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古いキッチンは交換すると家賃を上げられる?大家が見るべき6つの判断基準

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
9月11日
読了時間: 3分

更新日:9月29日

※本記事には広告・PRを含みます。


築古賃貸のキッチンが古いと、交換すれば家賃を上げられるのではと考えたくなります。しかし、設備交換費をそのまま家賃へ上乗せできるとは限りません。


故障しているのか、見た目だけが古いのか、周辺競合がどの設備水準なのかで判断は変わります。


この記事では、古いキッチンを交換する前に大家が確認したい費用・家賃・空室改善の判断順を整理します。


▪️1 故障しているなら家賃アップより先に修繕判断する

水漏れ、排水不良、扉の破損など生活に支障がある場合は、募集力より設備維持の観点で修繕を考えます。


交換・改良工事は内容によって税務上の扱いが異なるため、修繕費か資本的支出かを名目だけで決めません。



▪️2 見た目だけ古いなら部分交換も比較する

本体を全部交換しなくても、水栓、レンジフード、取手、扉シートなどで印象を変えられる場合があります。


交換費用と、内見でどこまで違いが出るかを比べます。



▪️3 周辺物件との家賃差を確認する

新品キッチンの競合が月5,000円高いとしても、その差がキッチンだけの影響とは限りません。


築年数、間取り、立地、駐車場、浴室などを含めて比較します。


▪️4 工事費を家賃差で何年で回収できるか計算する

交換費60万円で家賃が月3,000円上がる想定なら、単純な増収だけでは回収に長期間かかります。


空室期間が短くなる効果も含めますが、家賃アップだけで判断しません。



▪️5 家賃より入居決定率を上げる工事になる場合もある

交換して家賃を上げるのではなく、同じ家賃でも内見で選ばれやすくする目的もあります。


問い合わせ数、内見数、成約率を確認し、設備が原因で止まっているかを見ます。


▪️6 全面交換するなら複数見積もりで比較する

本体価格だけでなく、撤去、配管、電気、内装、処分費まで含む総額を確認します。


同じ工事範囲で複数社を比べ、過剰なグレードアップを避けます。


キッチン交換は本体以外の工事費が増えることがあるため、同じ工事範囲で複数社を比較すると予算を決めやすくなります。



▪️7 キッチン交換は7つの順で判断する

①故障、②見た目、③競合設備、④家賃差、⑤工事総額、⑥回収期間、⑦空室改善、この順で確認します。


①〜③では、交換が必要なのか、部分補修で足りるのかを分けます。新品にすることを前提にしません。


④〜⑥では、家賃差と工事費から回収期間を計算します。設備だけで家賃が上がると決めつけません。


最後に⑦で、家賃アップではなく空室短縮の効果も確認します。費用対効果が合う範囲で工事を選びます。


▪️⑧ Q&A

Q. 古いキッチンを交換すれば家賃を上げられますか?


A. 必ずではありません。周辺相場や他の設備条件も含めて決まります。


Q. 全部交換せず見た目だけ直してもいいですか?


A. 故障がなければ、水栓や取手など部分改善で足りる場合もあります。


Q. 交換費用は何年で回収すればいいですか?


A. 一律の年数ではなく、保有期間・家賃差・空室改善・出口から判断します。


▪️⑨ まとめ

古いキッチンは、交換すれば必ず家賃が上がる設備ではありません。故障、見た目、競合、家賃差を先に確認します。


工事総額と回収期間を計算し、全面交換・部分補修・現状維持の中から最も費用対効果が合う方法を選びましょう。


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