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②大家さんの仕事って何をするの?

  • 執筆者の写真: MIRAIU
    MIRAIU
  • 22 時間前
  • 読了時間: 3分

不動産賃貸を始めようとすると、まず気になるのが

「大家さんって、実際なにをする人?」

というところだとと思います。


言われてみれば、家賃を受け取ってるイメージはあるけど、

具体的にどんな仕事をしているのかは、あまり知られていません。


今回は、これから不動産賃貸を始める人でもイメージしやすいように、

大家さんの基本的な仕事をシンプルにまとめました。



■ ① 家賃の管理


いちばんの仕事は、家賃をきちんと受け取ること。


入金があったかどうかの確認は、管理会社がやってくれることが多いですが、

最終的に責任を持つのは大家さんです。



■ ② 修繕・設備トラブルの対応


入居者さんからすると、住まいのトラブルはすぐに解決してほしいもの。


・エアコンが壊れた

・水漏れが起きた

・給湯器が動かない


こういった連絡を受けたら、管理会社と連携して修繕を手配します。


ただ、ここも“全部自分で動く必要はない”のがポイントで、基本的に管理会社がほぼ段取りをしてくれます。

大家さんは、費用の確認や最終判断をするだけでOKなケースが多いです。



■ ③ 建物のメンテナンス


物件は建てたら終わりではありません。


長く貸し続けるためには、

・外壁

・屋根

・共用部

などのメンテナンスが必要になります。


とはいえ、大規模なものは数年おきで

初心者がいきなり難しい判断を求められることは少ないです。



■ ④ 入退去の対応


入居が決まれば、管理会社が手続きを進めてくれるので、大家さんは確認するだけ。


退去時も、原状回復の内容や費用をどうするかを決める程度で、

専門的な作業は管理会社や業者が行います。




■ ⑤ “判断するのが仕事”と言ってもいい


実際に手を動かすのは管理会社や業者ですが、

最終判断をするのは大家さん。


・どこまで修繕するか

・管理会社にどこまで任せるか

・次の入居に向けてどう改善するか


このあたりを決めるのが、大家さんの役割です。


逆に言うと、

全部自分でやらなくても成り立つ仕事

ということでもあります。



■ 初心者でもできる理由



不動産投資が“副業として成立しやすい”のは、まさにここ。


・専門知識は少しずつ覚えれば十分

・管理会社に任せれば日常対応も軽い

・やるべきことは「判断」と「確認」が中心


だから、会社員の人でもやっていけます。



■ まとめ


大家さんの仕事は難しそうに見えて、

実はほとんどが“判断すること”に集約されます。


実務は基本的にはプロに任せて、

大家さんは物件を育てていく方針を決める。


このバランスがわかると、不動産投資は一気に現実的になります。


▶ 次の記事:はじめての不動産賃貸 STEP3

家賃収入ってどうやって入ってくるの?

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