top of page

第48回 賃貸で失敗しやすい“お金の使い方”3つ

  • 執筆者の写真: MIRAIU
    MIRAIU
  • 2025年12月7日
  • 読了時間: 3分

更新日:5月10日

賃貸経営で意外と多いのが

「お金の使い方を間違えて収益が崩れる」

という失敗。


特に築古アパート・戸建て投資では、

“かけすぎ問題” が本当に多い。


今回は、初心者オーナーがついやってしまいがちな

失敗しやすいお金の使い方3つ をまとめました。



① 必要以上の“フルリフォーム”をしてしまう


いちばん多い失敗がこれ。


  • キッチン新品

  • 3点ユニットをセパレートに

  • 床全面張り替え

  • 全室クロス貼り替え

  • 扉交換

  • 洗面台交換…


気持ちはわかるけど、

家賃はそこまで上がりません。


🔸 NGパターン


リフォーム費80〜150万円

→ 家賃増加1,000〜3,000円


完全に “費用が回収できない” パターン。


築古は

“弱点だけ直すリフォーム” に徹した方が決まる。



② 入居者ニーズのない設備にお金を使う


意外と多いのが、


  • 浴室乾燥

  • 温水洗浄便座(高額モデル)

  • おしゃれ照明

  • 高級な床材

  • デザイン性だけの棚・造作


これらは “自分が住みたい部屋” の発想で入れてしまいがち。


でも実際の入居者は、

最低限でいいから 安く住みたい という層が多い。


🔸 特にやらかしやすい例


・古いアパートにオートロック風の設備を導入

・家賃帯と設備のバランスが完全にズレる


入居者の求める価値は

“おしゃれ”より“安さ・使いやすさ”。



③ 原状回復に“こだわりすぎて”無駄に費用をかけてしまう


退去後に、必要以上に戻しすぎるパターン。


たとえば…


  • 小さな傷も全交換

  • 床の色が少し違うだけで貼り替え

  • 昔の仕様に合わせて特殊な材料を探す

  • ほぼ新築同様につくり直そうとする


これらは完全に お金を溝に捨てている状態。


築古は

“完全に直す必要はない” のが本質。


今の入居者が求めているのは

「生活できる状態+清潔感」

これだけ。


完璧に戻す必要はまったくない。



■まとめ


賃貸経営で失敗しやすいお金の使い方は…


1.

フルリフォームに走る


→ 費用が回収できない。


2.

入居者ニーズとズレた設備に投資する


→ 家賃帯のバランスが崩れる。


3.

原状回復にこだわりすぎる


→ 無駄が増えて収益が圧迫される。


賃貸経営は

“どこにお金をかけるか”より、

“どこにかけないか”の方が大事。


これ意識するだけで、収益が安定しやすくなる。


■はじめての不動産賃貸シリーズ

シリーズ一覧はこちら


■空き家で悩んでいる方へ


空き家は「売る」「活用する」「解体する」「維持する」の4つの判断に分かれます。


どれを選ぶべきかは、状況によって大きく変わります。


最新記事

すべて表示
相続人が複数いる空き家で揉めやすいポイント

■結論:相続人が複数いる空き家は、“放置するほど揉めやすくなる”傾向があります。 地方の空き家問題で非常に多いのが、 「兄弟で意見が合わない」 「誰が管理するのか決まらない」 「売りたい人と残したい人がいる」 というケースです。 最初は、 「とりあえずそのままで」 となることが多いのですが、 この“保留状態”が長くなるほど状況は複雑化していきます。 特に2026年現在は、 ・空き家増加 ・管理費上

 
 
「いつか使う」は危険?空き家が傷むスピードの現実

■結論:「いつか使う」は、地方の空き家で最も危険な放置理由のひとつです。 空き家相談で非常に多いのが、 「今は使わないけど、いつか戻るかもしれない」 「子どもが将来使うかもしれない」 「まだ思い出があるから残したい」 という状態です。 もちろん、その気持ちは自然なことです。 ですが実際には、“いつか”が来ないまま数年経過し、気づいた時には修繕費も売却難易度も大きく上がっているケースが非常に多くあり

 
 
実家の片付けを後回しにすると大変になる理由

■実家の片付けを後回しにすると大変になる理由 実家の空き家問題で、多くの人が止まりやすいのが「片付け」です。 最初は、 「時間ができたらやろう」 「落ち着いたら整理しよう」 と思っています。 しかし実際には、 そのまま数年経ってしまうケースが非常に多いです。 特に地方の実家は、 ・部屋数が多い ・物置がある ・倉庫がある ・農機具がある ・昔の荷物が大量 というケースも珍しくありません。 そのため

 
 
miramaru kusakari 3.png
bottom of page