草刈り業者はどこまでやってくれる?刈草処分・ゴミ撤去・伐採との違いと依頼前の確認点
- MIRAIU

- 8月16日
- 読了時間: 11分
空き地や庭の草刈りを業者へ頼もうとしたとき、
「草を刈った後の草も持って帰ってくれる?」
「空き缶やゴミも一緒に片付けてもらえる?」
「生えている木まで切ってくれる?」
と迷うことがあります。
ここで注意したいのは、
「草刈りを依頼した=土地にあるものを全部きれいにしてくれる」
とは限らないことです。
草刈り。
刈草の回収。
草抜き。
庭木の剪定。
伐採。
ゴミ撤去。
除草剤。
防草シート。
などは、業者によって別の作業として扱われる場合があります。
実際にダスキンでも、
・草刈り
・草抜き
・庭木の剪定
・雑草対策
などを、それぞれサービスとして案内しています。
つまり、
「草刈り業者だから、ここまでやってくれるはず」
と決めつけず、
見積もりに何が含まれているのか
を確認することが重要です。
今回は、
・草刈り
・刈草処分
・ゴミ撤去
・草抜き
・剪定・伐採
・除草剤・防草シート
の違いを整理します。
▪️結論|「草刈り料金」だけを見て依頼しない
まず確認したいのは、
見積もり金額ではなく、その金額に含まれる作業範囲
です。
例えば、
A社 20,000円。
B社 25,000円。
だったとします。
金額だけを見ると、
A社の方が安く見えます。
しかし、
A社は草を刈るだけ。
B社は刈草の回収まで含む。
という可能性があります。
この場合、
単純に5,000円の差だけでは比較できません。
見積もりを見るときは、
・草刈り
・刈草の集草
・回収
・運搬・処分
・追加作業
がどこまで含まれているか確認します。
「総額」ではなく、「その総額でどこまで終わるか」を見る。
これが草刈り業者を比較するときの基本です。
▪️基本の草刈りは「地上部分を刈る作業」
一般に草刈りというと、
草刈機などを使い、
伸びた雑草の地上部分を刈る作業を指します。
ただし、
草を根から抜く。
土地を掘り返して根を除去する。
再び草が生えない状態にする。
ところまで自動的に含まれるわけではありません。
ダスキンでも、
機械を使用する「草刈りサービス」と、
手作業で草を抜く「草抜きサービス」を別に案内しています。
そのため、
「草刈りを頼んだのに、根が残っている。」
というだけで、
すぐに作業不足とは判断できません。
まず、
依頼したのが草刈りなのか、草抜きなのか
を確認します。
根から抜かない雑草管理の考え方はこちら。
▪️刈った草の回収・処分は必ず確認する
草刈りで特に認識がズレやすいのが、
刈草の処分
です。
草を刈ったあと、
その場に残す。
集めて一か所へまとめる。
袋へ入れる。
持ち帰る。
処分まで行う。
では、必要な作業が違います。
業者によっては、
作業で発生した草などの持ち帰りまで含むサービスがあります。
例えばダスキンは、
庭木のお手入れサービスについて、
作業で出たゴミは持ち帰る
と案内しています。
ただし、
これはすべての草刈り業者に共通する条件ではありません。
草刈り業者へ依頼するときには、
・回収
・運搬
・処分
まで依頼したいのかを事前に伝えます。
草刈り後に、
「当然持って帰ってくれると思っていた。」
とならないよう、
刈草処分込みか、刈りっぱなしか
を見積もり時に確認します。
刈った草の処分についてはこちら。
▪️刈草の処分方法は地域によっても違う
刈草を持ち帰る場合、
その後どのように処理されるのかも地域によって異なります。
例えば千葉市では、
住民が自ら剪定・草刈りした枝や草と、
業者へ依頼して発生したものを分けて扱っています。
市は、
業者へ剪定や草刈りを依頼した場合、市では収集せず、業者が民間処理施設などへ運搬する
と案内しています。
また、さいたま市でも、
刈草や剪定枝について、
許可を受けた一般廃棄物処分業者の施設への搬入などを案内しています。
これは、
全国すべて同じ処理方法という意味ではありません。
重要なのは、
刈草処分にも地域・業者ごとの処理方法がある
ということです。
依頼者側で処分方法を決めつけるより、
見積もり時に、
「刈草は持ち帰りですか?」
「処分費まで含まれていますか?」
と確認する方が分かりやすいでしょう。
▪️空き缶・ペットボトルなどのゴミ撤去は別に確認する
長期間放置された空き地では、
草だけではなく、
・空き缶
・ペットボトル
・ビニール
・段ボール
・壊れた植木鉢
・その他の投棄物
などが見つかることがあります。
ここで、
「草刈りを頼んだからゴミも全部撤去してくれる」
とは考えない方が安全です。
作業前の小さな異物を移動することと、
土地に残されたゴミを回収・処分することは同じではありません。
特に、
大量のゴミ。
大型の不用品。
タイヤ。
家電。
建築物の残材。
などがある場合には、
草刈りとは別の対応になる可能性があります。
そのため現地写真を送るときは、
草だけではなく、
ゴミや残置物も写るようにする
と作業範囲を共有しやすくなります。
▪️庭木の剪定と草刈りも別作業と考える
空き家や庭では、
雑草だけでなく、
庭木も伸びていることがあります。
そこで、
「草刈りと一緒に枝も切ってもらおう。」
と思うことがあります。
しかし、
草刈りと剪定は同じ作業ではありません。
ダスキンでも、
雑草対策と庭木の剪定を別のサービスメニューとして案内しています。
剪定では、
・樹木の形
・枝の位置
・高さ
・周囲の建物や電線
なども関係します。
そのため、
草刈りの見積もりだけを依頼した状態で、
当日に、
「ついでにこの木も整えてください。」
と頼めるとは限りません。
庭木も気になる場合は、
最初から写真を送り、剪定も希望していると伝える
方がスムーズです。
▪️剪定と伐採も同じではない
さらに、
剪定。
伐採。
も分けて考えます。
剪定は、
枝などを切って樹木を整える作業。
一方、
伐採は、
樹木そのものを切る作業です。
・木の高さ
・幹の太さ
・建物との距離
・道路との位置関係
・重機が入れるか
などによって作業条件が変わります。
そのため、
「草刈り業者だから木も切れるだろう」
とは決めつけない方がよいでしょう。
空き地に、
雑草。
低木。
大きな樹木。
が混在している場合は、
写真を見せて、
草刈りで対応できる範囲。
剪定が必要な範囲。
伐採が必要な範囲。
を分けてもらいます。
▪️つる植物や低木は「草刈りだけ」で終わらない場合がある
長期間管理していない土地では、
草だけではなく、
・つる植物
・笹
・細い低木
などが混ざっていることがあります。
見た目では、
全部「雑草」に見えるかもしれません。
しかし、
草刈機で処理しやすい草と、
別の道具や作業が必要な植物では、
作業条件が変わります。
特に、
フェンスへつるが絡んでいる。
樹木までつるが伸びている。
太い低木が増えている。
という土地では、
通常の草刈りだけで想定していた作業時間では終わらない可能性があります。
ここでも、
土地全体が分かる写真だけでなく、問題部分の近い写真も送る
と相談しやすくなります。
▪️除草剤散布は自動的に付いてくるわけではない
草刈りをすると、
地上部分は低くなります。
しかし、
時間が経てば再び草が伸びることがあります。
そこで、
「草刈りのあとに除草剤も撒いてくれるのでは?」
と思うかもしれません。
除草剤散布も、
草刈りとは別サービスとして設定されている場合があります。
また、
・土地の利用状況
・周囲の植物
・住宅や道路との位置関係
などによって、
使用方法を考える必要があります。
そのため、
草刈りと同時に除草剤も希望するなら、
見積もり前に伝える
ことが重要です。
▪️防草シート施工も草刈りとは別に考える
さらに長期的な雑草対策として、
防草シートを検討することがあります。
ダスキンでも、
草刈りや草抜きとは別に、
防草シートを含む雑草対策サービスを案内しています。
防草シートを施工する場合には、
草を刈る。
地面を整える。
シートを施工する。
固定する。
など、
草刈りだけとは違う工程が必要になります。
そのため、
「今回の草刈り代に少し追加すれば防草シートまでできる。」
と考えず、
別途見積もりを確認します。
▪️「写真報告」「立ち会い不要」もサービス内容を確認する
遠方の空き地では、
所有者が作業日に現地へ行けないことがあります。
その場合に確認したいのが、
・立ち会いが必要か
・作業前後の写真をもらえるか
・完了連絡はどう行うか
・支払い方法は何か
です。
草刈りそのものとは別ですが、
遠方所有者にとっては重要なサービス範囲です。
特に、
相続した土地。
県外の空き地。
長期間見に行けない実家。
などなら、
作業完了をどう確認するか
まで依頼前に決めておきます。
業者へ依頼するときに伝えたい内容はこちら。
▪️見積もりでは「含む・含まない」を5つ確認する
草刈り業者へ見積もりを取ったら、
料金だけでなく、
次の5つを確認します。
1.草を刈る範囲
敷地全体なのか。
指定部分だけなのか。
を確認します。
2.刈草の回収
刈りっぱなし。
集草まで。
持ち帰りまで。
のどこまで含むか確認します。
3.ゴミ・障害物
空き缶などのゴミや残置物がある場合、
対応範囲を確認します。
4.木・つる・低木
通常の草刈りで対応するのか。
剪定・伐採など別作業になるのか。
を確認します。
5.追加作業の料金
除草剤。
防草シート。
追加処分。
などを希望する場合、
別料金になるか確認します。
この5つを確認すれば、
「安いと思って頼んだら、必要な作業がほとんど別料金だった」
というズレを防ぎやすくなります。
▪️業者選びは「一番安い会社」ではなく「希望範囲が合う会社」
草刈り業者を選ぶとき、
見積金額は重要です。
ただし、
最安値だけで決める必要はありません。
例えば、
草だけ刈ってほしい土地なら、
刈り倒し中心のシンプルなサービスが合うかもしれません。
一方、
遠方の空き地で、
・刈草も持ち帰ってほしい
・写真報告がほしい
・つるや低木も見てほしい
・今後も定期管理したい
という場合は、
対応範囲の広いサービスの方が管理しやすいことがあります。
つまり、
「どの業者が一番安いか」ではなく、「自分が終わらせたい作業まで含まれているか」
で比較します。
▪️遠方・荒れた土地ほど最初に作業範囲を確認する
特に業者相談が向いているのは、
・遠方で現地確認しにくい
・草丈が高い
・土地が広い
・刈草処分まで必要
・木やつるも混ざっている
・自分では作業範囲を判断しにくい
という土地です。
こうした土地では、
草刈り料金だけを聞くより、
現地の状態を写真で伝え、
「この土地を管理できる状態にするには何が必要ですか?」
と相談する方が分かりやすい場合があります。
▶ 空き地・庭の草刈りを業者へ相談したい方はこちら
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▪️草刈り業者の作業範囲についてよくある質問
Q.草刈りを頼めば刈った草も持って帰ってくれますか?
業者やサービスによって異なります。
回収・運搬・処分まで含むのか、
見積もり時に確認します。
Q.空き缶やゴミも一緒に回収してくれますか?
草刈りとゴミ撤去は別作業になる場合があります。
ゴミがある場合は、
種類や量が分かる写真を送って事前に相談します。
Q.小さい木なら草刈り料金で切ってくれますか?
一律には言えません。
植物の太さや高さ、
使用する機材などによって、
剪定や伐採として別作業になる可能性があります。
Q.草刈り後に除草剤も撒いてもらえますか?
対応している業者もありますが、
草刈りとは別サービスや追加料金になる場合があります。
依頼前に確認します。
▪️まとめ|草刈り業者は「どこまで含むか」で比較する
草刈り業者へ依頼するとき、
最初に見るのは、
「いくらですか?」
という料金かもしれません。
しかし、
同じ草刈り料金でも、
含まれる作業は同じとは限りません。
確認したいのは、
・草刈り
・刈草回収
・処分
・ゴミ撤去
・草抜き
・剪定
・伐採
・除草剤
・防草シート
です。
例えば、
刈草をその場へ残してよい土地なら、
草を刈る作業だけで目的を達成できることがあります。
一方、
住宅地。
空き家。
遠方の土地。
売却前の土地。
などでは、
刈草処分や追加作業まで必要になる場合があります。
だからこそ、
「草刈り業者はどこまでやってくれる?」ではなく、「自分はどこまでやってほしい?」を先に決める。
これが重要です。
そのうえで、
見積もりに含まれるもの。
含まれないもの。
追加料金になるもの。
を確認します。
料金だけで業者を比較するより、
「作業後に土地をどの状態まで戻したいか」
から逆算すると、
必要なサービスを選びやすくなります。
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