top of page

クロス全面張り替えは毎回必要?退去後に大家が判断する6つの基準

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
9月11日
読了時間: 4分

更新日:9月29日

※本記事には広告・PRを含みます。


入居者が退去するたびにクロスを全面張り替えていると、原状回復費が大きくなります。一方で、汚れや傷が目立つ状態では内見時の印象が悪くなることがあります。


重要なのは、「退去したから全面交換」ではなく、傷みの原因、範囲、色差、経年変化、次の募集への影響を分けることです。


この記事では、大家が退去後のクロスを全面張り替え・一面交換・部分補修のどれにするか判断する基準を整理します。


▪️1 退去しただけで全面張り替えが必要とは限らない

国土交通省の原状回復ガイドラインでは、通常損耗や経年変化と借主側の故意過失などを分けて考えます。


大家側の次回募集のために新品へする工事と、借主が負担する原状回復は同じではありません。



▪️2 最初に汚れ・傷の原因と範囲を見る

日焼けや家具跡のような経年変化なのか、落書きや大きな傷なのかを確認します。


傷が一部なら、全面交換の前に部分補修や一面交換で見た目を整えられるか検討します。



▪️3 色差が出る場合は一面単位で考える

同じ品番が廃番になっていたり、既存クロスが日焼けしていたりすると、部分補修で色差が目立つ場合があります。


補修範囲を広げる場合でも、部屋全部が必要か一面で足りるかを確認します。



▪️4 内見で目立つ壁を優先する

玄関から最初に見える壁、リビングの大きな壁などは、汚れが目立つと内見印象へ影響しやすくなります。


収納内部や目立たない場所まで一律交換せず、募集への影響が大きい場所から考えます。



▪️5 全面張り替え費と空室損失を比較する

クロス交換費だけでなく、工事期間が何日かかるかも確認します。


部分補修で早く募集を再開できる場合と、全面交換で印象を上げる場合を比較します。


▪️6 複数部屋をまとめるなら見積もり範囲をそろえる

複数の部屋や壁を張り替える場合は、材料、㎡数、下地補修、処分費まで同じ条件で比較します。


安さだけでなく、どこまで含まれている見積もりかを確認します。


クロスだけでなく床・水回りもまとめて直す場合は、工事範囲をそろえて複数社の見積もりを比べると判断しやすくなります。



▪️7 クロス張り替えは7つの順で判断する

①傷み原因、②範囲、③経年変化、④色差、⑤内見への影響、⑥工事費、⑦空室期間、この順で確認します。


①〜③では、借主負担の原状回復と大家側の募集改善工事を分けます。原因を見ずに全面交換しません。


④〜⑥では、部分補修・一面・全面の見た目と費用差を比較します。 費用や手残りへの影響も合わせて比較します。


最後に⑦で、工期による空室損失まで含めて決めます。毎回全面張り替えを固定ルールにしないことが重要です。


▪️⑧ Q&A

Q. 退去のたびにクロスを全面張り替える必要はありますか?


A. 一律には必要ありません。傷み、色差、募集への影響から判断します。


Q. 一部だけ傷がある場合はどうしますか?


A. 部分補修や一面交換で対応できるか確認します。


Q. 借主負担で全面張り替えできますか?


A. 原因・補修範囲・経年変化などを確認し、ガイドラインや契約内容を参考に判断します。


▪️⑨ まとめ

退去後のクロスは毎回全面張り替えせず、傷みの原因・範囲・色差・内見への影響で判断します。


部分補修、一面交換、全面交換の費用と工期を比べ、次の募集に必要な範囲だけ整えましょう。


▪️関連記事






最新記事

すべて表示
miramaru kusakari 3.png
bottom of page