【四日市市】高騰する地価と「相続の罠」|放置した実家が家族の重荷に変わる前に
- MIRAIU

- 2月1日
- 読了時間: 3分
更新日:2月3日

三重県随一の経済規模を誇る、四日市市。
利便性が高く、資産価値が高いはずの土地。しかし、相続という節目を迎えた時、その「価値の高さ」が、逆に家族を縛りつける鎖になることがあります。
特に四日市市内の旧市街や、かつての分譲地。
「いつか動けばいい」と放置している間に、境界の不明確さや建物の老朽化が進み、いざという時に「売れない・貸せない・壊せない」の三重苦に陥るケースが後を絶ちません。
■ 1. 四日市で「放置」が許されなくなる2つの理由
四日市市において、空き地・空き家の放置は「静かなる自傷行為」です。
① 行政の監視と法改正の重圧
2024年に施行された改正空き家対策特別措置法により、四日市市から「管理不全空家」と指定されれば、土地の固定資産税の優遇措置(1/6減額)が解除されます。翌年から納税額が実質最大6倍に跳ね上がる現実は、地主にとっての死活問題です。
② 境界トラブルと資産価値の下落
住宅が密集する四日市の旧市街地では、隣地との境界が曖昧な土地が多く見られます。放置して代が替わり、当時の経緯を知る人がいなくなれば、売却時の境界確定に多額の費用と数年の歳月を要することになります。
■ 2. 維持という名の「目に見えない損失」
「何もしていない」つもりでも、四日市の土地はあなたの資産を削り続けています。
・高額な固定資産税の支払い
・年数回の除草作業、または業者への委託費用
・遠方からの見回りにかかる時間と交通費
・老朽化した塀や屋根による、近隣への賠償リスク
これらのコストを10年積み上げた時、その金額は数百万円に達します。その間に建物の劣化が進み、売却価格が100万円単位で下落していれば、実質的な損失は計り知れません。
■ 3. 結論:四日市の土地を「負債」にしないための4つの出口
どの道を選ぶにせよ、大切なのは「根拠のある判断」を下すことです。
・【売却】:需要があるうちに現金化し、管理責任と将来のリスクを完全に清算する。
・【低リスク活用】:駐車場や資材置場として、維持費を相殺しながら将来の転用に備える。
・【建物活用】:戸建賃貸などで収益化する。ただし、四日市の賃貸需要を冷徹に見極める必要がある。
・【管理委託】:「今は判断しない」という時間を、管理コストを払ってプロから購入する。
四日市の土地は、適切に扱えば「誇りある資産」です。しかし、放置し続ければ、それはあなたと次世代を苦しめる「重荷」でしかありません。
まずは「どう活用するか」の前に、今の土地がどれだけのコストを生んでいるのか。現状を正しく把握することから始めてください。
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