再建築不可の土地は売れない?接道・既存建物・43条2項・売却方法を整理

更新日:9月29日
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再建築不可と聞くと、『誰も買わない土地』『解体して更地にした方がいい』と考えがちです。しかし、道路条件や既存建物の状態、隣地需要などによって出口は変わります。
まず本当に再建築できないのかを確認し、既存建物を残した売却、隣地売却、現況買取などを比較します。
▪️1 道路種別・接道を役所で確認する
広告や古い資料だけで再建築不可と決めず、前面道路が建築基準法上どう扱われるか、敷地がどの程度接しているかを確認します。
2項道路、位置指定道路、私道など道路種別で必要な確認が変わります。
▪️2 43条2項等の可能性を確認する
通常の接道を満たさない場合でも、一定条件で認定・許可制度が関係することがあります。
過去に許可があっても将来同じとは限らないため、具体的な建築計画ごとに確認します。
▪️3 既存建物の価値を確認する
古家でも利用・賃貸・リノベーション目的で買う人がいる場合があります。再建築不可だから建物価値ゼロと決めません。
雨漏り、構造、設備、残存利用年数を確認し、現況査定を取ります。
▪️4 隣地所有者という買主候補を見る
隣地所有者にとっては、敷地拡張、駐車場、通路確保などの価値がある場合があります。
ただし、必ず高く買うとは限らないため、通常市場との比較を行います。
▪️5 解体前に更地価値を確認する
再建築不可の土地では、建物を壊した後に利用価値が下がる場合があります。解体前査定と解体後査定を比較します。
解体費を先に使ってから買主を探す順番に固定しません。
▪️6 仲介・専門買取・隣地売却を比較する
一般仲介、再建築不可物件を扱う専門買取、隣地交渉など、販売方法を分けて比較します。
価格だけでなく、売却期間・条件・残置物対応なども含めて選びます。
通常売却が難しい条件がある場合は、大きな工事費を使う前に現況買取も比較すると出口を判断しやすくなります。
▪️7 確認する順番
①道路種別、②接道・43条2項、③既存建物、④隣地需要、⑤現況査定・解体費、⑥仲介・買取条件、⑦現況売却・隣地売却・解体、この順で確認します。
①〜③では、再建築不可という一言だけで価値を決めません。現在建物を使えるか、将来建築の可能性があるかを確認します。
④〜⑥では、買主候補と売却方法、解体前後の価格差を整理します。『売れないから解体』を先に決めません。
最後に⑦で、現況で売るか、隣地へ売るか、解体するかを決めます。元に戻せない工事ほど査定を先に取ることが大切です。
▪️⑧ Q&A
Q. 再建築不可の土地は売れませんか?
A. 売却できる場合があります。道路条件、既存建物、買主用途を確認します。
Q. 古家は解体した方が売れますか?
A. 一律ではありません。解体前後の査定と解体費を比較します。
Q. 隣地所有者なら高く買ってくれますか?
A. 可能性はありますが、必ずではありません。通常市場と比較します。
▪️⑨ まとめ
再建築不可の土地は、道路・接道・43条2項・既存建物・隣地需要を確認して売却方法を考えます。
解体を先に決めず、現況査定と専門買取、隣地売却を比較して最も手残りが残る出口を選びましょう。

