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相続空き家は現況渡しと修繕後どっち?査定差・工事費・期間・手取りの確認順

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
4月22日
読了時間: 5分

更新日:1 日前

※本記事には広告・PRリンクを含みます。


相続した実家の売却を話し合う日。兄は『台所と浴室を直せば高く売れる』、妹は『もう修理代を出したくない』と言う。


両方の意見に理由があります。家をきれいにすれば買主が安心するかもしれない。でも、まだ買主が決まっていない段階で、兄弟の誰が工事費を負担するかも分かりません。


現況のまま売るか、修繕してから売るか。ここで最初に必要なのは工事の見積もりだけではなく、家族がどの負担まで合意できるかを整理することです。売却価格と家族の事情を一緒に考えてみましょう。




▪️① 『直したい』と『直したくない』の理由を聞く

兄は買主に少しでも良い状態で見てもらいたいのかもしれません。妹は遠方から何度も工事に立ち会う時間が取れないのかもしれません。


誰が正しいかをすぐ決めるより、売却時に何を優先したいかを聞いてみましょう。金額、売却時期、家族が使える時間のどれを重視するかで方法は変わります。


共有名義などの場合は、工事や売却を決める権限と合意も別に確認する必要があります。




▪️② 現況査定を受けてから、修理の相談をする

古い家でも、そのまま買って修理したい人がいる場合があります。現状の建物で仲介できるのか、買取ならどんな条件になるかを不動産会社へ聞いてみましょう。


査定額は買主が必ず支払う金額ではありませんが、工事費を使う前の判断材料になります。


雨漏りや設備の不具合など分かっていることは隠さず伝え、何を修理すれば価格や売却期間が変わりそうか相談してください。




▪️③ 雨漏りの修理と、新しいキッチンは目的が違う

現在も水が入る雨漏りや危険な床の傷みは、安全に必要な対応を考えるべき問題です。一方、古く見えるキッチンを新品にする工事は、買主の希望次第で価値が変わります。


見積もりでは『安全に必要な工事』『売却のために行う見た目の工事』を分けましょう。


築古の家では工事を始めてから下地の傷みが分かる場合もあります。追加費用が出る条件を確認し、高額な工事を急いで契約しないようにしたいところです。




▪️④ 100万円の修繕は、査定でいくら返ってくる?

例えば現況で650万円、100万円の工事後は査定720万円と見込まれるなら、上がる見込みは70万円です。単純には工事費の方が30万円大きい計算になります。


これは説明用の架空の数字です。どちらの査定も成約の保証ではなく、工事中の管理費や仲介手数料なども別に確認が必要です。


価格を上げるための工事を考えるときは『売値が高くなるか』ではなく『費用を払っても手残りが増えるか』を聞きましょう。


修理して売る場合の見積もりは、必要な安全対応と見た目の工事を分けて確認すると比較しやすくなります。





▪️⑤ 工事期間中、誰が鍵と現場を管理する?

リフォームをして売るなら、施工中の鍵の管理、工事内容の確認、追加工事の承認などを家族の誰が担当するか決める必要があります。


遠方の実家なら、立会いのための交通費や休日の負担もあります。業者へ任せられる範囲は会社と契約によって異なります。


『兄が工事費を払う』『妹が毎回現地を見る』のように負担が偏る場合は、売却後の代金の扱いも含めて家族で相談しておきましょう。




▪️⑥ 買取で現況を手放す案も比べられる

仲介で買主を探して高値を目指す案と、買取会社が現況を確認して直接購入する案では、価格と手間が違う場合があります。


買取なら必ず荷物を全て残せるわけでも、修繕の責任がなくなるわけでもありません。残置物と不具合、引渡し条件を確認しましょう。


相続の手続きや売却に必要な合意が整っているかも大切です。売値だけではなく家族が負担する費用と時間で比較してください。


関連する査定や売り方は、こちらでも詳しく確認できます。








▪️⑦ 家族会議は、三つの案を並べて終える

一つ目は現況で仲介する案。今の状態と査定、売れるまでの期間を確認します。


二つ目は安全に必要な部分修理だけを行う案。工事の範囲と費用、担当する家族を決めましょう。


三つ目は大きく修繕して売る案や、現況買取を含めた別の売り方です。費用と引渡し条件を同じ表で比べます。


その日のうちに一案へ決める必要はありません。家族の合意が必要な部分と、すぐできる現況査定を分けて進めましょう。




▪️⑧ Q&A

Q1. 相続実家は修繕した方が高く売れる?


工事によって評価が変わる場合はありますが、費用以上に価格が上がるとは限りません。


現況と修理後の査定条件を比べましょう。


Q2. 一人の相続人が工事を決めてもいい?


所有・共有や遺産分割の状況で権限や同意が関係する場合があります。


工事を発注する前に関係者と専門家へ確認しましょう。


Q3. 現況のまま売るなら不具合は説明しなくていい?


現況売却でも、分かっている不具合を隠してよいわけではありません。


雨漏りや修理履歴を整理し、不動産会社と説明・契約条件を確認してください。




▪️⑨ まとめ

相続した空き家を修理してから売るか迷ったら、工事費と査定差だけでなく、誰が費用を払い現場を管理するかも考えましょう。


現況売却、必要最小限の修理、リフォーム後売却を比較し、家族が納得できる費用と期間で方法を選ぶことが大切です。




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