解体してから売却すると損になるケース
- MIRAIU

- 2025年12月13日
- 読了時間: 3分
空き家を売却する際、
「先に解体した方が売りやすい」と考えられがちです。
しかし実務では、
解体したことで不利になるケースも少なくありません。
ここでは、
解体してから売却すると損になりやすい代表例を整理します。
① 解体費用を回収できないケース
解体には、
一般的に数十万円〜数百万円の費用がかかります。
土地価格が低いエリアでは、
解体費用 > 売却価格の上昇分
となり、
費用を回収できないことがあります。
この場合、
解体は純粋な持ち出しになります。
② 建物付きの方が需要があるケース
立地や条件によっては、
古家付き土地
リフォーム前提の物件
として需要がある場合があります。
特に、
賃貸投資向け
DIY前提
買取業者
などは、
建物が残っている方が検討しやすいことがあります。
解体すると、
こうした需要を自ら消してしまいます。
③ 固定資産税が上がるケース
住宅が建っている土地には、
固定資産税の軽減措置があります。
解体して更地になると、
固定資産税
都市計画税
が上がる可能性があります。
売却まで時間がかかると、
税負担が増えるリスクがあります。
④ 売却時期が読めないケース
解体後すぐに売れるとは限りません。
市況が悪化する
買い手が限定される
価格調整が必要になる
売却が長期化すると、
解体費用+維持費が重なります。
⑤ 解体が売却条件になっていないケース
仲介・買取のどちらでも、
買主が解体前提
業者が自社解体できる
このような場合、
売主が先に解体する必要はありません。
むしろ、
現状のまま売った方が条件が良い
ケースもあります。
⑥ 境界・権利関係が未整理のケース
解体前に、
境界未確定
越境問題
共有名義
などが残っていると、
解体後も売却が進みません。
先に解体しても、
根本的な問題は解決しないため、
結果的に損になりやすくなります。
まとめ
解体してから売却すると
損になりやすいのは、次のようなケースです。
解体費用を回収できない
建物付き需要がある
税負担が増える
売却時期が不透明
解体が必須条件でない
権利関係が未整理
解体は、
売却の前提条件ではありません。
費用・需要・タイミングを整理した上で、
本当に必要かどうかを判断することが重要です。
住まいや仕事の状況によっては、
一般的な手順では進みにくい場面があります。
不動産・住宅業界に関わる中で、
働く環境を見直したいと感じた場合、
選択肢を整理できる支援もあります。
ミライユの考え方や取り組みについては、
こちらでまとめています。

