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鳴門市の空き家売却|判定士1万1千円の次に改修?空き家バンクと除却受付終了の判断

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
10月11日
読了時間: 7分

※この記事には広告・PRを含みます。


鳴門市の空き家を売りたいが、古い家を直すべきか迷っている。市の空き家バンクには建物の判定や改修の支援があり、売却前にできることが多く見えます。ただし補助を使うには順番があり、先に工事を頼むほど有利になるわけではありません。


さらに2026年度の老朽危険空き家の除却補助は、当初募集を終えてキャンセル待ちと案内されています。移住者に引き継ぐ道と、更地にする道を同じ補助金の話として扱わず、売主が今できる判断から整理していきます。


▪️鳴門市の空き家バンクは移住希望者に家を知らせる入口

鳴門市の空き家バンクは、空き家を売りたい・貸したい所有者と、鳴門に住みたい人などをつなぐ情報提供の制度です。登録は無料ですが、登録しただけで買い手が決まるわけではありません。


海の近くの家を探す人も、市街地の生活を望む人もいます。家までの道路、駐車場、室内の設備が次の住み手に合うか、売値を決める前に説明できるようにしましょう。


▪️空き家判定士の費用は、総額ではなく自己負担を確認

鳴門市が案内する空き家判定業務は、とくしま地方創生空き家判定士が利活用を調べる制度です。案内では費用総額11万7,920円のうち市が10万6,920円を負担し、所有者などの自己負担は1万1,000円とされています。


利用できるのは空き家バンクに登録した所有者や所定の移住者などで、戸建てまたは住宅部分が過半の併用住宅、3階建てまでなどの条件があります。すべての空き家を1万1,000円で調べてもらえるわけではない点が重要です。


対象者・期限・必要資料は自治体の一次情報で確認できます。


▪️判定を受けた後、売主が直す20万円と移住者が直す40万円

鳴門市の案内には、所有者が移住者のために改修する場合の上限20万円と、移住者が自ら改修する場合の上限40万円という支援があります。いずれも対象経費の2分の1で、先に空き家判定業務を受けることなどが条件です。


所有者向け支援には移住者の居住目的、所定の仲介業者による媒介、売買・賃貸借契約の成立なども関わります。買い手がまだいない段階で工事を始めても、同じ補助が出るとは限りません。


▪️工事契約の前に、30日前申請と1月末の期限を見ておく

改修の支援では、着工30日前まで、または年度の1月31日を基準とした期日の早い方までの申請が必要です。交付決定前の着工は補助対象外で、10年間の移住者居住などの条件も示されています。


売主が改修費を先払いする案と、買い手に工事を任せる案では申請者が違います。購入後の改修内容が決まるまで待つ方がよい場合もあり、工事代を手残りからどう差し引くかが判断の中心になります。


▪️危険空き家の除却補助は、2026年の当初募集が終了

鳴門市の危険空き家除却支援の2026年度当初受付は4月6日から5月8日までで、公式ページでは受付終了・キャンセル待ちと案内されています。これを通常受付中と紹介して、解体の予定を組むのは避けるべきです。


建物内への立入調査を受け、老朽度の測定などの条件を満たす必要があります。すでに壊した家は補助対象にならないため、安全上の緊急対応と補助の申請は分けて市に確認しましょう。


対象者・期限・必要資料は自治体の一次情報で確認できます。


▪️除却補助の上限額は、前面道路や地区で変わる

鳴門市の除却制度では、倒壊時に前面道路をふさぐおそれがある住宅と、隣家に影響する住宅で補助上限が違います。例えば前面道路をふさぐおそれがある場合は原則上限60万円で、居住誘導区域内では80万円という条件が示されています。


どちらに該当するかは家の場所と市の判定によるもので、売主が自由に高い上限額を選べるわけではありません。補助の金額より、建物の危険度、工事の負担、解体後の土地活用を先に確認したいところです。


▪️市の窓口は、危険家屋対策と利活用で分かれる

鳴門市は空き家の管理や危険な家の除却についてまちづくり課、利活用や空き家バンクについて商工政策課を相談先として案内しています。買主候補を探す話と危険家屋として扱う話では、初めに連絡する窓口が違うのです。


相続名義や売却・賃貸の全体像が決まらない場合には、徳島県の専門相談窓口を使う方法もあります。最初に家の住所、築年や写真、誰が所有しているかをそろえておくと相談が進みやすくなります。


対象者・期限・必要資料は自治体の一次情報で確認できます。


▪️撫養・大津と鳴門町・北灘では買い手が使う道が違う

撫養町周辺や大津町では、職場や店への車移動と駐車場の使い勝手が重要になりやすいでしょう。鳴門町や北灘方面の沿岸住宅なら、日々の移動や海風の影響、工事材料の運搬条件も確かめたいところです。


眺めの良い家でも、道路幅が足りず大きな車を近づけられなければ買い手の改修計画に影響します。海沿いだから必ず高く売れるとは考えず、家の使い勝手と補修履歴を説明できるようにします。


▪️旧吉野川の洪水と海沿いの津波・高潮は分ける

大津町などの低地では河川洪水や内水の情報、鳴門海峡に近い家では津波・高潮の公表想定を住所で確認します。沿岸の空き家がすべて同じ浸水深になるわけではありません。


災害の想定図は、個別の家が過去に浸水した証明ではありません。床下の修繕や塩害による金属部の傷みも別に記録し、買い手へ事実と予測を分けて伝えましょう。


▪️改修せずに売る案も、判定後に比較できる

古い設備をすべて新しくするほど、買い手が改修したい内容と食い違うこともあります。買い手が自分の暮らしに合わせて直す予定なら、売主が先に内装を完成させる必要があるか慎重に考えたいところです。


現況価格と改修後の見込価格、工事代を比較しましょう。補助を使える可能性がある家でも、要件と売買時期が合わなければ先に工事代を出す理由にはなりません。


売却価格より修繕費を先に確定させないため、必要な工事を比べます。


▪️庭木と空き地の野焼きは、売れるまでの管理と別問題

鳴門市では空き地の草や枝が道路・隣地へ伸びていると、見学前にも管理が必要になる場合があります。刈草をその場で燃やして片付ければよいという判断は避け、野外焼却に関するルールと安全を確認します。


飛石や境界の問題があるなら、道路側と建物周辺から作業範囲を考えましょう。内見前の一回だけで終わらない維持費も、売却までの手残りに含めたいところです。


見学までの手入れと、所有中に続く作業を分けて考えます。


▪️移住者を待つ期間と、更地売却の手残りを比べる

移住者向けに家を残すなら、紹介に必要な写真と設備の現況を整えることが先になります。危険な家で除却の必要があるなら、別に市の事前調査と解体見積もりを検討します。


ただし現況での売値、改修と解体にかかる金額、税金や保険、草刈りを払う年数を並べなければ採算は比較できません。手元に残る額だけでなく、いつ所有と管理の負担を終えるかまで考えましょう。


解体や高額修繕を発注する前に、いまの状態の価格を比べます。


徳島県の他の市との売却判断は、県全体の案内から比較できます。


▪️よくある質問|鳴門市の空き家売却

Q. 鳴門市の空き家判定はどんな家でも1万1,000円で頼めますか?


A. いいえ。空き家バンクに登録した所有者など、対象者と建物の用途・階数に条件があります。市への申込みと現地立会いが必要なため、該当するかを事前に確かめてください。


Q. 鳴門市の2026年老朽空き家除却補助は通常受付中ですか?


A. 市の公式案内では4月6日から5月8日までの当初募集は終了し、キャンセル待ちとされています。新規の受付状況は市に確認し、補助を当てにして解体を契約しないでください。


Q. 所有者向け改修20万円と移住者向け40万円は同時にもらえますか?


A. 申請者や利用条件が異なり、併用できるとは限りません。先行する判定、媒介・契約、工事前の申請の条件を市に確かめ、補助額を単純に合算しないようにしましょう。


▪️関連記事|次に確かめたい判断

先行工事費と仲介・管理費を分けて、最後に残る金額を比べたいときに。


先に解体契約を結ばず、建物付きで売る選択肢を確かめる。


名義・共有者・土地と建物の権利がずれる家を売る前に。


残置物の引渡しを契約で決め、不要な処分費を先払いしないために。


漏水の対処と買い手好みの内装交換を分けて考える。

 
 

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