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地方と都市部の不動産投資を徹底比較|初心者に向いているのはどっち?

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
7月27日
読了時間: 5分

更新日:10月9日

※本記事にはPRリンクを含みます。


地方は物件価格が安いから始めやすい。都市部は人が多いから入居が安定する。どちらも一面では正しい場合がありますが、購入価格や人口だけで投資の結果は決まりません。


地方では車での生活や地域の雇用、都市部では購入額と借入負担、競合物件の供給が重要になることがあります。この記事では二つの市場を同じ物差しで比較します。


① 購入価格より必要な自己資金で比較する

地方では数百万円で買える中古住宅が見つかることがありますが、修繕費や登記関連費用を含めると総投資額が大きくなります。価格が安いというだけで資金負担が小さいとは限りません。


都市部では購入価格が高くなりやすく、借入額と諸費用も増える場合があります。自分の年収や手元資金に合うかを確認しましょう。


地方・都市部どちらでも、予備費を除いた自己資金で無理なく購入できるかが出発点です。


② 家賃が高くても残る現金は別の数字

例として地方の総投資額600万円、家賃月6万円の戸建を考えます。年間2か月空室なら収入は60万円。年間運営費16万円なら、借入返済・納税前の差額は44万円です。


一方で都市部の総投資額2,400万円、家賃月10万円の物件が年間1か月空室なら、収入は110万円。年間運営費24万円なら返済・納税前の差額は86万円です。


地方の差額率は44万÷600万で約7.3%、都市部は86万÷2,400万で約3.6%。ただし物件タイプや土地条件は異なる仮定であり、融資・修繕・税金を加えると結論は変わります。


③ 地方は生活圏、都市部は供給も調べる

地方では駅までの距離だけでなく、車の出入り、駐車場の台数、工場・病院・学校などの生活圏が賃貸需要に影響する場合があります。同じ市内でも地区によって成約家賃は異なります。


都市部は交通利便性が良くても、同じような間取りの新築供給が増えれば募集競争が起こり得ます。人口が多いから空室が少ないと決めつけないようにします。


どちらも管理会社へ周辺の成約家賃と募集期間を確認し、広告に記載された想定利回りをそのまま信じないことが大切です。


④ 修繕費は新しい・古い以外の条件もある

築古が多い地方では、屋根や給排水、シロアリ、残置物の処分費が投資総額を左右する場合があります。一方、都市部の区分マンションでは管理費・修繕積立金が継続的に発生します。


購入前には建物の現況と管理履歴を確認し、今後必要な設備更新を見積もりましょう。新築でも将来の修繕を考えなくてよいわけではありません。


居住中の入居者へ安全な環境を提供するための費用と、家賃増額を狙う工事は区別します。


⑤ 融資は『地方か都市部か』だけでは決まらない

金融機関は本人の収入・既存借入と物件収支、所在地、担保評価などを確認します。地方の安い物件でも築年数や担保条件で融資が難しい場合があります。


都市部の物件は担保価値が評価される場合がありますが、物件価格が高く返済額も大きくなりやすいため、安全とは限りません。


金利、返済期間、保証・手数料、自己資金を同じ表に整理して、空室時も返済できる条件か比較しましょう。


⑥ 売却のしやすさと災害リスクを比べる

地方では賃貸として収益が出ていても、売却時の買主が限られる物件があります。接道、再建築の制約、境界などの条件を確認することが重要です。


都市部でも災害リスクや建物老朽化、管理状況によって価格は変わります。洪水・土砂災害・津波・高潮などのリスクは所在地単位で確認しましょう。


査定価格から残債や仲介費、税金を差し引き、売却後の現金を試算します。購入時から出口を複数考えておくことが大切です。


地方か都市部かを考えたうえで、投資の資金計画を整理したい場合は、サービスが対応する相談内容を確かめて第三者へ相談する方法もあります。融資や利益が保証されるわけではありません。



⑦ 地方か都市部か決める前の停止条件

自分の自己資金と購入諸費用、修繕予備費が不明なら、表面利回りの比較より先に資金計画を整えます。


賃貸需要が不明な地域では、募集広告ではなく成約見込みと空室期間を調べてから家賃を設定します。


危険性が高いハザードや再建築の制約、工事費の不確実性がある物件は、地域がどこでも慎重に判断します。


最後に返済と税金を含む手残りと売却後の現金を同じ条件で比較し、無理なく管理できるエリアを選びましょう。


⑧ よくある質問

Q1. 初心者は地方の安い戸建から始めるべき?


安く買える場合でも、修繕費や空室、管理の手間が大きい物件があります。


総投資額と賃貸需要、出口が自分の条件に合うかで判断します。


Q2. 都市部なら空室リスクは低い?


地域と建物、競合する住宅の供給によって変わります。


実際の成約賃料と空室期間を確かめましょう。


Q3. 地方と都市部で最も比較すべき数字は?


購入総額に対し、空室と費用を見込んだ税引後の手残りです。


売却価格と残債、災害リスクも同時に確認します。


⑨ まとめ

地方投資は価格を抑えられる可能性がある一方、地域ごとの賃貸需要や出口の条件が重要です。都市部は需要がある場所も多いですが、高い購入額や競合供給が負担になる場合があります。


立地のイメージで決めず、投資総額・税引後CF・融資・災害・売却を同じ条件で比べ、自分が長く運営できる物件を選びましょう。


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