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売れない土地を相続するといくらかかる?税金・管理費・処分費用を徹底解説

  • 執筆者の写真: MIRAIU
    MIRAIU
  • 8月9日
  • 読了時間: 9分

▪️売れない土地を相続すると「土地代以外のお金」がかかる


親から土地を相続した。

しかし、自分では使わない。

売ろうとしても買い手が見つからない。

そんな土地を所有すると、

「この土地、持っているだけでいくらかかるんだろう?」

という問題が出てきます。

土地は購入しなくても、相続によって所有者になることがあります。

そして土地価格がほとんど付かなくても、

所有・管理・処分にはお金がかかる可能性があります。

特に注意したいのが、

「売れないから放置しておけばいい」

と考えてしまうことです。

年間の負担は小さくても、10年、20年と積み重なると大きな金額になる可能性があります。


▪️結論|「今の処分費」と「将来の保有費」を比較する


売れない土地を相続したときは、

単純に、

「処分するのにいくらかかる?」

だけで判断しないことが重要です。

比較したいのは、

① 今すぐ手放すために必要な費用

と、

② このまま10年・20年所有した場合の費用

です。

例えば年間5万円の負担なら、

10年間で50万円。

20年間で100万円。

30年間なら150万円です。

今50万円かけて手放した方が、長期的には負担が少なくなるケースもあります。

ただし、その前に、

本当にお金を払わなければ手放せない土地なのか

を確認しましょう。


▪️費用① 固定資産税など


土地を所有すると、土地の評価や条件に応じて固定資産税などがかかる場合があります。

ここでよくあるのが、

「年間1万円くらいだから放置してもいいか」

という判断です。

年間1万円なら、

10年で10万円。

30年なら30万円。

さらに、その間に次の相続が発生すれば、今度は子どもが土地を引き継ぐ可能性があります。

税額が小さいからといって、

土地問題そのものが小さいとは限りません。


▪️費用② 草刈り・樹木などの管理費


地方の土地や山林などで意外と負担になるのが管理費です。

例えば、

・草刈り


・樹木の剪定


・倒木対策


・現地確認


・不法投棄への対応

などです。

自分で管理すれば業者への支払いを減らせます。

しかし遠方なら、

交通費+時間

も必要になります。

土地を相続するときは、税金だけではなく、

年間で実際にいくら維持費が必要なのか

を確認しましょう。


▪️費用③ 測量費


売却や土地の整理を進める中で、

境界が分からない

ことが問題になる場合があります。

特に、

・昔から所有している土地


・山林


・原野


・広い土地


・境界標が見つからない土地

などでは注意が必要です。

状況によって測量などが必要になれば、土地そのものの価値に対して大きな費用になる可能性があります。

例えば、

土地価格30万円なのに、手放すための調査や測量にそれ以上かかる

ということも考えられます。

だからこそ、

先に測量するのではなく、まず出口を確認する

ことが重要です。


▪️費用④ 古家があれば解体費用


相続した土地に古い実家や空き家が残っている場合、

大きな負担になりやすいのが解体費です。

例えば、

土地価格100万円

に対して、

解体費200万円

なら、

解体して100万円で土地が売れても単純計算では持ち出しになります。

そのため、

「売るなら更地にしないと」

と最初から決めないこと。

古家付きのまま売却できる可能性もあります。

👉 空き家を解体する前に査定するべき理由


▪️費用⑤ 売却にも費用がかかる場合がある


土地を売却できたとしても、売却価格がそのまま手元に残るとは限りません。

条件によって、

・仲介手数料


・登記関係費用


・測量費


・残置物処分費


・解体費


・税金

などが関係する可能性があります。

重要なのは、

「いくらで売れるか」ではなく「最終的にいくら残るか」

です。

土地価格が低い場合ほど、諸費用の影響が大きくなります。


▪️それでも「売却できる」なら最も分かりやすい


処分費用が気になる土地でも、

売却できれば話は大きく変わります。

例えば、

有料引き取り:50万円を支払う

のと、

専門買取:20万円で売却する

のでは、

単純な差額は70万円です。

だから、

「売れない土地=処分費を払う」

とすぐに考えないことが重要です。

まず売却できる可能性を確認します。


▪️一般の不動産会社に断られても専門買取を確認する


※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。

一般仲介では扱いにくい土地でも、専門事業者なら相談できる可能性があります。

例えば、

・長期間売れない土地


・相続した不要な土地


・古家付き土地


・地方の不動産


・一般市場では需要が少ない不動産

などです。

特に、

「50万円払ってでも手放したい」

という状態まで来ているなら、その前に専門買取を確認しておきましょう。

価格が付けば、

処分費を払う側から、売却代金を受け取る側

に変わる可能性があります。


他社で断られた土地・訳あり不動産の買取相談はこちら


▪️相続土地国庫帰属制度にも費用がかかる


相続などによって取得した土地なら、

相続土地国庫帰属制度

を利用できる可能性があります。

しかし、

「国へ無料で返せる制度」

ではありません。

申請時には審査手数料が必要です。

さらに承認された場合には、土地の種類などに応じた負担金を納付します。

また、制度を利用できる状態にするために別途費用が発生する可能性もあります。

そのため、

国庫帰属なら必ず一番安い

とは限りません。


▪️有料引き取りサービスはいくらなら利用する価値がある?


どうしても売れない土地については、

所有者がお金を支払って土地を引き取ってもらうサービスを検討する場合があります。

例えば、

有料引き取りに50万円。

年間維持費5万円。

だとします。

この土地を今後20年間所有すれば、

5万円×20年=100万円

です。

単純計算なら、50万円で確実に手放せるのであれば長期保有より負担が少なくなる可能性があります。

ただし、

本当に所有権が移転するのか

追加費用はないのか

契約内容に問題はないのか

などを十分確認してください。


👉 土地を引き取ってくれる業者についてはこちら


▪️0円で譲渡できれば処分費を抑えられる可能性もある


土地を必要としている人が見つかれば、

無償譲渡

という方法もあります。

売却代金は得られませんが、有料で処分するより負担を抑えられる可能性があります。

特に、

・隣地所有者


・近隣住民


・土地を活用したい個人


・事業者

などに需要がないか確認してみましょう。

ただし無償譲渡でも、登記などに費用が発生する場合があります。


👉 土地をタダでもらってくれる人を探す方法


▪️相続した山林・原野は特に長期コストを見る


山林や原野では、

土地価格そのものが低いケースがあります。

それでも、

・樹木管理


・現地確認


・境界問題


・将来の相続

などの問題は残ります。

「年間数千円しかかからない」

としても、

子ども、孫まで何十年も所有する可能性

まで考えると話は変わります。


👉 相続した山林・原野を手放す方法はこちら


▪️売れない土地の費用は「3つ」に分けて考える


分かりやすく整理すると、

① 毎年かかるお金

固定資産税など


草刈り


管理費


交通費

② 手放すためのお金

測量


解体


登記


残置物処分など

③ 将来発生する可能性があるお金

建物修繕


樹木管理


次の相続


その他の維持管理

です。

土地を持ち続けるか判断するときは、

①だけでなく②③まで見る

ことが重要です。


▪️10年・20年の保有費を一度計算してみる


例えば、

固定資産税など:年間2万円

草刈り・管理:年間3万円

合計:年間5万円

なら、

10年=50万円

20年=100万円

30年=150万円

です。

もちろん実際の費用は土地によって大きく異なります。

しかし一度数字にすると、

「持っておく方が安いのか、今手放す方が安いのか」

判断しやすくなります。


▪️損を減らすためのおすすめ順序


相続した売れない土地なら、

① 年間維持費を確認

② 現在の査定価格を確認

③ 通常売却を検討

④ 専門買取へ相談

⑤ 隣地への売却・無償譲渡を検討

⑥ 国庫帰属の条件と費用を確認

⑦ 有料引き取りと長期保有費を比較

という順番がおすすめです。

ポイントは、

費用を払う前に「売れる可能性」を確認すること。

ここを逆にしないようにしましょう。


▪️子どもへ相続させる場合も費用を考える


今の自分にとって年間数万円の負担なら、

「そのままでいい」

と思うかもしれません。

しかし自分が亡くなれば、次は子どもが管理することになります。

子どもも使わなければ、

同じ問題がそのまま次世代へ移るだけ

です。


👉 いらない土地を子どもに相続させたくない場合はこちら

相続した不動産全体について確認したい場合はこちら。


▪️よくある質問


Q. 売れない土地を持っているだけでお金はかかりますか?

土地の条件によって固定資産税などがかかるほか、草刈りや樹木管理、現地確認などの費用が発生する可能性があります。


Q. 相続した土地をすぐ売れば費用はかかりませんか?

売却時にも仲介手数料や登記、測量などの費用が関係する場合があります。土地ごとに確認が必要です。


Q. 国へ返すのは無料ですか?

相続土地国庫帰属制度には審査手数料があり、承認後には負担金も必要です。


Q. お金を払って土地を処分するしかありませんか?

いいえ。通常売却、専門買取、隣地への売却、無償譲渡などを先に確認しましょう。


Q. 年間の固定資産税が安ければ持ち続けてもいいですか?

税金だけでなく管理費や将来の相続まで含めて判断することが重要です。


▪️まとめ|土地価格より「これからいくらかかるか」を見る


売れない土地を相続すると、

土地そのものに値段が付かなくても、

所有し続けるためのお金

がかかる可能性があります。

税金。

草刈り。

管理。

測量。

解体。

そして将来の相続。

一つひとつは小さくても、何十年と積み重なれば大きな負担になります。

だから、

「土地がいくらで売れるか」

だけではなく、

「この土地をあと20年持ったらいくらかかるか」

まで考えてみましょう。

そして重要なのは、

お金を払って処分する前に、売却できる可能性を確認すること。

一般市場で売れなくても、専門買取なら価格が付くかもしれません。

それでも難しければ、

無償譲渡。

国庫帰属。

有料引き取り。

と出口を広げていけばいいのです。

売れない土地は、放置するほど問題が消えるとは限りません。

一度費用を数字にしてみる。

それだけでも、手放すべきタイミングが見えてきます。


売れない土地・処分に困る土地の総合ガイド


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