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佐伯市の海沿い空き家を直す前に|リアス海岸・離島・津波と県外移住80万円支援をどう見るか

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
10月3日
読了時間: 5分

更新日:6 日前

佐伯市の空き家は、中心市街地と、上浦・鶴見・米水津・蒲江のリアス海岸、大入島・大島・屋形島・深島など離島、宇目・本匠・直川の山間で、同じ『古い家』でも費用の出方が大きく変わります。


2026年度の空き家利活用支援は、市外から定住する人の購入・改修を支援し、現行要綱では県外移住者は改修2/3・上限80万円、県内移住者は上限40万円。購入も1/4で同じ上限です。沿岸・離島ではこの補助額より搬入・外周・復旧費が大きくなることもあります。


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▪️1 海沿い・離島では工事費より「運ぶ費用」を先に見る

鶴見・米水津・蒲江などの沿岸、離島では、資材搬入・廃材搬出・職人の移動、台風後の確認が市街地より重くなる家があります。


室内の坪単価だけで比較せず、仮設・運搬・交通・船便・外周管理を別項目で見積もることが重要です。


現況査定と3年管理費を先に出すと、全面改修すべき家と、売却・除却を優先する家を分けやすくなります。


▪️2 県外移住は改修2/3・上限80万円、県内移住は40万円

佐伯市空き家利活用促進事業の現行要綱では、空き家バンク登録物件等を定住目的で利用する場合、空き家改修は対象経費の3分の2です。


県外からの移住者は上限80万円、県内からの移住者は上限40万円。空き家購入は対象経費の4分の1で同じ上限区分です。購入と改修を併用する場合も、それぞれの区分の上限内で合計額が制限されます。


市は2026年度も空き家利活用促進事業を実施しており、当初予算にも事業費を計上しています。契約後の申請期限など個別要件を確認してから着工しましょう。



▪️3 津波・高潮・洪水・土砂を地域別に重ねる

佐伯市防災サイトは、津波、洪水、土砂、高潮、ため池のハザードを別々に公開しています。沿岸・離島・河川・山間が広いため、一つの地図だけでは足りません。


鶴見・蒲江の土砂災害ハザードマップは2026年4月にも更新されています。沿岸部では津波・高潮、弥生・本匠などでは洪水、山側では土砂を重ねます。


避難だけでなく、復旧時に道路・港・橋が使えるか、設備や外装を交換しやすいかまで工事計画へ入れましょう。




▪️4 危険空き家除却は離島ほど上限が高い

2026年度の老朽危険空き家除却促進事業は、一定の木造危険空き家を対象に除却費を補助します。


補助上限は通常50万円ですが、大入島60万円、大島75万円、屋形島・深島90万円と離島では段階的に高く設定されています。


構造劣化が大きい海沿い・離島物件では、改修80万円を使う案だけでなく、除却・土地売却や管理終了の出口も比較しましょう。



▪️5 旧耐震は2026受付期限を先に確認する

佐伯市は昭和56年5月31日以前に着工した一定の木造住宅へ耐震診断・改修支援を行っています。


2026年度は耐震改修・シェルターの受付が10月16日まで、耐震診断は11月20日までです。今から申請する場合は残り期間と予算状況を確認してください。


沿岸物件でも津波対策と耐震は別問題です。内装や水回りを先に契約せず、構造状態を確認します。



▪️6 市街地へ住むなら市産材50万円も別軸で見る

佐伯市の居住誘導区域内へ新たに居住し、市産材を使って新築・増築・改築・リフォームする場合、市産材材料費の3分の2・上限50万円の支援があります。


これは空き家バンク移住改修とは目的と対象が違います。同種の他補助との重複不可など条件があるため、どの制度を使うか先に整理しましょう。




海沿い・離島は搬入と管理、市街地は市場性を同じ条件にして見積もり比較します。



▪️7 確認する順番

①市街地・沿岸・離島・山間の立地、②搬入・交通・3年管理、③津波・高潮・洪水・土砂、④空き家改修80万円/40万円の対象区分、⑤構造・耐震、⑥除却・市産材・工事費、⑦住む・貸す・売る出口の順で確認します。


最初に海・山・島のどこにある家かを確認し、建物へ触る前に物流と管理の費用を出します。


次にハザードと建物状態を重ね、県外・県内移住のどちらの上限になるか、耐震の受付期限に間に合うかを確認します。


最後に改修・現況売却・危険家屋なら除却を並べ、離島では管理終了まで含めて出口を選びましょう。


▪️⑧ Q&A

Q. 佐伯市の空き家改修は上限100万円ですか?


現行の佐伯市空き家利活用促進事業要綱では、県外移住者は改修2分の3・上限80万円、県内移住者は上限40万円です。古い資料と混同しないようにしてください。


Q. 離島の危険空き家除却は上限50万円ですか?


通常は50万円ですが、大入島60万円、大島75万円、屋形島・深島90万円と島によって上限が高く設定されています。


Q. 海沿いなら改修しない方がいいですか?


一律ではありません。津波・高潮、搬入、復旧、住宅市場、3年管理を物件ごとに比較して判断します。


▪️⑨ まとめ

佐伯市の空き家は、リアス海岸・離島・山間を抱えるため、工事費だけでなく搬入・交通・台風後管理が大きな判断材料になります。


2026の移住改修80万円/40万円、耐震、離島別除却、市産材支援を分け、住み続ける総額と出口から工事範囲を決めましょう。


改修費をかける前に、今の家を現況で売る方法と、家族の手元に残る金額も比べられます。



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