第37回 家賃を下げても決まらない理由|入居者が本当に見ている3つのポイント
- MIRAIU

- 2025年12月7日
- 読了時間: 3分
更新日:5月10日
空室が長引いたとき、
「家賃を下げれば決まるんちゃう?」
と思われがちですが、実際はそう単純ではありません。
家賃を下げても反応が変わらない物件には、
“家賃以外の決まらない理由” が必ず隠れています。
今回は、入居者が実際に気にしているポイントをわかりやすく解説します。
① 室内の“第一印象”で落ちている
内見の最初の数秒で、
その部屋の印象がほぼ決まります。
特に多いのがこの3つ:
玄関の暗さ・生活臭
水回り(洗面・トイレ)の古さ
壁紙の汚れや色あせ
家賃が安くても、
「ちょっと嫌やな…」と感じたら候補から外れます。
▶︎ 改善コスト
玄関照明のLED化 3,000円
換気+消臭剤 1,000円
シャワーヘッド交換 2,000〜3,000円
安い改善でも印象は一気に変わる。
② “条件のズレ” が入居者の生活と合っていない
入居者が求める条件と、
物件の強みが一致していないパターン。
例:
単身向けエリア → 追い焚きは不要、Wi-Fi無料のほうが強い
生活保護エリア → 家賃帯が少し高い
若い層が多い → 室内洗濯機置場が必須
車社会の地域 → 駐車場が遠いと一撃アウト
家賃よりも “暮らしのしやすさ” が優先されるため、
このズレがあるといくら安くしても決まりにくい。
③ そもそも“反響が少ない”状態になっている
内見が来ない物件は、
現地より「ネットの戦い」で負けていることが多い。
よくある原因は:
写真が暗い
広さが伝わらない
説明文が少ない
同じ家賃帯にもっと魅力的な競合がある
つまり、
候補に入ってすらいない 状態。
▶︎ 反響UPの対策
午前中の明るい時間に写真を撮る
収納・水回り・窓の位置など“情報を増やす”
コンロ・照明など小型設備の追加
反響が増えれば、家賃を下げなくても動き出す。
まとめ:安易な値下げより“ポイント改善”が圧倒的に効果的
空室が長引いたとき、
「家賃を下げる」という選択は最後でOK。
それよりも、
室内の第一印象
入居者との条件の一致
ネットでの見られ方(反響数)
この3つを改善するほうが
コストが安く、効果が大きい。
賃貸は“細かい改善”が入居者の決断に直結します。
家賃だけでは勝負が決まらない時代だからこそ、
ポイントを押さえた対策が大切です。
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