冬だけガス代が高いのはなぜ?「使用量」と「単価」を分けて確認する方法
- MIRAIU

- 4月15日
- 読了時間: 18分
更新日:1 日前
夏はそれほど気にならなかった。
ところが12月、1月、2月になると、
「ガス代めちゃくちゃ上がってるやん」
となることがあります。
例えば、
先月より5,000円高い。
夏と比べると倍近い。
毎年冬だけ高くなる。
すると、
「ガス会社の単価が上がった?」
「給湯器が壊れてる?」
「プロパンだから高い?」
と不安になるかもしれません。
結論からいうと、
冬のガス代を確認するときは、請求額だけを見ないことが重要です。
最初に見るのは、
ガスの使用量。
その次に、
料金単価やその他の料金項目。
です。
冬は水温が低くなるため、同じ温度のお湯を作るにも夏より多くのエネルギーが必要になります。
さらに、
湯船を使う。
シャワーが長くなる。
追い焚きをする。
ガス暖房を使う。
という生活の変化が重なると、使用量が増えることがあります。
一方、
使用量はほとんど変わっていない。
なのに請求額だけ大きく増えた。
という場合。
今度は料金単価や請求内容を確認します。
つまり、
冬だから高い。
だけで終わらせず、
「使った量が増えたのか」「1単位あたりの料金等が変わったのか」
を分けます。
この記事では、
「毎年冬になるとガス代が高くなる理由と、請求書のどこを見れば原因を切り分けられるか」
に絞って整理します。
空き家・相続・不動産全体はこちらです。
都市ガスとLPガスそのものの違いはこちらです。
※本記事には広告・PRを含みます。
ㅤ
ㅤ
▪️結論|冬のガス代が高かったら「円」より先に使用量を見る
ㅤ
例えば、
夏。
ガス代5,000円。
冬。
ガス代10,000円。
だった。
これだけを見ると、
ガス代が2倍になった
ということしか分かりません。
そこで請求書やWeb明細から、
使用量を確認します。
例えば説明用として、
夏。
5㎥。
冬。
10㎥。
だった。
なら、まず使用量自体が増えています。
一方、
夏。
8㎥。
冬。
9㎥。
なのに料金が大きく増えている。
なら、使用量以外の要因も確認します。
つまり、
請求額→使用量
の順ではなく、
使用量→料金
の順で見る。
これが原因を切り分けやすい方法です。
ㅤ
ㅤ
▪️原因①|冬は水道水が冷たくなり、お湯を作るためのエネルギーが増える
ㅤ
冬のガス使用量が増える代表的な理由が、
給湯前の水温。
です。
例えば同じ40℃のお湯を作るとしても、
もとの水が25℃。
なら15℃上げればいい。
一方、
もとの水が10℃。
なら30℃上げる必要があります。
※単純化した説明例です。実際の水温・機器効率・使用条件等によって異なります。
つまり、
同じ量。
同じ40℃。
のお湯を使っていても、冬の方が給湯に必要なエネルギーが増えることがあります。
これが、
「生活はそんなに変えてないのに冬だけ使用量が増える」
理由の一つです。
ただし、
冬になったら必ずガス使用量が2倍になる
という意味ではありません。
地域。
水温。
給湯温度。
使用量。
によって変わります。
ㅤ
ㅤ
▪️「冬は2〜3倍が普通」は削除する
ㅤ
旧記事では、
冬はガス使用量が2〜3倍になるのが普通
としていました。
ここは修正します。
確かに冬は給湯に必要なエネルギーが増え、さらに暖房等を使う家庭ではガス使用量が大きく増えることがあります。
でも、
一人暮らし。
4人家族。
都市ガス。
LPガス。
ガス暖房あり。
給湯だけガス。
では条件が全く違います。
だから、
1.5倍。
2倍。
3倍。
という数字だけで、
正常。
異常。
を判断しません。
自分の前年同月と比較する。
これが一番使いやすい方法です。
ㅤ
ㅤ
▪️夏と冬より「去年の同じ月」と比べる
ㅤ
例えば、
8月5,000円。
1月10,000円。
だった。
夏と冬では条件が大きく違うため、
この差だけでは判断しにくくなります。
そこで、
去年1月。
今年1月。
を比較します。
さらに、
請求額だけでなく使用量も見ます。
例えば、
去年1月。
12㎥。
今年1月。
13㎥。
なら使用量は大きく変わっていません。
反対に、
去年1月。
12㎥。
今年1月。
20㎥。
なら生活・機器・暖房利用など、使用量が増えた理由を確認します。
同じ季節・同じ世帯条件で比較する。
これで原因をかなり絞れます。
ㅤ
ㅤ
▪️原因②|冬は「お湯を作る条件」だけでなく使う量も増えやすい
ㅤ
水温だけではありません。
冬になると、
シャワーを長く浴びる。
毎日湯船へ入る。
お湯が冷めて追い焚きする。
洗面や台所でも温水を使う。
という家庭があります。
つまり冬は、
1リットルのお湯を作るために必要なエネルギーが増える
だけでなく、
使うお湯そのものが増える
ことがあります。
この二つが重なると、ガス使用量が大きく増えることがあります。
だから、
「夏と同じ生活してるつもり」
でも一度、
入浴方法。
シャワー時間。
湯船。
追い焚き。
を振り返ります。
ㅤ
ㅤ
▪️シャワー時間は「何分減らせば○円」と固定しない
ㅤ
旧記事では、
シャワーを短くする。
追い焚きを減らす。
温度を下げる。
だけで、
数千円変わる
という書き方でした。
でも、どれだけ減るかは家庭によって違います。
例えば、
毎日長時間シャワーを使っていた家庭。
と、
もともと短時間しか使わない家庭。
では効果が違います。
だから節約を考えるときも、
「これをすれば月3,000円」
ではなく、
実際の使用量が翌月どう変わったか
を確認します。
ㅤ
ㅤ
▪️原因③|ガス暖房を使い始めると給湯以外の使用量が増える
ㅤ
冬になって初めて使う設備があります。
例えば、
ガスファンヒーター。
ガス床暖房。
などです。
夏は、
給湯。
調理。
だけだった。
冬は、
給湯。
調理。
暖房。
になった。
なら、ガスの使用先自体が増えています。
特に、
「お風呂の使い方は変えてないのに今年だけ使用量が多い」
という場合。
ガス暖房をいつから使い始めたかも確認します。
逆に暖房は全部エアコン。
ガスは給湯・調理だけ。
なら、暖房用ガスは原因から外せます。
自宅で何にガスを使っているのか。
を最初に整理すると分かりやすくなります。
ㅤ
ㅤ
▪️原因④|請求期間の日数が違うこともある
ㅤ
使用量だけを見る前に、
検針期間も確認します。
例えば、
前月。
28日分。
今月。
34日分。
だった。
なら、一日あたりの使用量がほぼ同じでも今月の総使用量は増えます。
年末年始。
検針日の関係。
などで請求期間が毎回完全に同じとは限りません。
だから、
「先月より3㎥増えた」
だけではなく、
何日分の請求か
を見るとさらに正確です。
比較するなら、
1日あたり使用量。
まで見る方法があります。
例えば、
12㎥÷30日。
と、
15㎥÷35日。
なら、総量だけで見るほど大きな差ではないかもしれません。
ㅤ
ㅤ
▪️原因⑤|使用量が同じなのに高いなら料金側を見る
ㅤ
ここからは、
冬の使用量がほとんど増えていない。
という場合です。
例えば、
去年1月。
10㎥。
今年1月。
10㎥。
なのに今年の請求額が大きく高い。
この場合は、
使用量では説明できません。
そこで料金明細を確認します。
見る場所は契約によって異なりますが、
・基本料金
・使用量に応じた料金
・単価や調整額
・設備料金等の別項目
などです。
都市ガス。
LPガス。
でも料金の仕組みは違います。
まず自分がどちらを使っているのか確認します。
ㅤ
ㅤ
▪️都市ガスは「使用量が同じ=毎月完全に同額」とは限らない
ㅤ
都市ガスでも、
同じ10㎥使えば永久に同じ請求額。
とは限りません。
契約している料金メニュー。
原料価格等を反映する調整。
各種支援・値引き。
などによって単価が変わる場合があります。
だから、
今年1月。
去年1月。
の使用量が同じなのに料金が違う場合は、
請求書に記載された単価・調整項目等を確認します。
「冬だから単価が上がった」
と決めつけるのではなく、
実際に料金単価が変わっているか。
を見ます。
ㅤ
ㅤ
▪️LPガスは「ガス代総額」だけでなく内訳を見る
ㅤ
LPガスの場合も、
「今月12,000円」
だけでは判断しにくくなります。
請求書や料金表で、
基本部分。
使用量に応じた部分。
設備料金等が表示されていればその項目。
を確認します。
例えば、
使用量が大きく増えた。
なら冬の給湯等を確認。
使用量は変わらない。
でも従量料金の単価等が変わっている。
なら契約しているLPガス会社へ確認。
という順番です。
LPガスは会社・契約によって料金設定が違うため、
隣の家と同じ使用量だから同じ料金になる
とは限りません。
ㅤ
ㅤ
▪️LPガスの「設備料金」があるだけで違法とは決めない
ㅤ
明細を見ると、
設備料金
という項目がある。
そこで、
「これ違法ちゃうん?」
と思うかもしれません。
しかし、
設備料金という欄が存在する。
という事実だけで判断しません。
契約時期。
住宅形態。
何の費用なのか。
などによって確認する内容が変わります。
まず、
「この設備料金は何の費用ですか?」
とLPガス会社へ確認します。
特に賃貸住宅では、2025年からLPガス料金の表示・設備費用の扱いに関するルールが変更されています。
昔聞いた、
「給湯器やエアコンが無料だから、その分ガス代へ上乗せされるのは普通」
という説明を、そのまま現在の制度として使わない方がいいでしょう。
ㅤ
ㅤ
▪️賃貸のLPガスなら自分だけで会社変更できない場合がある
ㅤ
賃貸アパートで、
「ガス代高いから別会社へ変えよう」
と思う。
しかし集合住宅では、建物全体でLPガス会社が決められている場合があります。
そのため入居者一人だけで自由に切り替えられないことがあります。
この場合は、
まず現在の料金表・契約内容を確認します。
そのうえで、
管理会社。
オーナー。
LPガス会社。
へ相談します。
戸建てと集合住宅では、
ガス会社変更の自由度が同じとは限りません。
ガス会社変更についてはこちらです。
ㅤ
ㅤ
▪️「プロパンだから冬は高い」だけでは原因にならない
ㅤ
LPガス物件に住んでいる。
冬に請求額が高かった。
そこで、
「プロパンやから仕方ない」
と終わらせる。
これも少し早いです。
まず、
使用量がどれくらい増えたか。
を見ます。
例えば、
夏5㎥。
冬15㎥。
なら、冬の使用量増加が請求額に大きく関係している可能性があります。
一方、
夏5㎥。
冬6㎥。
なのに料金が大きく違う。
なら料金設定も確認します。
ガス種別の問題と、冬の使用量増加を分ける。
ここが重要です。
都市ガスとLPガスの比較はこちらです。
ㅤ
ㅤ
▪️三重県の賃貸なら家賃だけでなくガス料金も確認する
ㅤ
三重県では、
都市ガスが利用できる物件。
LPガスの物件。
があります。
例えば、
家賃5万円。
という同じ条件でも、
給湯方式。
ガス種別。
料金プラン。
によって入居後の光熱費は違います。
だから部屋探しでは、
家賃。
共益費。
駐車場。
だけでなく、
ガス種別と料金情報
も確認すると、冬の請求額を想像しやすくなります。
三重県でのガス種別はこちらです。
ㅤ
ㅤ
▪️「給湯設定温度を下げれば必ずガス代が下がる」ではない
ㅤ
旧記事では、
給湯温度を少し下げればガス代節約
としていました。
これも少し単純すぎます。
例えば、
給湯器を60℃に設定。
蛇口側で水を混ぜて42℃にして使う。
場合。
と、
給湯器を42℃に設定。
そのまま42℃で使う。
場合。
最終的に使うお湯の量と温度が同じなら、温めるために必要なエネルギーも大きくは変わらない考え方になります。
だから節約を見るなら、
設定温度だけでなく、
実際に使う湯量と最終的なお湯の温度
を見ます。
「60℃から42℃設定にしたから絶対○円安くなる」
とは固定しません。
ㅤ
ㅤ
▪️節約するなら「お湯を作った量」を減らせないか考える
ㅤ
冬の給湯使用量を見直すなら、
分かりやすいのは、
実際に使うお湯の量です。
例えば、
シャワーを出したままにする時間。
湯船のお湯が冷めて何度も追い焚きする。
必要以上のお湯を張る。
といった部分です。
ここを一つずつ見直します。
大切なのは、
寒い冬に無理して入浴を我慢することではありません。
使っていないお湯を減らす。
ところから見ます。
ㅤ
ㅤ
▪️湯船を使うなら「毎回冷め切ってから追い焚き」を減らせないか見る
ㅤ
家族4人。
入浴時間がバラバラ。
最初の人。
18時。
最後の人。
23時。
となる。
すると、お湯が冷めて追い焚きすることがあります。
この場合、
家族の入浴時間を近づける。
浴槽のふたを使う。
など、冷めにくくする工夫も考えられます。
ただし、
「追い焚き1回○円」
のような全国共通額では判断しません。
給湯器。
浴槽。
水量。
温度差。
ガス単価。
によって変わるからです。
翌月の使用量で確認します。
ㅤ
ㅤ
▪️給湯器が10年以上なら「ガス代が高い原因」と即断しない
ㅤ
旧記事では、
10年以上使用。
↓
効率が悪い。
↓
交換すれば改善。
という流れでした。
ここも修正します。
給湯器は製品によって効率が違います。
新しい高効率タイプへ交換することで、ガス使用量を抑えられる場合もあります。
しかし、
10年経った瞬間に燃費が急激に悪化して冬のガス代が倍になる
とは言えません。
だから、
「今月高かった」
↓
「給湯器が古いから交換」
とは進めません。
まず、
使用量。
料金単価。
生活の変化。
を確認します。
そのうえで、
給湯器のエラー。
お湯の温度が安定しない。
異音。
故障。
などがあるなら点検・交換を検討します。
ㅤ
ㅤ
▪️ガス代節約だけで給湯器交換費を回収できるとは限らない
ㅤ
例えば、
新しい給湯器へ交換。
30万円。
年間ガス代が一定額下がる。
としても、
交換費用を何年で回収できるかは家庭によって違います。
さらに給湯器交換には、
故障防止。
快適性。
給湯能力。
など、光熱費以外の理由もあります。
だから、
ガス代が高い=即交換
ではなく、
設備更新時期。
現在の不具合。
交換費。
期待できる省エネ効果。
を合わせて判断します。
ㅤ
ㅤ
▪️今年だけ急に高いなら「冬だから」で済ませない
ㅤ
毎年冬。
8,000円前後。
だった。
でも今年だけ、
18,000円。
になった。
こういう場合。
「冬だからやな」
だけで終わらせずに確認します。
まず、
今年の使用量。
去年同月の使用量。
を比べます。
使用量が大きく増えているなら、
生活人数。
入浴。
暖房。
新しいガス機器。
などに変化がなかったか確認します。
使用量がほぼ同じなら、
料金明細側を見ます。
つまり、
毎年冬に上がる
のと、
今年の冬だけ異常に上がった
は検索意図も原因確認も別です。
ㅤ
ㅤ
▪️使用量が突然大きく増え、理由が分からない場合はガス会社へ確認する
ㅤ
生活は変わっていない。
ガス暖房も使っていない。
家族人数も同じ。
なのに使用量だけ大きく増えている。
この場合は、自分で原因を決めつけずガス会社へ確認します。
特に、
ガス臭い。
機器の調子がおかしい。
警報器が作動した。
など、安全面に関係する異常がある場合は、料金節約の問題として扱いません。
契約しているガス会社等の案内に従って対応します。
請求額がおかしい。
と、
ガス設備の安全に異常がある。
は分けます。
ㅤ
ㅤ
▪️冬のガス代を確認するときの5つの数字
ㅤ
請求書を手元に置いたら、次を確認します。
・今回のガス使用量
・去年同月のガス使用量
・請求対象の日数
・今回の料金単価や調整項目
・基本料金・設備料金等の内訳
この5つです。
例えば、
請求額だけ。
10,000円。
では原因が分かりません。
でも、
去年1月。
12㎥。
今年1月。
20㎥。
なら、
まず使用量。
去年1月。
12㎥。
今年1月。
12㎥。
なのに料金差が大きい。
なら、
料金側。
と切り分けられます。
高いかどうかより、何が変わったかを見る。
これが基本です。
ㅤ
ㅤ
▪️冬のガス代を見直す順番
ㅤ
請求額が高かったら、順番に確認します。
① 使用量を見る
去年同月より増えたか確認します。
ㅤ
② 請求日数を見る
期間が長くなっていないか確認します。
ㅤ
③ ガスを使う設備を見る
給湯・調理・暖房のどれに使っているか整理します。
ㅤ
④ 生活の変化を見る
湯船、シャワー、追い焚き、家族人数などを確認します。
ㅤ
⑤ 料金側を見る
単価・基本料金・LPガスなら設備料金等の内訳を確認します。
この順番なら、
「高いからとりあえずガス会社を変える」
「給湯器が古いから交換する」
と、原因が分からないまま大きな判断をしにくくなります。
ㅤ
ㅤ
▪️LPガス料金そのものが高いと思ったら冬の記事から切り離す
ㅤ
例えば、
冬だけではない。
春も高い。
秋も高い。
一年中、
同じ使用量なのに料金が高い気がする。
この場合、
今回の記事の、
冬だから使用量が増えた問題
とは少し違います。
LPガスの料金設定や契約内容を確認する問題になります。
同じように、
都市ガスへ変更した方がいい?
LPガスのままでいい?
という問題も別です。
今回の記事では、
冬の請求額がなぜ上がったか
だけを確認します。
ガス種別そのものを比較したい場合はこちらです。
ㅤ
ㅤ
▪️よくある質問|冬のガス代が高い理由
ㅤ
Q.冬はガス代が2倍になるのが普通ですか?
一律には言えません。
冬は水温低下やお湯・暖房の使用増加によってガス使用量が増えることがありますが、世帯や設備によって増え方は違います。
まず前年同月の使用量と比較してください。
ㅤ
Q.生活を変えていないのに冬だけ使用量が増えるのはなぜですか?
冬は水道水の温度が低くなり、同じ温度のお湯を作るために必要なエネルギーが増えることが一因です。
ㅤ
Q.ガス代が高いときは何を最初に見ればいいですか?
請求額ではなくガス使用量を確認します。
前年同月と比べ、使用量が増えているのか、使用量は同程度なのに料金だけ変わっているのかを分けます。
ㅤ
Q.給湯温度を下げればガス代は安くなりますか?
最終的に使うお湯の温度と量が同じなら、設定温度だけで大きくガス使用量が変わるとは限りません。
実際に使う湯量・温度も確認します。
ㅤ
Q.給湯器が10年以上なら交換した方がいいですか?
年数だけでガス代が高い原因とは判断できません。
不具合、使用状況、交換費用、機器効率などを確認して判断します。
ㅤ
Q.プロパンガスだから冬は高いのでしょうか?
LPガスかどうかだけで決まりません。
まず冬に使用量がどれだけ増えたか確認し、その後で料金単価・基本料金等を確認します。
ㅤ
Q.使用量は去年と同じなのに料金だけ高いです。
使用量以外の料金項目を確認します。
都市ガスなら料金単価・調整項目等、LPガスなら基本料金・従量料金・設備料金等の明細を確認し、不明な項目は契約先へ問い合わせます。
ㅤ
Q.賃貸アパートですがLPガス会社を変更できますか?
集合住宅では建物単位で供給会社が決まっている場合があり、入居者一人だけでは変更できないことがあります。
まず管理会社・オーナー・供給会社へ確認してください。
ㅤ
ㅤ
▪️まとめ|冬のガス代は「高い金額」ではなく「何が増えたか」を見る
ㅤ
冬になった。
ガス代が上がった。
夏5,000円。
冬10,000円。
すると、
「倍になった。おかしい」
と思います。
でも、
金額だけでは原因は分かりません。
最初に見るのは、
使用量。
です。
冬は水温が低くなります。
そのため同じ40℃のお湯を作る場合でも、夏より温度を大きく上げる必要があることがあります。
さらに、
湯船。
シャワー。
追い焚き。
ガス暖房。
などの使用が増えれば、ガス使用量も増える可能性があります。
ただし、
冬は2〜3倍になるのが普通。
という全国共通の数字はありません。
夏4,000円。
冬15,000円。
が普通。
という固定相場もありません。
比較するなら、
夏。
ではなく、
去年の同じ月。
です。
去年1月。
12㎥。
今年1月。
20㎥。
なら、使用量が増えた理由を確認する。
去年1月。
12㎥。
今年1月。
12㎥。
なのに請求額だけ高い。
なら、料金側を確認する。
この切り分けです。
そして節約も、
「温度を2℃下げれば○円」
「シャワーを5分短くすれば○千円」
とは固定しません。
実際の使用量を翌月確認します。
給湯器についても、
10年以上。
↓
効率が悪い。
↓
交換。
とは決めません。
まず原因を確認します。
つまり冬のガス代で大切なのは、
「高いから節約する」より、「なぜ高くなったかを分ける」こと。
です。
請求書を見たら、
使用量。
前年同月。
請求日数。
料金単価。
その他の料金項目。
を見る。
そのうえで、
使用量が増えたなら生活・給湯・暖房。
使用量が変わらないなら料金。
理由が分からない異常な使用量ならガス会社。
へ進みます。
「冬だから高い」で終わらせず、「今年は何が増えた?」まで見る。
これが毎年冬のガス代を確認するときの基本です。
ㅤ
ㅤ
▪️関連記事
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ

