草刈り後、除草剤を使うか迷ったときに見るべき点
- MIRAIU

- 2025年12月29日
- 読了時間: 8分
更新日:8月27日
草刈りが終わったあと、
「またすぐ生えるなら除草剤も使った方がいい?」
「毎回刈るのは大変だけど、本当に必要?」
と迷うことがあります。
結論からいうと、草刈り後に必ず除草剤を使う必要はありません。
反対に、
「除草剤は使わない方がいい」
とも限りません。
判断するときに重要なのは、
何のために除草剤を使いたいのか。
です。
今ある草を処理したいのか。
次に生える草を抑えたいのか。
毎年の草刈り回数を減らしたいのか。
土地の目的によって選択は変わります。
この記事では、草刈り後に除草剤を使うか・使わないかを決めるところまでを整理します。
実際に使うと決めた後の散布時期や使い方については、別の記事で詳しく解説します。
ㅤ
ㅤ
▪️結論|「また生えるのが嫌」だけで除草剤を決めない
ㅤ
草刈りをすると一度きれいになります。
しかし根・地下茎などが残る植物や、土中の種子から新しく発芽する雑草もあるため、しばらくすると再び草が生えることがあります。
だから、
草刈りした。
↓
また生えた。
↓
除草剤を撒く。
と自動的に決める必要はありません。
まず、
今後も草刈りだけで管理できる土地なのか。
除草剤を併用した方が管理しやすい土地なのか。
を考えます。
詳しくはこちら
ㅤ
ㅤ
▪️何度も草刈りする負担が大きいなら検討する余地がある
ㅤ
例えば、
遠方にある空き地。
毎年何度も草刈りしている土地。
広くて手作業では管理しにくい場所。
などでは、除草剤を管理方法の一つとして比較する意味があります。
ただし、
除草剤を一度使えば、その後は草刈り不要になる
というものではありません。
雑草の種類や使用する製品によって効果・使用方法は異なります。
再び生えることもあります。
だから目的は、
「永久に草をなくす」
ではなく、
今後の管理負担を減らせるかどうかを見ること
です。
ㅤ
ㅤ
▪️「住宅地だから除草剤NG」と一律には決めない
ㅤ
旧記事では、
住宅地や隣地が近い場所では除草剤を慎重に考えた方がよい。
としていました。
方向性としては間違いではありませんが、
住宅地なら除草剤を使えない
という意味ではありません。
農林水産省・環境省は住宅地やその周辺で農薬を使用する場合、飛散による周辺住民への影響を防ぐため、
風が弱い時間帯を選ぶ。
周辺へ飛散させない。
必要に応じて周辺へ事前に知らせる。
などの配慮を求めています。
つまり確認するのは、
「住宅があるかどうか」だけではなく、
選んだ製品をその場所で適切に使用できるか。
周囲へ飛散させず使用できるか。
です。
ㅤ
ㅤ
▪️家庭菜園・庭・駐車場では選ぶ除草剤が同じとは限らない
ㅤ
ここは重要です。
除草剤には、
農薬登録のあるもの。
農薬として使用できないもの。
があります。
農林水産省によると、農作物・樹木・芝・花などを栽培・管理する目的で使用する場合は、その用途に適した農薬登録のある除草剤を選び、ラベルに記載された方法を守る必要があります。
一方、道路・駐車場・グラウンドなど、農作物や植栽の栽培・管理を目的としない場所で使われる製品もあります。
だから、
「ホームセンターで除草剤を買って空いている土地へ撒く」
だけではありません。
どこへ使うのかを先に決め、その場所に使える製品かラベルを見る。
これが基本です。
ㅤ
ㅤ
▪️将来売却する土地だから除草剤を使えないわけではない
ㅤ
旧記事では、
将来売却や活用を考えている土地なら除草剤を慎重に考える。
としていました。
しかし、将来売却する予定があるという理由だけで、除草剤を避けなければならないわけではありません。
例えば数年間空き地として管理する予定なら、適切な除草剤を管理方法の一つとして使うことも考えられます。
反対に、
近いうちに家庭菜園として使う。
芝や植栽を入れる予定。
農地として利用する。
という土地なら、今後の用途まで考えて製品を選ぶ必要があります。
見るべきなのは、
売るかどうか
ではなく、
これからその土地を何に使うか
です。
ㅤ
ㅤ
▪️子ども・ペットがいるから一律に使用禁止でもない
ㅤ
子どもやペットが出入りする場所でも、
「除草剤は絶対に使えない」
と一律には言えません。
製品によって、
使用場所。
使用量。
散布方法。
散布後の注意事項。
などが異なります。
使用するなら、製品ラベルに記載された注意事項を確認します。
小さな子どもやペットが頻繁に遊ぶ場所なら、
そもそも薬剤を使わず管理できないか。
散布場所を限定できないか。
草取り・草刈りなど別の方法で対応できないか。
まで比較して決めます。
「危険だから全部ダメ」でも、「市販品だから何でも大丈夫」でもありません。
ㅤ
ㅤ
▪️草刈り後すぐ撒くかどうかはこの記事では決めない
ㅤ
ここが今回の記事の役割分けです。
除草剤を使う。
と決めても、
草刈り直後に撒くのか。
少し草が再生してから使うのか。
雑草が少ない状態で使うのか。
は製品や目的によって変わります。
特に茎や葉から吸収させるタイプと、土壌へ作用するタイプでは考え方が違います。
だから、
「除草剤を使うべきか」
と、
「いつ撒くべきか」
は別の判断です。
この記事では前者だけを扱います。
散布時期まで決めたくなったら、次の記事へ進んでください。
詳しくはこちら
ㅤ
ㅤ
▪️何年も管理するなら除草剤以外も比較する
ㅤ
毎年、
草刈り。
除草剤。
また草刈り。
を繰り返している土地なら、別の対策が合う場合があります。
例えば長期間そのまま管理する土地なら、
防草シート。
砂利。
舗装。
なども比較できます。
ただし数年後に建築・造成する土地へ、高額な防草施工をする必要があるとは限りません。
ここでも、
草が生える。
↓
防草シート。
ではなく、
あと何年間この状態で土地を管理するか
から逆算します。
詳しくはこちら
ㅤ
ㅤ
▪️除草剤を使うか迷ったら4つだけ確認する
ㅤ
迷ったときは、次の4つを見ます。
・① 何のために除草剤を使いたいのか
・② 今後も何年間その土地を管理するのか
・③ 家庭菜園・植栽・農地など今後の用途はあるか
・④ 周囲へ飛散させず適切に使用できる場所か
ここまで確認して、
草刈りだけで十分。
と判断できるなら、無理に除草剤を追加する必要はありません。
逆に何度も草刈りする負担が大きく、その土地で使用できる製品を適切に使えるなら、管理方法の一つとして検討できます。
ㅤ
〖PR〗何度草刈りしても雑草が増え、自分だけでの管理が難しい場合は、除草剤を使う前に草刈り・集草まで含めた作業費を確認して比較する方法もあります。
ㅤ
ㅤ
▪️よくある質問|草刈り後の除草剤
ㅤ
Q.草刈り後は必ず除草剤を撒いた方がいいですか?
必ずではありません。
草刈りだけで管理できる土地なら、そのまま定期管理する方法もあります。
ㅤ
Q.除草剤を使えば草刈りしなくてよくなりますか?
一度の散布で今後の草刈りが不要になるとは限りません。
雑草の種類や土地条件、使用する製品によって再発状況は変わります。
ㅤ
Q.住宅地では除草剤を使わない方がいいですか?
住宅地だから一律に使用できないわけではありません。
使用できる場所・方法をラベルで確認し、周辺住宅や植物への飛散を防ぐ必要があります。
ㅤ
Q.草刈り直後に撒けばいいですか?
製品によって異なります。
散布時期については、除草剤の種類とラベルを確認して判断します。
ㅤ
ㅤ
▪️まとめ|除草剤は「草刈り後の必須作業」ではない
ㅤ
草刈りが終わると、
次に生える前に除草剤を撒いた方がいい。
と思うかもしれません。
しかし、除草剤は草刈り後に必ず行うセット作業ではありません。
まず考えるのは、
なぜ除草剤を使いたいのか。
です。
毎年の草刈り負担を減らしたい。
再発する雑草を管理したい。
長期間空き地として維持したい。
という目的なら、除草剤を比較する意味があります。
一方で、
草刈りだけで十分管理できる。
近いうちに土地を別用途で使う。
薬剤を使わず管理したい。
という場合は、無理に使う必要はありません。
また、
住宅地だから使えない。
将来売却するから使えない。
子ども・ペットがいるから一律に使えない。
とも決めつけません。
使用場所。
今後の土地利用。
周辺環境。
製品ラベル。
を確認します。
そして、
使うかどうかを決める。
その後で初めて、
いつ、どのように使うかを確認する。
この順番です。
草刈り後の除草剤で迷ったときは、いきなり商品を選ぶのではなく、そもそも自分の土地に除草剤が必要なのかから考えてみましょう。
ㅤ
ㅤ
▪️関連記事
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ



