三重の賃貸で都市ガス・LPガスをどう比べる?料金・設備・契約・切替費の確認順

更新日:10月23日
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三重で賃貸物件を持っていると、「都市ガスの方が入居者さんに喜ばれるのかな」「プロパンガスのままだと家賃に響く?」と気になることがありますよね。でも、安そうな方へすぐ替えればいい、という話ではありません。家の近くまでガス管が来ているか、給湯器は誰のものか、工事代はどちらが払うのかで、答えが変わるからです。
同じ三重県内でも、お家の場所や契約によって事情は違います。まずは手元の請求書と契約書から、今の料金と約束ごとを知るところから始めましょう。難しい計算はそのあとで大丈夫です。
この記事で分かること
✓ 都市ガスとLPガスは、同じ熱の量で料金を比べる |
✓ 給湯器の持ち主と、会社を替えるときのお金も見る |
✓ 賃貸では2025年のLPガス料金ルールも大切 |
読む順番のご案内
① 三重の賃貸、都市ガス? LPガス?
② ガス代は「同じ熱の量」で比べよう
③ 給湯器は誰のもの? お金の負担を知ろう
④ 会社を替える前に、契約を見ておこう
⑤ 給湯器や配管の工事代も忘れずに
⑥ 賃貸オーナーが知りたい2025年の新ルール
⑦ どちらがお得? 1年間のお金で考えよう
⑧ よくある質問
⑨ まとめ
気になるところから読んでも大丈夫。最初に料金と契約を確かめると、後の話が分かりやすくなります。
① 三重の賃貸、都市ガス? LPガス?
都市ガスは道路の下にあるガス管から、LPガス(プロパンガス)は主にボンベからお家へ届きます。まずは物件がどちらを使っていて、どの会社と契約しているのかを調べてみましょう。
請求書があれば、基本料金と使った分の料金を見られます。賃貸オーナーなら、入居者さんに届く料金表もガス会社に聞いておくと安心です。
② ガス代は「同じ熱の量」で比べよう
「1㎥あたりの値段が安い方がお得」と思いがちですが、ここは少し注意が必要です。都市ガスとLPガスでは、同じ1㎥でも出せる熱の量が違います。
家庭用のLPガスは、一般的な都市ガス(13A)と比べて約2.2倍の熱を出せます。例えばLPガスを5㎥使うのと同じくらいの熱を都市ガスで得るなら、およそ11㎥が目安です。料金を比べるときは、ガスの量ではなく同じだけ料理やお湯に使った場合を考え、基本料金も含めて見ましょう。
※約2.2倍は一般的な目安です。都市ガスの種類や実際の契約条件によって変わるため、比較するときは使っているガス会社の料金表を参考にしてください。
ガス代を比べる前のチェック表
何を比べる? | ここを見ておこう |
ガス代 | 同じ熱の量で、1年間の支払いを比べる |
給湯器など | 誰の設備か、借りているなら返すお金は? |
会社の変更 | 家まで供給できる? 工事代は? |
賃貸のルール | 請求の内訳と2025年の決まり |
③ 給湯器は誰のもの? お金の負担を知ろう
給湯器やコンロが古くなったら、誰がお金を出すのでしょうか。オーナーが買った設備なのか、ガス会社から借りている設備なのかを、契約書で見ておくことが大切です。
「給湯器を無料で付けます」と言われても、すべてが無料とは限りません。後で会社を替えるときにお金がかかる約束がないか、先に聞いておくと安心です。
④ 会社を替える前に、契約を見ておこう
ガス会社を替えたいときは、契約書の「何年契約か」「途中でやめるときにお金が必要か」を見てみましょう。設備を借りているなら、その返却や費用の扱いも気になるところです。
また、LPガスから都市ガスへ替えられるとは限りません。道路にガス管があるか、家まで引き込めるか、配管工事はいくらかかるかは、ガス会社に聞く必要があります。
⑤ 給湯器や配管の工事代も忘れずに
毎月の料金だけを見ていると、古い給湯器の交換代を忘れがちです。いずれ取り替える設備なら、いつごろ、誰が、いくらくらい負担するのかも考えておきたいですね。
ガスの種類を替えると、今の給湯器やコンロをそのまま使えない場合もあります。工事が必要なら、見積もりを取ってから比べましょう。無理に急いで決めなくて大丈夫です。
⑥ 賃貸オーナーが知りたい2025年の新ルール
ガス代を毎月払うのは入居者さんでも、給湯器や配管を交換するお金はオーナーが負担することがあります。まず、この2つのお金を分けて考えると話がすっきりします。
ここで知っておきたいのが、2025年4月2日から始まったLPガス料金の新しい決まりです。ガス代の請求書には「基本料金」「使った分の料金」「設備料金」を分けて表示することが求められています。
2025年4月2日以降に結ぶ新しいLPガス販売契約では、賃貸住宅のガス給湯器などの費用を、入居者さんのガス代に乗せて請求することが禁止されました。エアコンなど、ガスを使うことと関係ない設備代も同じです。
一方、それより前の契約は扱いが違います。設備代がすぐに全部禁止になったわけではありませんが、料金の内訳を分けて示す決まりは古い契約にも当てはまります。契約した日が分からないときは、ガス会社に聞いてみましょう。
入居前にガス料金を伝えることも大切です。入居者さんが毎月払うお金だからこそ、オーナーや管理会社も料金を把握しておきたいですね。
給湯器や配管を取り替える工事が必要な場合は、費用と作業範囲を先に聞いておきましょう。設備の工事を伴うリフォームなら、見積もりを比べる方法もあります。
冬はお湯を多く使う家庭もあるので、ひと月だけの請求書で決めない方が安心です。夏と冬の使用量を見て、1年でどのくらいになるかを考えてみましょう。
賃貸物件の場合は、入居者さんが使っている間に工事ができるかも大切です。ガスを止める時間が必要なら、前もって説明しておきたいですね。料金が下がっても、工事代が高ければ元を取るまでに時間がかかります。
⑦ どちらがお得? 1年間のお金で考えよう
比べたいのは「今のまま1年間使った場合」と「変更したあと1年間使った場合」のお金です。都市ガスとLPガスを比べるなら、熱の量をそろえることも忘れずに。基本料金や工事代も分けて考えると、差が見えてきます。
例えば、毎月のガス代が少し下がっても、切替工事にまとまったお金が必要なら、すぐに得になるとは限りません。工事代を何年で取り戻せるのか、慌てず計算してみましょう。
給湯器の交換や点検にかかるお金も忘れたくないところ。今は安く見えても、数年後に大きな出費があるかもしれません。
三重の賃貸物件で大切なのは、「都市ガスが正解」「LPガスはだめ」と決めつけないことです。その家に合った料金と契約を見てから、続けるか、見直すかを考えれば十分ですよ。
ここからは持ち家の方への案内です。持ち家でLPガスを使っているなら、契約者自身が会社変更を相談できることがあります。ただ、賃貸の入居者さんは自分だけでは変更できない場合が多いため、まず管理会社や大家さんに聞いてみてください。
PR|持ち家のLPガス料金が気になる方へ
手元にガスの請求書があれば、今の料金を比べるところから始められます。会社を替えたら必ず安くなるわけではないので、給湯器を借りているか、途中解約の費用はあるかも確かめてください。※この案内は賃貸入居者の個別変更を勧めるものではありません。
⑧ よくある質問
Q1. 都市ガスの方が、必ず安いの?
都市ガスの方が安くなる場合はありますが、家や契約によって違います。ガスの1㎥に含まれる熱の量も異なるので、単価だけでは比べられません。
同じだけお湯や料理に使うとしたら、1年間でいくらかかるか。そこを比べると分かりやすいですよ。
Q2. LPガス会社が給湯器を無料で付けてくれるなら、お得?
「無料」と聞くとうれしいですよね。でも、借りた設備を返すときのお金や、契約期間の約束があるかもしれません。
さらに、2025年4月2日以降の新しいLPガス契約では、賃貸住宅のガス給湯器などの設備費をガス料金に含めて入居者へ請求することが禁止されています。契約した日や設備の持ち主を、ガス会社に確かめておきましょう。
Q3. 賃貸の入居者がガス会社を自分で替えられる?
LPガスの集合住宅などでは、入居者さんだけで会社を変更するのは難しいことが多いです。ガス会社や料金が気になったら、まず管理会社や大家さんに相談してみてください。
オーナー側も、今の契約や設備の約束を確認してから考えるのが安心です。急いで結論を出す必要はありません。
⑨ まとめ
都市ガスとLPガスは、単純に1㎥あたりの値段だけでは比べられません。請求書に加えて、熱の量、設備の持ち主、会社を替えるときのお金まで見ておくと、判断しやすくなります。
賃貸オーナーなら、2025年からのLPガス料金ルールと入居者さんへの案内も大切なポイントです。まずは今の契約を知ることから。家に合った方法を、少しずつ選んでいきましょう。





