高松市の空き家売却|家財10万円・改修50万円を先に使う?2026年の申請順と現況売却

※この記事には広告・PRを含みます。
「高松の実家、そろそろ売りたい。でも部屋は荷物でいっぱい。片付けて、古い台所を替えてから不動産会社に行くべきかな」。そんな悩みなら、まず支出を決めずに、家と土地の今の状態を確認したいところです。
高松市には2026年度の家財処分と改修の補助があります。ただし、所有者と購入者のどちらが申し込むか、県の物件情報に登録されているか、工事をいつ始めるかで扱いが変わります。先に全て直してしまう前に、売却の選択肢を残しましょう。
▪️売る前に『全部片付ける』という順番を見直す
空き家に家具が残っていても、買い手が現況で引き継げる条件を提示する場合があります。大切な書類や貴重品は確保しつつ、内見できる通路を作るところから始めてもよいでしょう。
先に業者へ全処分を頼めば費用は確実に掛かりますが、売値が同じだけ上がるとは限りません。今の状態で売れる可能性と、片付けが必要な場合の見積もりを別々に考えます。
▪️2026年の改修補助は50万円、居住誘導区域では60万円
高松市は2026年8月10日から、香川県の空き家情報サイト『かがわ住まいネット』に登録した住宅の改修補助を受け付けています。対象費用の2分の1で原則上限50万円、居住誘導区域内なら60万円です。
金額だけ見てキッチンを先に替えるのは危険。所有者が利用するときは売却等が決まるまで原則3年間の物件登録が条件で、購入者側にも取得時期や居住期間など別の要件があります。
対象者・受付期間・必要書類は市の公式案内で確かめます。
▪️工事内容にも条件。外構・エアコン・草刈りは対象外
市内の事業者による台所、浴室、屋根や外壁などの工事が対象ですが、門・カーポート・物置、エアコンなどの機器購入、庭木の剪定や除草は原則対象外です。改修工事は補助決定後に着手する必要があります。
家を直してから売れば高くなると決めつけず、買い手が自分で設備を選びたいかを考えます。費用が大きい屋根の不具合と、見た目を整える工事を同じ財布で扱わないことが重要です。
▪️家財処分の補助10万円、所有者にも購入者にも条件がある
高松市の2026年度家財道具処分支援は対象費用の2分の1、上限10万円です。登録物件の所有者や、登録住宅を購入して住む人などが対象で、購入者には売買契約から6か月未満という条件があります。
処分は高松市内の一般廃棄物収集運搬許可業者へ依頼し、補助決定後に始める必要があります。自分で運んだ家具の費用、家電リサイクル券や農機具など、対象外のものもあるので明細を分けましょう。
対象者・受付期間・必要書類は市の公式案内で確かめます。
▪️補助を使うために、今は売りたくない家まで登録する必要はない
『補助を使わなければ損』と思っても、家族が近いうちに使う予定なら売却や制度への登録を急ぐ必要はありません。登録後の維持管理や居住条件が、売主と次の住み手に合うかが重要です。
一方、誰も使わず見回り費だけが増えるなら、まず現況価格を知っておくと片付けや改修に使える上限を決めやすくなります。補助が使えない場合の売り方も残しておきましょう。
▪️危険家屋は9月二次募集。ただし『今も枠あり』とは限らない
2026年度の老朽危険空き家除却支援は、9月7日から二次募集を始め、残り枠がわずかと市が案内しています。腐朽などの評点が100点以上で、周囲の生活環境へ悪影響を及ぼす住宅が対象です。
通常枠は補助対象費用等の3分の1、上限50万円。住民税非課税世帯向けには別の枠があり上限120万円ですが、条件は同じではありません。受付状況を市へ確かめる前に解体契約を結ばないでください。
対象者・受付期間・必要書類は市の公式案内で確かめます。
▪️瓦町・栗林と太田多肥では、買い手が重視する暮らしが違う
中心部の古家では駅や買い物への移動と駐車場、太田・多肥周辺なら車での通勤や間取りを気にする人がいるかもしれません。築年数だけを揃えて同じ価格にするより、敷地の使いやすさを伝えたいところです。
駐車できる台数や前面道路、日常の買い物先までの移動が説明できれば、次の住み手も自分の生活をイメージできます。再建築の条件は道路や敷地ごとに確認します。
▪️屋島・牟礼・庵治では、海と坂道を一つの条件にしない
海が見える家でも、建物への進入路が急な坂や細い道なら、修理の車が入れるかが費用に関わります。屋島・牟礼・庵治でも住宅地と沿岸、山裾では必要な確認が違います。
津波・高潮の公表想定と、実際のサッシや給湯器の腐食は別の話です。想定図と修繕履歴を分け、買い手が将来掛かるお金を考えられるようにしましょう。
▪️女木島・男木島の家は、船便と見回り費を売値に入れて考える
離島の実家なら、家財を運び出す船の手配、内見する日の調整、修理の材料を運ぶ費用が本土と違います。古民家だから人気が出ると期待しても、毎日の通勤や生活用品の運搬が買い手に合うかは別です。
船代と現地での草刈りを一年に何回負担するか、実際に計算してみましょう。高い希望価格を長く待つことが、自分の負担を増やしていないか考える材料になります。
▪️安全上の不具合と、見た目の古さを別の工事にする
天井に雨染みがある、屋根から水が入るなどの問題は、放置すれば損傷が広がることがあります。一方、壁紙や設備の色が古いだけなら、買い手が自分で交換したい場合もあります。
売主が先に工事を依頼するより、原因の点検と現況査定を比べて必要な範囲を決めましょう。高松市の改修支援を使える場合も、今の家をどこまで直す理由があるかが先です。
工事を発注する前に、直す範囲を売却価格と比較します。
▪️草が道路へ出ていたら、売れるまで放っておかない
売却活動中も道路や隣地へ伸びた枝は手入れが必要になります。狭い住宅地で草刈り機を使うなら飛石にも注意し、玄関までの通路と道路側を優先したいところです。
毎回庭全体を同じように刈る必要があるかは敷地次第。刈草を誰が処分するかも見積もりに入れ、売却までの回数を年額で考えましょう。
売れるまでの草刈りと維持費を考えたい場合に。
▪️例えば今15万円掛けて直すか、先に現況価格を聞くか
例えば雨漏りがない古いキッチンに15万円を使う前に、現況ならいくらで買い手が付きそうか聞いてみる。もし次の人が全面交換を考えているなら、先行工事が無駄になるかもしれません。15万円は判断のための仮の金額です。
売りたい気持ちが固まっていなくても、対応地域や条件を確認した上で売り方を相談する方法があります。すぐ契約する必要はありませんが、片付け・工事の上限を考えやすくなるはずです。
売ると決めていなくても、対応条件を確認して現況価格を知る方法があります。
▪️今日できるのは、物件を特定し、使う人と話すところまで
まず固定資産税の通知書で家の所在地と名義を確認します。次に相続人や家族が住む予定はないか話し合い、最後に、今の状態が分かる室内と道路の写真を集めてみましょう。
一度に全部片付けたり、市役所の制度を丸暗記したりする必要はありません。現況が見えてから、どの費用を売主が負担するか考えればよいのです。
香川県内の他の市の売り方と比べたい場合は、県全体の売却ガイドから確認できます。
▪️よくある質問|高松市の空き家売却
Q. 高松市の改修補助は登録すれば60万円もらえますか?
A. 全物件が60万円ではありません。対象工事費の2分の1で原則50万円、居住誘導区域内の物件は上限60万円です。登録・申請者・工事内容などの条件もあります。
Q. 高松市の家財補助10万円で全部片付けられますか?
A. 対象経費の2分の1で上限10万円です。市内の許可業者への委託や補助決定後の着手が必要で、対象外の処分費もあります。
Q. まだ売ると決めていなくても現況の相談はできますか?
A. 査定や売り方を相談する方法はあります。対応地域や条件を確認し、費用を掛けるかどうかの材料を集めるところから始めてください。
▪️関連記事|次に確かめたい判断
希望価格だけでなく、仲介・登記・家財と管理費を引いて比べる。
解体費を先払いせず、今の状態でも売れるか考える。
土地と建物の名義・共有者を売却前に確かめる。
引渡し条件が決まる前に処分費を使いすぎないために。
雨漏りの応急対応と、買い手が選べる内装を分ける。

