相続した土地の地番は分かるけど場所が分からない|公図・地積測量図・現地確認の順番

更新日:9月29日
相続した土地の地番は課税明細に載っているのに、家族の誰も場所を知らないことがあります。地番と普段使う住所は別の仕組みなので、一般地図へ入力しても正確な場所が出ない場合があります。
課税明細、登記、公図、地積測量図、周辺地番を組み合わせて場所を特定し、最後に現地確認します。
▪️1 課税明細で所在地番を確認する
町名・字・地番・地目・面積を記録します。住居表示と混同しません。
▪️2 登記事項証明書で名義と地番を見る
現在名義、地目、面積を確認し、課税資料と一致するか見ます。
▪️3 公図で周辺地番との位置関係を見る
道路、水路、隣接地番を確認し、土地がどの区画にあるかを把握します。
▪️4 地積測量図があれば確認する
すべての土地にあるとは限りませんが、寸法や形状を確認できる場合があります。
▪️5 地番検索・地図情報を補助的に使う
法務局の地図情報や自治体GISなどを使い、現地候補を絞ります。
▪️6 現地で境界・利用状況を確認する
道路から入れるか、誰かが使っていないか、草木や建物があるかを確認します。
▪️7 確認する順番
①課税明細、②登記、③公図、④地積測量図、⑤地番検索・GIS、⑥現地確認、⑦管理・売却準備、この順で確認します。
①〜③では、住居表示と地番を分けて土地の候補位置を絞ります。一般地図だけで場所を断定しません。
④〜⑥では、測量資料と地図情報、現地状況を重ねます。境界が必要なら土地家屋調査士への相談を検討します。
最後に⑦で、場所が分かった土地の管理・査定・相続登記を進めます。まず『どこにあるか分かる状態』にすることが大切です。
▪️⑧ Q&A
Q. 地番をGoogleマップへ入れれば場所が分かりますか?
A. 地番と住居表示は別なので、必ず表示されるとは限りません。
Q. 公図だけで境界を確定できますか?
A. 境界確定には別の確認が必要になる場合があります。
Q. 場所が分からない土地でも売却準備できますか?
A. まず場所・名義・接道を確認してから査定へ進みます。
▪️⑨ まとめ
相続土地の場所が分からないときは、地番・公図・測量図・地図情報を順に重ねます。未登記建物など別テーマを混ぜず、場所特定へ集中します。
現地を確認できたら、相続登記・管理・査定へ進みましょう。

