志摩市のホテル・旅館跡地は全部草刈りする?広い土地の管理費を抑える方法
- MIRAIU

- 2月11日
- 読了時間: 13分
更新日:8月13日
三重県志摩市に、
使われなくなったホテル。
旅館。
保養所。
宿泊施設。
などがある。
営業をやめたあと、
建物はそのまま。
敷地もそのまま。
そして、
毎年問題になるのが、
雑草です。
ホテルや旅館の跡地は、
一般的な住宅地と比べて、
敷地が広いケースがあります。
例えば、
500坪。
1,000坪。
それ以上。
という土地もあります。
このような土地で、
毎回、
敷地全体をきれいに草刈りする。
となれば、
管理費も大きくなります。
だからといって、
完全に放置。
というわけにもいきません。
道路側。
隣地境界。
建物周辺。
出入口。
など、
周囲への影響や安全確認のために、
優先して管理したい場所があります。
そこで重要になるのが、
「敷地全部を同じように管理しない」
という考え方です。
例えば、
1,000坪のホテル跡地。
全面草刈り。
1回。
12万円。
年3回。
36万円。
だったとします。
10年間なら、
単純計算で、
360万円。
です。
しかし、
道路側。
隣地境界。
建物周辺。
進入口。
など、
管理優先度の高い場所を整理すれば、
毎回すべてを同じ状態まで刈る必要があるのか。
を見直せる可能性があります。
今回は、
三重県志摩市で、
ホテル跡地。
旅館跡地。
保養所跡地。
広い空き地。
などを所有している方へ、
広い土地を全面管理するのではなく、管理範囲を分けて年間負担を考える方法
を整理します。
▪️ホテル・旅館跡地は住宅地と管理方法が違う
一般的な戸建住宅なら、
敷地。
50坪。
70坪。
100坪。
程度。
ということがあります。
一方、
宿泊施設では、
建物。
駐車場。
庭。
進入路。
法面。
空き地。
など、
敷地内に複数の場所があります。
だから、
「敷地面積×草刈り」
だけで考えると、
管理費が膨らみやすくなります。
▪️最初に敷地を4つに分ける
例えば、
ホテル跡地を、
4つ。
に分けます。
A。
道路・進入口。
B。
隣地境界。
C。
建物周辺。
D。
敷地中央・奥側。
です。
そして、
それぞれ、
同じ管理方法にしません。
▪️A|道路・進入口は優先管理
まず、
道路沿い。
出入口。
です。
草木が伸び、
道路側へ出る。
出入口が見えない。
敷地へ入りにくい。
という状態になると、
現地確認もしにくくなります。
だから、
敷地の奥より、
道路側を優先します。
▪️進入口を確保しておく意味は大きい
ホテルや旅館跡地では、
所有者だけでなく、
不動産会社。
草刈り業者。
建物管理業者。
解体業者。
測量関係者。
などが、
現地へ入る場合があります。
進入口まで草木で覆われると、
土地内部を確認すること自体が難しくなります。
最低限、敷地へ入れる状態を維持しておく。
これが一つの管理基準になります。
▪️B|隣地境界も優先する
次に、
隣地との境界。
です。
敷地中央部の草が多少伸びていても、
周囲への影響が小さい場合があります。
しかし、
隣地側へ、
草。
つる。
枝。
などが伸びる。
となれば、
隣地へ影響する可能性があります。
だから、
全面を完璧に刈るより、
境界周辺を優先する。
という管理方法があります。
▪️C|建物周辺は状態確認できるようにする
ホテル。
旅館。
保養所。
など、
建物が残っている場合。
建物周辺まで、
草木で覆われると、
外壁。
基礎付近。
設備。
出入口。
などを確認しにくくなります。
雨漏り。
外壁損傷。
窓。
不法侵入の痕跡。
など、
建物状態を確認するためにも、
建物周辺へ入れる状態を維持する意味があります。
▪️建物から一定範囲だけ管理する方法もある
例えば、
敷地全体。
1,000坪。
建物周辺。
200坪。
道路・境界。
300坪。
だったとします。
毎回。
1,000坪全部。
を同じ状態にするのではなく、
まず、
管理優先度の高い500坪。
を中心に対応する。
という考え方もできます。
実際にどこまで刈るべきかは、
現地条件によって判断します。
▪️D|敷地中央・奥側は管理目的を考える
道路から離れている。
隣地から離れている。
建物からも離れている。
という場所。
なら、
毎回、
道路側と同じ状態まで管理する必要があるのか。
を考えます。
もちろん、
完全放置。
という意味ではありません。
定期的に、
状態確認。
は必要です。
しかし、
場所ごとに管理頻度を変える。
という考え方はできます。
▪️全面草刈りの年間費用を最初に出す
例えば、
全面草刈り。
1回。
12万円。
年3回。
36万円。
なら、
5年間。
180万円。
10年間。
360万円。
です。
この金額を見てから、
本当に、
毎回全面管理。
が必要なのか。
を考えます。
▪️部分管理なら年間費用がどうなるか比較する
例えば、
道路・境界・建物周辺。
1回。
7万円。
年3回。
21万円。
全面草刈り。
年1回。
12万円。
だったとします。
年間。
33万円。
です。
全面を年3回。
36万円。
との差は、
3万円。
しかありません。
この場合、
部分管理のメリットは小さいかもしれません。
一方、
部分管理。
年間15万円。
全面管理。
年間36万円。
なら、
差額。
21万円。
です。
感覚ではなく、年間総額で比較します。
▪️部分管理が必ず安いとは限らない
ここは重要です。
作業面積を、
半分。
にすれば、
料金も半分。
になるとは限りません。
移動。
機材準備。
安全確認。
出張。
など、
面積に関係なく必要な作業があります。
だから、
部分草刈りを依頼する場合も、
実際の見積もりを確認します。
草刈り業者の費用相場はこちら。
▪️管理範囲を業者へ明確に伝える
例えば、
道路側。
幅3m。
隣地境界。
幅2m。
建物周辺。
幅5m。
というように、
どこまで管理するのか。
を明確にします。
写真。
航空写真。
敷地図。
などへ、
作業範囲を書き込む方法もあります。
依頼前に確認するポイントはこちら。
▪️広い土地ほど業者選びも重要になる
ホテル・旅館跡地では、
敷地が広い。
斜面がある。
樹木がある。
駐車場跡がある。
建物が残っている。
という場合があります。
一般住宅の庭草刈りとは、
作業条件が違う可能性があります。
見積もりでは、
作業範囲。
草丈。
刈草処分。
追加料金。
対応可能面積。
などを確認します。
草刈り業者の選び方はこちら。
▪️今すぐ草が伸びているなら一度状態を確認する
すでに、
道路側まで草が伸びている。
建物へ近づけない。
隣地境界が見えない。
自分では対応できない。
という場合。
まず、
必要な範囲を草刈りして、
土地と建物の状態を確認します。
その後、
年間管理方法。
を決めます。
土地の草刈りを業者へ相談したい方はこちら
▪️草刈り後は管理範囲を記録する
一度草刈りしたら、
どこを刈ったのか。
いくらだったのか。
何月だったのか。
を残します。
さらに、
1か月後。
2か月後。
3か月後。
の状態を写真で残します。
すると、
道路側は、
2か月で伸びる。
奥側は、
4か月でも問題が少ない。
という違いが見えてくる場合があります。
草刈り後、何ヶ月でまた生えるかはこちら。
▪️毎年管理するなら定期管理も比較する
広いホテル跡地を、
毎年。
その都度。
業者へ依頼。
している。
という場合。
定期管理。
も比較します。
土地全体ではなく、
道路側。
境界。
建物周辺。
など、
場所ごとに確認頻度を変える方法も考えます。
定期管理についてはこちら。
▪️草刈り後に除草剤を使う場所も分ける
草刈り後。
敷地全部へ、
同じ対策。
をする必要はありません。
例えば、
駐車場跡。
通路。
建物周辺。
など、
草を抑えたい場所。
一方、
今後の土地利用が決まっていない場所。
というように、
分けて考えます。
除草剤を検討する場合は、
周辺環境。
土地利用。
植物。
なども確認します。
草刈り後の除草剤についてはこちら。
▪️防草シートも全面施工から考えない
例えば、
1,000坪。
すべて防草。
となれば、
大きな費用になる可能性があります。
しかし、
建物周辺。
通路。
道路側。
など、
管理負担が大きい場所だけ。
という方法も考えられます。
草刈り後の防草シートについてはこちら。
▪️防草工事は保有期間と比較する
例えば、
年間草刈り費。
30万円。
10年間。
なら、
300万円。
です。
一方、
防草対策。
200万円。
だったとします。
これだけを見ると、
防草対策の方が安く見えます。
しかし、
防草対策後にも、
維持管理。
補修。
が必要になる場合があります。
さらに、
2年後。
売却予定。
なら、
200万円。
をかける意味があるのか。
を考えます。
防草工事は、保有期間と回収期間を合わせて判断します。
▪️ホテル跡地は草刈りだけで問題が終わらない
建物が残っているなら、
草刈り。
だけではありません。
建物劣化。
雨漏り。
設備。
不法侵入。
残置物。
樹木。
境界。
など、
確認する項目があります。
だから、
年間管理費を出すときは、
草刈り代だけ。
で考えません。
▪️建物管理費まで含めて年間総額を出す
例えば、
草刈り。
年間30万円。
建物確認。
年間10万円。
樹木管理。
年間10万円。
その他。
年間5万円。
なら、
年間。
55万円。
です。
5年間。
275万円。
10年間。
550万円。
になります。
ここまで出すと、
この不動産を、
長期間持ち続けるのか。
という判断につながります。
▪️固定費が大きいなら出口を決める
毎年、
50万円。
管理費。
しかし、
利用予定。
なし。
営業再開予定。
なし。
という場合。
そのまま、
10年。
保有。
なら、
管理だけで、
500万円。
です。
だから、
草刈りを安くする。
だけではなく、
この不動産を最終的にどうするのか。
を考えます。
▪️再利用できる可能性があるなら活用を検討する
ホテル。
旅館。
保養所。
跡地だから、
必ず解体。
とは限りません。
建物状態。
立地。
用途。
需要。
によっては、
別用途。
土地活用。
などを検討できる可能性があります。
ただし、
改修費。
設備費。
維持費。
など、
大きな投資が必要になる場合があります。
▪️活用は「売上」ではなく投資回収で見る
例えば、
改修費。
2,000万円。
年間売上。
800万円。
と聞くと、
魅力的に見えます。
しかし、
人件費。
光熱費。
維持費。
税金。
その他経費。
を差し引き、
年間手残り。
200万円。
なら、
単純回収。
10年。
です。
さらに、
追加修繕。
空室。
稼働率。
などもあります。
活用できるかではなく、投資を回収できるかまで確認します。
▪️土地活用だけを比較する方法もある
建物を使わない。
しかし、
土地自体には、
活用可能性がある。
という場合。
建物解体後も含め、
複数の土地活用案を比較します。
初期投資。
需要。
年間経費。
年間手残り。
回収期間。
まで確認します。
住宅・土地活用のプランを比較したい方はこちら
▪️売却するなら管理投資を増やしすぎない
近いうちに、
売却予定。
というホテル・旅館跡地。
なら、
全面防草。
大規模舗装。
高額な外構整備。
などへ、
先にお金を使う。
のは慎重に考えます。
その費用が、
売却価格へそのまま上乗せされるとは限らないからです。
まず、
現状なら、
どの程度で売却できる可能性があるのか。
を確認します。
▪️建物付きで売るか解体して売るかも比較する
古いホテル。
旅館。
では、
建物付き。
現状売却。
解体後。
更地売却。
という選択肢があります。
例えば、
現状売却。
1,500万円。
解体費。
1,000万円。
更地売却。
2,200万円。
なら、
単純計算では、
解体後手残り。
1,200万円。
です。
この例なら、
現状売却との差は、
300万円。
です。
その300万円と、
解体期間。
追加費用。
売却期間。
などを比較します。
▪️問題を抱えた不動産なら現状買取も比較する
古い建物。
大量の残置物。
雑草。
樹木。
境界。
接道。
など、
複数の問題がある場合。
すべて自分で解決してから売却する方法だけではありません。
訳あり不動産を扱う専門業者へ、
現状から相談する方法もあります。
空き家・訳あり不動産の買取相談はこちら
▪️草刈り後の判断は管理・活用・売却の3方向
草刈りが終わった。
それで、
また来年。
ではありません。
管理を続ける。
活用する。
売却する。
の3方向から、
今後を考えます。
特に、
年間管理費が大きい土地ほど、
早めに方向性を決める意味があります。
草刈り後の土地管理・活用・売却はこちら
▪️草刈り全体について確認する
草刈りの、
費用。
業者選び。
依頼前準備。
定期管理。
草刈り後。
など、
まとめて確認したい場合はこちら。
草刈り・除草・空き地管理の総合ガイド
▪️空き家・相続・訳あり不動産全体から考える
ホテル・旅館跡地では、
草刈りだけでなく、
建物。
相続。
売却。
管理。
解体。
土地活用。
など、
複数の問題が重なることがあります。
一つずつ対処するだけではなく、
不動産全体の出口から考えることも重要です。
空き家・相続・訳あり不動産の総合ページはこちら
▪️まとめ|志摩市のホテル・旅館跡地は「全面をきれいにする」から考えない
三重県志摩市で、
ホテル跡地。
旅館跡地。
保養所跡地。
広い空き地。
を所有している。
毎年、
草が伸びる。
そのたびに、
敷地全部を草刈り。
これを、
5年。
10年。
続ければ、
管理費は大きくなります。
だから、
まず、
敷地を分けます。
道路・進入口。
隣地境界。
建物周辺。
敷地中央・奥側。
です。
道路。
隣地。
建物。
など、
周囲への影響。
状態確認。
に関係する場所を優先します。
そのうえで、
全面草刈り。
部分草刈り。
定期管理。
除草剤。
防草。
などを比較します。
そして、
年間草刈り費。
だけではなく、
建物管理。
樹木管理。
税金など。
を含め、
年間総額を確認します。
例えば、
年間管理費。
50万円。
なら、
10年間。
500万円。
です。
その不動産を、
10年間。
維持する理由があるのか。
まで考えます。
活用する。
売却する。
解体する。
現状で手放す。
という選択肢もあります。
重要なのは、
広い土地だから、全部を毎回きれいにしなければならない。
と考えないことです。
どこを管理するのか。
なぜ管理するのか。
いつまで保有するのか。
を決める。
そして、
必要な場所へ、
必要な管理費を使う。
ホテル・旅館跡地のような広い不動産ほど、
この考え方が、
長期的な管理負担を整理する第一歩になります。
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