定も決めていない。

という空き家なら、

草刈り方法より、空き家を保有し続ける理由

を確認します。

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▪️⑭ 売却予定なら草刈り回数を減らせる可能性もある

空き家を売却する場合、

これから10年間管理する前提ではなくなります。

例えば、

売却査定。

媒介契約。

写真撮影。

内見。

引渡し。

まで半年程度を想定するなら、

その期間に必要な草刈りだけ考えます。

売却時期によっては、

写真撮影前。

内見前。

の1〜2回で済む場合もあります。

つまり、

売却することで草刈り費用をゼロにする

というより、

今後何年間も続く草刈り義務そのものを終わらせる

という考え方です。

ただし、

草を完璧に刈ってからでないと査定できない。

とは限りません。

まず現在の状態で査定相談し、その後に必要な管理だけ行います。

▪️遠方の空き家を自分で草刈りするか決める6つの数字

最後に、次の6つを出します。

・① 1回の往復交通費


・② 草刈り消耗品・処分費


・③ 家を出てから帰るまでの総時間


・④ 年間の草刈り回数


・⑤ 業者へ同条件で依頼した場合の費用


・⑥ あと何年間保有する予定か

例えば、

往復交通費 8,000円。

消耗品 2,000円。

総時間 8時間。

年3回。

業者料金 1回25,000円。

あと5年保有。

とします。

自分で行く場合のお金だけなら、

10,000円 × 年3回 × 5年。

15万円。

業者なら、

25,000円 × 年3回 × 5年。

37万5,000円。

差額は22万5,000円です。

一方、自分で行く時間は、

8時間 × 年3回 × 5年。

120時間。

です。

つまり、

22万5,000円節約する代わりに120時間使う。

という比較になります。

ここまで数字を出して初めて、

自分でやる方がいい。

業者へ任せたい。

売却も考えたい。

という判断がしやすくなります。

▪️よくある質問|遠方の空き家の草刈り

Q.遠方でも自分で草刈りした方が安いですか?

道具を持っていて交通費が安ければ、自分で行う方がお金だけでは安くなる場合があります。

ただし往復時間、年間回数、刈草処分まで含めて比較してください。

Q.草刈り業者に頼む場合、立ち会いは必要ですか?

業者や土地の状況によります。

住所・写真・地図などから相談でき、立ち会いなしで対応できる場合もあります。

Q.草刈りだけのために帰省するのは年何回くらいですか?

土地によって必要回数は異なります。

草の伸び方、地域、道路・隣地への影響を確認して決めます。

Q.近所の人にお願いしてもいいですか?

双方が合意して行うこと自体は考えられます。

ただし長期間無償で任せ続ける前提にせず、家族自身の管理方法も決めておく方が安心です。

Q.空き家を売るなら草刈りしてから査定した方がいいですか?

必ずしも最初に草刈りする必要があるとは限りません。

まず現況で査定相談し、草刈りによって売却条件がどう変わるか確認してから費用をかける方法があります。

Q.毎年業者へ頼むなら売却した方がいいですか?

草刈り代だけでは決まりません。

今後利用する予定、年間維持費、売却価格、保有期間などを並べて判断します。

▪️まとめ|遠方の草刈りは「交通費+休日+回数」で判断する

遠方に空き家があると、

「業者へ2万円払うくらいなら、自分で帰って刈る」

と思うことがあります。

実際、自分で行った方がお金を抑えられるケースはあります。

しかし、

高速道路。

ガソリン。

道具。

消耗品。

草の処分。

往復時間。

休日。

まで考えると、差が小さくなることがあります。

さらに重要なのが、

それをあと何年続けるのか。

です。

1回だけなら大きな負担ではありません。

しかし、

年3回。

5年間。

なら15回です。

1回8時間なら、

120時間。

草刈り管理に使うことになります。

だから遠方空き家では、

業者料金を見る。

高いから自分でやる。

ではありません。

まず、

自分で行った場合の交通費。

年間回数。

総時間。

を出す。

次に業者見積もりを取る。

立ち会いなしで依頼できるか確認する。

そして、

今後も保有する意味があるか。

まで確認します。

草刈りのために帰省すること自体が悪いわけではありません。

ただ、

「今までそうしてきたから」

という理由だけで何年も続けないことです。

自分でやる。

業者へ任せる。

売却する。

それぞれの年間負担を並べる。

これが、遠方の空き家を管理するときの判断順です。

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