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草刈りを業者に頼み続けるべき?年間管理費と土地の使い道から判断する方法

  • 執筆者の写真: MIRAIU
    MIRAIU
  • 2025年12月21日
  • 読了時間: 10分

更新日:8月18日

空き地や相続した土地の草刈りを業者へ頼んでいると、

「また今年も草刈り代がかかった」

「これを毎年続けるんかな」

「使っていない土地にお金を払い続ける意味ある?」

と考えることがあります。

ただし、草刈りを外注している=土地を手放した方がいいとは限りません。

自分で作業する時間がない。

高齢になって作業が難しい。

斜面や広い土地で安全面が心配。

こうした場合は、外注することで土地を無理なく維持できています。

問題になるのは外注そのものではなく、

毎年いくら管理費を使い、何のためにその土地を持ち続けているのか分からなくなっている状態

です。

この記事では、草刈り業者への依頼を続けるか、管理方法を変えるか、土地そのものの扱いを見直すかを判断する順番を整理します。

※本記事には広告・PRを含みます。


▪️旧記事の「業者依頼は土地を見直すサイン」は少し修正します



以前の記事では、

「業者に頼み始めた段階は土地管理を見直す一つの区切り」

「一度外注すると元の状態へ戻すのは簡単ではない」

と書いていました。

しかし、外注へ切り替えること自体は問題ではありません。

必要なときだけ業者へ頼み、次回は自分で対応することもできます。

家族と分担することもできます。

管理範囲を小さくすることもできます。

つまり、

外注を始めたかどうかではなく、年間の管理負担と土地を持つ目的が合っているか

を見る方が実務的です。


▪️まず「1回の草刈り代」ではなく年間管理費を出す



草刈り業者から2万円の見積もりが来ると、

「2万円は高いかな?」

と考えがちです。

しかし、本当に確認したいのは1回の金額ではありません。

年間で、

・草刈りを何回頼んだか


・刈草処分はいくらだったか


・庭木剪定など別作業があったか


・現地確認の交通費がかかったか


・その他の土地管理費があったか

を合計します。

たとえば仮に、

1回2万円 × 年3回

なら草刈りだけで年間6万円です。

同じ状態が10年続けば単純計算で60万円になります。

これは草刈り相場を示す数字ではなく、自分の土地で長期的に何円使う可能性があるかを見るための計算例です。

草刈り業者へ依頼した場合の費用はこちら。


▪️次に「その管理費で何を維持しているのか」を考える



年間6万円かかる土地でも、

数年後に家を建てる。

子どもへ引き継ぐ予定がある。

駐車場や資材置場として利用している。

売却時期を待っている。

のであれば、管理費を払う意味があります。

草刈りによって、

道路への越境を防ぐ。

土地へ入れる状態を維持する。

建物や境界を確認する。

将来使える状態を保つ。

という目的があるからです。

反対に、

「何となく昔から持っているだけ」

で年間管理費だけが出続けているなら、一度土地の扱いを整理する価値があります。

管理費が高いか安いかではなく、そのお金で何を維持しているのか。

ここが最初の判断基準です。


▪️外注を続けた方がいい土地もある



草刈り代を節約するため、自分で刈ろうと考えることがあります。

しかし、

・斜面がある


・石や障害物が多い


・面積が広い


・長期間放置して足元が見えない


・遠方から機械を持って行く必要がある

という土地では、外注した方が負担を抑えられることがあります。

草刈り費用だけを比較すると自分で行う方が安く見えても、

移動時間。

道具代。

刈草処分。

作業時間。

安全面。

まで含めると答えが変わることがあります。

業者へ頼むことは無駄な支出ではなく、自分の時間と作業を買っている面もあります。


▪️高いと感じたら、業者をやめる前に作業範囲を見直す



草刈り費用が負担になったからといって、

全面草刈りを続ける。

それが無理なら完全放置する。

の二択にする必要はありません。

まず確認したいのが作業範囲です。

道路沿い。

隣地境界。

建物周囲。

出入口。

など、管理上重要な場所を優先します。

敷地中央や利用していない奥側については、土地条件に応じて管理方法を変えられる場合があります。

「全部頼むか、全部やめるか」ではなく、どこまで頼むか。

この見直しだけで外注を続けやすくなる土地もあります。

草刈りはどこまでやれば十分かはこちら。


▪️回数を減らすなら「年○回」ではなく状態で判断する



年間3回頼んでいるから、

来年から2回に減らそう。

と回数だけを減らす方法もあります。

ただし土地によって草の伸び方は違います。

そのため、

毎年同じ回数を機械的に依頼するより、

現地写真を確認する。

道路や境界への影響を見る。

必要になったら依頼する。

という方法もあります。

遠方の土地なら、業者へ同じ位置から写真を撮ってもらうと前年との比較もしやすくなります。

草刈り回数ではなく、確認する時期を決める。

これなら必要以上の作業を減らしやすくなります。

定期管理についてはこちら。


▪️見積もりが上がったら「値上げ」と決めつけない



前年より草刈り費用が上がると、

「業者が高くなった」

と思うことがあります。

しかし作業条件が変わっている場合もあります。

草丈が高くなった。

刈る面積が増えた。

庭木まで伸びてきた。

刈草量が増えた。

障害物が見えなくなった。

などです。

そのため前年との金額だけでなく、

作業範囲・草の状態・処分内容が同じか

を確認します。

複数社で比較する場合も、「草刈り一式」という総額だけではなく、作業範囲をそろえた方が比較しやすくなります。

草刈りを依頼したい場合はこちら。


▪️草刈り費用だけで「土地を売った方が得」とは決めない



年間管理費を計算すると、

「これだけ払うなら売った方がいい」

と思うことがあります。

しかし土地の保有判断は、草刈り費用だけでは決まりません。

土地の価値。

将来利用する可能性。

家族の意向。

固定資産税など他の保有費。

売却に必要な条件。

を含めて判断します。

たとえば草刈りに年間数万円かかっていても、数年後に利用する予定が明確なら、管理を続ける方が合理的な場合があります。

反対に管理費が少額でも、

今後使わない。

家族も引き継がない。

売却時期も決めていない。

という土地なら、保有そのものを考えるタイミングかもしれません。


▪️「いつまで管理するか」を決めると外注しやすくなる



草刈りを業者へ頼み続けるのがしんどくなる理由の一つが、

終わりが見えないこと

です。

今年も依頼。

来年も依頼。

その次も依頼。

となると、1回ごとの金額以上に負担を感じます。

そこで、

来年の相続手続きが終わるまで。

3年後に家を建てるまで。

売却の判断をする年末まで。

というように見直し時期を決めます。

期限まで管理する。

その時点で改めて、

保有。

利用。

売却。

を考える。

この方法なら、毎年ゼロから悩む必要がありません。


▪️使う予定がないなら「草刈りをやめる方法」ではなく土地の出口を見る



何年も業者へ草刈りを依頼していると、

「もう草刈りしたくない」

という気持ちになることがあります。

ただ、土地を持っている限り、

草が生えないようにする。

必要部分だけ管理する。

誰かに利用してもらう。

売却する。

など何らかの方法を考える必要があります。

単に業者への依頼を止めても、土地の問題そのものがなくなるわけではありません。

だからこそ、

草刈りから逃げる方法ではなく、土地を今後どうするかを決める。

ここまで考えると選択肢が整理しやすくなります。

草刈り後の土地管理を続けたくない場合はこちら。


▪️売却査定は「売ると決めてから」だけ使うものではない



土地を持ち続けるか迷っている段階でも、現在の査定価格を確認することはできます。

査定を取ったから必ず売却しなければならないわけではありません。

たとえば、

年間管理費。

今後10年間の管理費の概算。

現在の査定価格。

将来利用する可能性。

を並べることで、

「この土地なら管理を続けよう」

「一度家族と売却を相談しよう」

と判断しやすくなります。

査定は売却手続きではなく、保有判断のための情報として使うこともできます。

現在の土地の売却価格を確認したい場合はこちら。


▪️「管理を続ける・軽くする・出口を考える」の3方向で十分



草刈り外注について悩んだとき、選択肢を増やしすぎる必要はありません。

管理を続ける

将来利用する理由があり、年間管理費も許容できるなら、そのまま外注を続けます。

管理を軽くする

草刈り範囲、回数、刈草処分などを見直し、必要な部分へ管理を集中させます。

土地の出口を考える

利用予定がなく管理費だけが続くなら、売却や他の利用方法を調べます。

大切なのは、

外注を続けるかやめるかだけで考えないこと

です。


▪️毎年確認するのは金額より「保有理由が残っているか」



去年は、

子どもが将来使うかもしれない。

と思っていた土地でも、状況は変わります。

家を建てる予定がなくなった。

相続人が遠方へ転居した。

管理できる家族がいなくなった。

ということもあります。

そのため毎年確認したいのは、

「今年の草刈り代はいくらだった?」

だけではありません。

今もこの土地を持っている理由はあるか。

これを確認します。

理由が残っているなら管理を続ける。

理由がなくなったなら、次の選択肢を調べる。

この方が判断を先送りしにくくなります。


▪️よくある質問



Q. 草刈りを毎年業者へ頼むのはもったいないですか?



一概には言えません。安全面や移動時間、自分の作業負担まで含めて外注する意味があるなら、必要な管理費と考えられます。


Q. 年間いくら以上なら土地を売るべきですか?



一律の金額基準はありません。年間管理費だけでなく、土地価値、将来利用、家族の意向などを合わせて判断します。


Q. 全面草刈りをやめて一部だけ業者へ頼んでもいいですか?



土地条件によります。道路、境界、建物周囲など重要な場所を優先し、必要範囲を業者と相談する方法があります。


Q. 査定を頼んだら土地を売らないといけませんか?



いいえ。現在価値を把握し、今後も管理費を払って保有するか考える材料として査定を利用することもできます。


Q. 草刈り業者への依頼をやめれば土地管理も終わりますか?



土地を所有している限り、必要な管理がなくなるわけではありません。管理方法を変えるのか、土地そのものの扱いを見直すのかを分けて考えましょう。


▪️まとめ|草刈り外注を続けるかは「年間費用×保有理由」で考える



草刈りを毎年業者へ頼んでいると、

「いつまで払い続けるんやろ」

と思うことがあります。

しかし、

業者へ頼んでいるから土地を売るべき

ではありません。

まず年間の管理費を計算します。

次に、

その費用を払ってでも土地を持つ理由があるか。

を確認します。

将来使う。

家族が利用する。

一定期間保有する理由がある。

のであれば、外注を続けることは一つの合理的な方法です。

費用が負担なら、全面草刈りをやめて必要部分へ管理を集中させることもできます。

一方、

何年も使っていない。

今後の利用予定がない。

誰が引き継ぐか決まっていない。

管理費だけが毎年発生している。

のであれば、一度現在価値や土地の出口を確認してもよいでしょう。

つまり判断するのは、

「草刈り業者を使うか」ではありません。

「この土地を何のために持ち、そのために年間いくらまで管理費を使うのか」です。

ここが決まれば、

外注を続ける。

管理を軽くする。

土地の出口を考える。

のどれを選ぶべきか見えやすくなります。


▪️関連記事



草刈りはどこまでやれば十分?


草刈り業者へ依頼した場合の費用


定期的な草刈り管理の考え方


草刈り後の管理を続けたくないとき


使っていない土地を放置するリスク


草刈り後の土地管理まとめ


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