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売れない・訳あり空き家はどうする?再建築不可・共有・境界・残置物・買取の判断順|MIRAIU

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
8月2日
読了時間: 13分

更新日:1 日前



※本記事には広告・PRリンクを含みます。


「実家を売りに出して半年。値下げもしたのに問い合わせがない。やっぱり古い家やから無理なんかな……」


売れない期間が長くなると、不安になりますよね。草刈りや税金は毎年かかるし、家の中には親の荷物も残っている。これ以上値段を下げるしかないのかと、焦る気持ちも出てきます。


でも、空き家が売れない理由は、値段だけとは限りません。買う人が道路の条件を気にしている場合もあれば、家族の名義が整理できていない場合、室内を見られないだけの場合もあります。


例えば、500万円で売りに出した家を400万円に下げる前に、なぜ問い合わせが来ないのか確かめたいところ。100万円の値下げをしても、問題が別にあれば解決しないことがあります。金額は仮の例です。


まずは「どこで売却の話が止まっているか」を知ることから。難しい事情があっても、順番に整理すれば相談できる道が見えてくるかもしれません。




▪️① 値下げする前に「どこで止まっている?」を確認しよう

売れないと言っても、最初から問い合わせがない家と、見に来た人が最後に断る家では、見直す場所が違います。まず不動産会社に、これまでの反応を聞いてみましょう。


例えば広告を見た人はいるのに問い合わせが少ないなら、価格や写真、物件の説明、地域での需要などが関係している可能性があります。内覧後に断られるなら、建物の傷みや駐車場、片付けの状態が気になっているのかもしれません。


「半年売れないから100万円下げましょう」と言われたら、「どんな理由で問い合わせが止まっていますか?」と先に確認したいところです。下げる金額だけではなく、改善したい問題が分かるからです。


反応が少ない理由を一つだけで決めつける必要はありません。価格だけに絞らず、売り方と物件条件を整理してから次を考えましょう。




▪️② 兄弟の共有名義だと、売る話が進まないことがある

買いたい人が見つかっても、名義や家族の同意が整理できていなければ、売買の手続きを進められない場合があります。親の実家を兄弟で相続したときなどは特に確認したいところです。


例えば「兄が売るつもりで話を進めていたけれど、妹は残したいと思っていた」。こんな状態なら、査定価格より前に家族の考えをそろえる必要があります。


まず現在の登記名義、共有者、相続登記の状況を確認しましょう。共有者の同意がどの範囲で必要か、売却の手続きを誰が行えるかは個別事情で違うため、司法書士や必要に応じて弁護士などへ確認してください。


大切なのは、名義の問題をリフォームや値下げで解決しようとしないこと。手続きを整理してから価格を比べた方が、後戻りを減らしやすくなります。




▪️③ 「再建築できないかも」と言われたら、まず道路を確認

道路が狭い実家を売ろうとしたら、「この土地には新しい家を建てられないかもしれません」と言われた。そんな話を聞くと、もう売れないと思ってしまいますよね。


でも、見た目で道路に面しているから大丈夫とも、狭いから絶対に再建築できないとも言えません。道路の種類や敷地の接し方、地域の扱いによって確認が必要です。


例えば建物が古いからと先に解体してしまうと、建替えの条件が分からないまま更地だけ残る可能性もあります。工事にお金を使う前に、自治体の建築担当窓口や建築士へ資料を示して確認しましょう。


境界が分からない、隣地の塀がはみ出しているなどの問題も売却条件に関係する場合があります。測量や権利の相談は土地家屋調査士など、内容に合った専門家へ確認してください。




▪️④ 雨漏りや荷物があると、売れない家になる?

室内に古い家具が残っている、天井に雨染みがある。こんな家だと、売り出す前に全部直した方がいいと思うかもしれません。でも工事にお金をかけた分だけ、売却価格が上がるとは限りません。


例えば家具の処分に30万円、修繕に70万円かかる場合、合計100万円の出費です。これは仮の金額ですが、買い手や買取会社が今の状態をどう評価するか聞く前に払うのは慎重に考えたいところです。


雨漏りなど建物の傷みについては、買い手へ伝えるべき情報の整理も重要です。売買で何を説明する必要があるかは具体的な事情によって変わるため、取引を担当する宅地建物取引業者などと確認しましょう。


ただし、落下物や倒れそうな箇所など安全上の危険がある場合は、査定より先に必要な安全対応をしてください。安全確保と見た目のリフォームは別の話です。


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▪️⑤ 値下げだけでなく「売り方」を変える方法もある

同じ家でも、一般の買い手を探す売り方と、不動産会社などへ直接買ってもらう方法では、条件が違います。どちらかが必ず得というわけではありません。


仲介なら条件の合う買い手が見つかったとき、希望に近い価格で売れる可能性があります。一方、買い手が見つかるまで時間がかかり、内覧や家の管理も続きます。


買取では、仲介より価格が低くなる場合がある一方、会社や物件によっては荷物や修繕の条件を含めて相談できることもあります。ただし、どんな物件でも買い取ってもらえるわけではありません。


「価格を下げる前に、別の売り方で条件が変わるか」。これを聞いてみる意味があります。比較するときは、価格だけでなく引渡しの条件、必要な片付け、売却までの時間も見ましょう。




▪️⑥ 例えば査定が高くても、手元に残るお金は違う

例えば仲介で600万円を目指す場合、片付けや修繕に80万円かかるなら、単純に差し引くと520万円です。一方、現状のままで500万円という買取条件があるなら、差は20万円となります。


これは説明用の仮の数字で、実際には仲介手数料・税金・売却期間中の管理費などを含めて比較する必要があります。査定額も成約価格を保証するものではありません。


道路の条件や名義、境界などで普通の売却が難しい場合は、まず何が原因なのかを明確にします。そのうえで仲介・買取・必要な修繕・管理継続の条件をそろえて考えると、焦って値下げする前に選択肢が見えます。


まず家の住所、建物の写真、分かっている問題点をまとめて、「今の状態で査定できますか?」「残っている荷物はどう扱いますか?」と確認してみましょう。売ると決めていなくても条件を調べることはできます。


今の状態での査定条件と、訳あり物件に対応できる買取先を比較すると選択肢が見えやすくなります。サービスの対応地域や条件を事前に確認しましょう。


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✓ 原因:反響・道路・境界を分ける

✓ 条件:残置物と建物の状態を伝える

✓ 比較:売却期間と手残りも確認










▪️⑦ 今日やることは、売れなかった理由を一つ聞くこと

① すでに売りに出しているなら、不動産会社へ「問い合わせや内覧は何件ありましたか?」「どこで話が止まっていますか?」と聞きましょう。売り出す前なら、今の状態でどんな売り方が可能か確認します。


② 名義、道路、境界、雨漏り、荷物など、気になることを一つずつメモします。分からないことまで自分で調べきる必要はありません。相談先へ状況を正確に伝えるための準備です。


③ 最後に、価格を下げる前に別の売り方がないか聞いてみましょう。現況での査定や買取の条件も比べれば、何にお金を使うべきか考えやすくなります。


今日の目標は売却契約ではありません。まず売れない理由を知り、次に相談する先を決めること。それが余計な値下げや工事費を避ける一歩になります。




▪️⑧ Q&A

Q1. 空き家を値下げしても売れないのはなぜ?


価格が原因の場合もありますが、道路の条件、権利関係、建物の傷み、写真、内覧のしにくさなどが関係している可能性があります。


問い合わせや内覧の反応を確認し、どこで売却が止まっているかを整理しましょう。


Q2. 再建築できない可能性がある家は売れない?


建替えに制限がある家でも、買い手や利用目的が見つかる場合があります。ただし条件によっては売却先が限られることもあります。


道路や建替えの可否を自治体などの適切な窓口で確認し、対応できる仲介や買取の条件を比較しましょう。


Q3. 荷物や雨漏りがあるまま査定していい?


そのまま査定を相談できる場合があります。ただし査定先の対応や必要な説明、売却条件は物件によって変わります。


重要な傷みは隠さず伝え、片付けや修繕へ先に費用を使う前に条件を確認しましょう。




▪️⑨ まとめ

売れない空き家を前にすると、値段を下げたくなります。でも、価格以外の事情で売却が止まっているなら、値下げだけで解決しない場合があります。まず名義・道路・建物の傷み・売り方を分けてみましょう。


不動産会社へ今までの反応を聞き、現況査定や買取の条件を比べる。最初から大きなリフォームや解体を決めず、「この家が売れにくい理由は何か」を知るところから始めましょう。


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■ 権利・名義・共有




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■ 土地の履歴・特殊条件





■ 共有・家族・持分




■ 接道・43条・無道路地





■ 建物劣化・事故





■ 登記・買主条件




■ 目的別ガイド


今の悩みに近い項目から選ぶと、必要なガイドへ進みやすくなります。


■ リフォーム全体を考える




■ 建物の中を直す






■ 建物の外・安全を確認する






■ 手放す・出口を決める




■ 持ち続ける・活用する・家族で整理する










仲介・買取・解体前後の価格が違う場合は、諸費用を引いたあとに手元へ残る金額も比べましょう。




リフォームの工事費・追加費用・契約・保証についてまとめて判断したい場合は、関連ガイドも参考になります。




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