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実家の片付けを後回しにすると大変になる理由

  • 執筆者の写真: MIRAIU
    MIRAIU
  • 4 日前
  • 読了時間: 5分

更新日:3 日前

■実家の片付けを後回しにすると大変になる理由

実家の空き家問題で、多くの人が止まりやすいのが「片付け」です。

最初は、

「時間ができたらやろう」

「落ち着いたら整理しよう」

と思っています。

しかし実際には、

そのまま数年経ってしまうケースが非常に多いです。

特に地方の実家は、

・部屋数が多い

・物置がある

・倉庫がある

・農機具がある

・昔の荷物が大量

というケースも珍しくありません。

そのため、

想像以上に片付けが進みません。

しかも空き家は、

片付けを後回しにするほど、

売却、

賃貸、

解体、

管理、

すべてが難しくなっていきます。

────────────────

■最初は「少しずつやればいい」と思っている

実家の片付けは、

最初から大変だとわかっている人は少ないです。

例えば、

「週末に少しずつ」

「一部屋ずつ」

「必要な物だけ残して」

と考えます。

しかし実際には、

アルバム、

手紙、

親の荷物、

思い出品、

仏壇、

昔の家具、

などが次々出てきます。

すると、

手が止まります。

気持ちの整理が追いつかなくなります。

結果として、

一日かけてもほとんど進まないことがあります。

────────────────

■地方の実家は“物量”が多い

地方の家は、

都市部より収納量が多いケースがあります。

特に、

・納屋

・離れ

・物置

・倉庫

・押入れ

などがある家は、

想像以上に物が残っています。

しかも親世代は、

「もったいない」

文化が強く、

何十年分も保管しているケースがあります。

例えば、

・昔の布団

・食器

・農具

・衣類

・書類

・写真

・贈答品

などです。

これを整理するだけでも、

かなり時間がかかります。

────────────────

■兄弟で温度差が出やすい

実家片付けでよくあるのが、

家族間の温度差です。

例えば、

・早く売りたい人

・残したい人

・片付けしたくない人

・遠方で来れない人

などです。

すると、

「誰がやるのか」

で止まります。

しかも実家は感情が入るため、

片付け自体がストレスになりやすいです。

結果として、

話し合いを避けるようになります。

────────────────

■時間が経つほど片付けは重くなる

実家片付けで一番危険なのがここです。

後回しにすると、

物が増えるわけではないのに、

“気持ちの負担”

が重くなります。

さらに、

・湿気

・カビ

・虫

・臭い

なども進みます。

特に空き家になると、

換気不足で一気に空気が悪くなることがあります。

その結果、

「行くのも嫌」

になります。

こうなると、

ますます放置されやすくなります。

────────────────

■片付いていないと売却もしにくい

地方空き家でかなり多いのが、

「荷物そのままだから動けない」

状態です。

不動産会社へ相談しても、

・まず片付け必要ですね

・荷物多いですね

と言われるケースがあります。

買主側も、

荷物だらけの家には警戒します。

また、

残置物撤去費用が読みにくいため、

価格も下がりやすくなります。

つまり、

片付け放置は、

空き家の価値にも影響します。

────────────────

■解体費も上がりやすくなる

実家の荷物を放置したまま解体すると、

処分費がかなり増える場合があります。

特に、

家具、

家電、

農機具、

大量衣類、

本、

古紙、

などは処分費が重くなりやすいです。

最近は、

処分費や人件費も上がっています。

つまり、

「後でまとめて」

の方が高くつくケースもあります。

────────────────

■高齢になるほど動けなくなる

片付けを後回しにしている間に、

相続人側も年齢を重ねます。

すると、

・体力落ちる

・遠方移動がつらい

・判断が面倒になる

・気力がなくなる

という状態になります。

結果として、

「もうどうしていいかわからない」

になりやすいです。

地方では、

この状態で10年以上放置される空き家も珍しくありません。

────────────────

■“完璧に片付けよう”とすると止まりやすい

実家片付けで大切なのは、

最初から完璧を目指さないことです。

例えば、

・売る物だけ分ける

・貴重品だけ整理する

・まず一部屋だけ

でも十分です。

しかし、

「全部きれいに整理しないと」

と思うと、

心理的負担が大きくなります。

その結果、

何も進まなくなります。

────────────────

■まとめ:実家片付けは“後回し”ほど重くなる

地方の実家は、

物量、

感情、

家族関係、

時間、

費用、

すべてが絡みます。

そのため、

「また今度」

が積み重なると、

空き家問題そのものが動かなくなりやすいです。

特に空き家は、

時間が経つほど、

湿気、

カビ、

臭い、

劣化も進みます。

🔹実家片付けは、「やる気が出たら」ではなく、「少しでも動ける時に始める」が重要です。

完璧を目指すより、“止まらないこと”の方が大切になります。


■はじめての不動産賃貸シリーズ

シリーズ一覧はこちら


■地方の空き家は、

「まだ大丈夫」が一番危険なケースもあります。


売る・残す・貸す・管理するなど、

まず整理すべきポイントをまとめています。



■この記事の内容が当てはまるかどうかは、土地の状態によって変わります。同じ活用方法でも、前提条件が違うと結果はまったく別になります。

一度、全体像を整理してから判断した方が、結果的に失敗しにくくなります。

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