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空室が続いたらライバル物件をどう調べる?地方賃貸で比較したい家賃・設備・駐車場の見方

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
8月22日
読了時間: 4分

更新日:1 日前

※本記事には広告・PRを含みます。


空室が続くと、近所の物件を片っ端から見て家賃を下げたくなります。しかし距離が近いだけで競合とは限りません。


同じ世帯人数、同じ予算、同じ車利用など、同じ入居者が両方を候補にする物件を比較します。家賃だけでなく初期費用、設備、駐車場、写真まで条件をそろえて見ます。



▪️① 競合は「同じ入居者が迷う物件」で決める

2DKと1K、ファミリー戸建と単身アパートでは、近くても入居者層が違います。間取り、家賃帯、世帯人数、通勤・通学条件をそろえて競合を選びます。


物件そのものが似ているかより、同じ人が比較候補に入れるかを基準にします。




▪️② 家賃だけでなく初期費用まで比較する

月額家賃が同じでも、敷金、礼金、保証料、フリーレントなどで入居時負担は変わります。募集画面で表示される総負担を比較します。


家賃を下げる前に、初期費用の差が問い合わせへ影響していないかを確認します。



▪️③ 地方では駐車場条件を必ず比較する

車利用が多い地域では、駐車場1台込みか2台可能か、2台目料金はいくらかで候補から外れることがあります。敷地内で停めやすいかも確認します。


家賃が少し高くても駐車場2台込みなら、家計全体では競争力がある場合があります。




▪️④ 設備は数ではなく入居者が使うものを比べる

無料インターネット、エアコン、追い焚き、モニターホンなど、地域と入居者層によって重視される設備は変わります。競合が持つ設備を全部追加すればよいわけではありません。


設備投資前に、客付け会社へ不足している条件を確認します。



▪️⑤ 国交省調査も賃貸選択が複数条件で行われることを示す

国土交通省の令和7年度住宅市場動向調査では、民間賃貸住宅へ入居した世帯も対象に住宅選択の実態を調査しています。全国・都市圏の調査結果を地方へそのまま当てはめるのではなく、比較項目を考える参考にします。


地域の客付け会社から得る実務情報と、公開されている募集条件を合わせて判断します。




▪️⑥ 比較後は家賃・設備・募集方法の順に改善する

競合より弱い点が分かったら、すぐ全面リフォームへ進まず、家賃、初期費用、写真、設備の順で費用対効果を見ます。小さな改善で反応が変わる場合があります。


空室対策や募集管理を自分だけで抱えるのが難しい場合は、外部管理を使う方法も比較できます。


競合調査、募集、入居中管理まで自分だけで回すのが難しい場合は、築古・空き家の運用管理を外へ任せられる範囲も確認すると判断しやすくなります。




競合調査では、掲載家賃だけでなく空室期間、写真、設備、駐車条件、募集時期を揃えて見ます。長く残っている物件を相場の基準にせず、決まりやすい物件との違いを確認して自分の募集条件へ反映します。


■ 空き家を貸す判断



競合を見るときは、現在掲載中の物件だけでなく、長く残っている物件と早く決まった物件を分けます。家賃が近くても、駐車場、設備、写真、初期費用、募集時期が違えば成約しやすさは変わります。自分の物件に近い条件だけを残し、管理会社から問い合わせ・内覧の反応も聞いて募集条件へ反映します。


問い合わせは多いのに申込みが少ない競合がある場合は、内覧時の印象や設備、周辺環境など掲載情報だけでは分からない弱点がある可能性があります。逆に早く決まる物件は、家賃だけでなく写真の分かりやすさや駐車のしやすさ、初期費用の見せ方が影響していることがあります。競合の『価格』ではなく『決まりやすさの理由』を見ることが重要です。


▪️⑦ 競合物件を調べる判断順

判断は、①現状確認、②原因整理、③費用・家賃、④需要・反響、⑤管理、⑥将来予定、⑦最終判断の順です。


最初に、現在の空室や修繕の原因を分けて確認します。


次に、費用を掛けた場合と条件を変えた場合の年間手残りを比較します。


最後に、賃貸継続だけでなく売却や管理変更へ戻れる出口を確認して決めます。


▪️⑧ Q&A

Q. 近所の物件は全部競合ですか?


A. 同じ入居者が比較する物件が競合です。間取り、家賃帯、世帯人数、車利用などをそろえます。



Q. 競合より家賃を安くすれば決まりますか?


A. 必ずではありません。初期費用、駐車場、設備、写真など他の条件も確認します。



Q. 設備を増やす前に何を確認しますか?


A. 客付け会社へ申込みが止まる理由を聞き、競合との差と設備費を比較します。



▪️⑨ まとめ

地方賃貸の競合調査は、近い物件ではなく同じ入居者が比較する物件を選びます。家賃、初期費用、設備、駐車場、写真を同じ表で比較します。


比較後は、空室損に対して最も費用対効果が高い改善から試します。家賃値下げや大規模工事を最初の一手にしないことが重要です。



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