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不動産投資はキャッシュフローが黒字なら安心?修繕・残債・出口まで見る判断順

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
7月22日
読了時間: 4分

更新日:10月8日

毎月の収支が黒字でも、それだけで投資全体が成立しているとは限りません。修繕が重なる時期や売却時の残債まで含めて、持ち続けられるかを確認します。


① 家賃収入は満室想定ではなく実態から見る

満室想定の年間家賃だけでなく、現在の家賃、空室、募集条件を確認します。購入後に退去が出た場合の想定家賃も周辺物件と比べます。


高い家賃を置かないと黒字にならない物件は、収入の前提から見直します。


② 運営費を引いて返済前の収支を見る

管理委託費、共用部費用、固定資産税、保険など保有中の支出を置きます。物件種別によって必要な費用は異なります。


表面利回りでは見えない支出を入れ、返済前にどれだけ残るか確認します。


③ 借入返済後の手残りと返済余力を見る

元利返済を差し引き、毎月と年間の手残りを確認します。金利や返済期間によって同じ物件でも数字は変わります。


金利や家賃の条件を少し悪くした場合も試算し、黒字幅がどこまで残るかを見ます。


④ 修繕予備費を使えるお金と分ける

給湯器、エアコン、屋根、外壁、給排水など、保有中に更新時期が来そうな項目を確認します。


毎月の黒字をすべて利益と考えず、修繕へ備える資金を別に残します。


⑤ 購入後の手元資金で耐久力を見る

空室と修繕が重なっても保有を続けられるか、購入後に残る現金から確認します。


自己資金を多く入れる案と現金を残す案を比べ、売却を急がずに済む余力を見ます。


⑥ 残債と売却価格を同じ時点で比べる

売却予定時点のローン残高を返済予定表で確認し、売却価格は購入価格のまま固定せず複数ケースを置きます。


売却価格から残債と売却費用を引いた手残りを見ると、毎月の収支と出口をつなげられます。


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⑦ 黒字でも買わない条件を先に決める

修繕予備費を入れるとほとんど残らない、購入後の現金が薄い、出口で残債を下回る可能性が高い場合は一度止めます。


反対に毎月の手残りだけでなく、土地条件や残債の減り方を含めて評価する考え方もあります。


家賃、運営費、返済、修繕、手元資金、残債、出口を一枚の表に置きます。


一つの前提を少し悪くしただけで成立しなくなる場合は、価格や融資条件を見直すか購入を保留します。


⑧ Q&A

Q1. 毎月黒字なら良い物件ですか?


黒字は重要ですが、それだけでは決められません。修繕、空室、売却時の残債も確認します。


保有期間全体で資金が回るかを見て判断します。


Q2. 修繕予備費はいくら必要ですか?


築年、構造、設備状態、戸数で変わるため一律には決めません。


交換が想定される設備を一覧にし、見積もりや過去実績を使います。


Q3. 出口は購入前から考えますか?


売却時期が未定でも、買主層と残債の減り方は購入価格の判断材料になります。


売却価格を複数ケースで置き、手残りを確認します。


⑨ まとめ

キャッシュフローは、家賃から返済を引いた数字だけでなく、運営費、修繕予備費、手元資金まで含めて確認します。


残債と売却価格までつなげ、黒字でも買わない条件を先に決めることが重要です。


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