空き家の照明はつけっぱなしでいい?見回り・センサー・電気代・防犯の確認順

更新日:1 日前
※本記事には広告・PRリンクを含みます。
夜の実家の前を通った近所の人から「毎晩、玄関の電気がついてるね」と言われた。
防犯のためにつけっぱなしにしていたけれど、電気代はいくらかかるんだろう。明るいことで不在を隠せているのか、逆に同じ時間に点き続けることが不自然なのか。考え出すと分からなくなります。
空き家の照明は、点ければ必ず犯罪を防げるという設備ではありません。鍵・郵便・見回りと組み合わせ、どこを照らしたいのか、誰が管理するのかを先に決めましょう。
▪️① その照明は何を照らすためにある?
玄関に入る人の足元を照らしたいのか、敷地の裏側が暗くて心配なのか。それによって必要な灯りの位置も点灯の方法も違います。
例えば道路から見える玄関だけ明るくしていても、裏の門扉が壊れていれば気になる問題は残ります。照明に期待する役割と、防犯上の心配を別々に考えましょう。
照明を使う前に、玄関・門扉・郵便受け・窓の状態を安全な範囲で確認してください。実際に侵入の形跡がある場合は無理に建物へ入らず、必要な相談や通報を優先します。
▪️② 常時点灯と人感センサー、何が違う?
毎晩同じ灯りを点け続ける方法もあれば、人が近づいたときに作動する照明を選ぶ方法もあります。どちらも設置場所や設備の状態に合っているか確認が必要です。
センサー式でも誰かが近づけば必ず検知するとは限りません。感知範囲や故障、強い雨など機器による条件があります。
すでに付いている照明が安全に使えるなら、何が困っているかを確かめる前に新しい器具を買い足す必要はない場合もあります。
▪️③ 1日12時間点灯したら、電気代はいくら?
例えば10WのLED照明を毎日12時間、30日点灯すれば使用電力量は3.6kWhです。仮に電力量単価を31円/kWhと置くと、使用した電気の代金は約112円となります。
これは計算例で、実際の料金には基本料金や燃料費調整、契約条件なども関係します。古い白熱電球や別の設備では消費電力も変わります。
つけっぱなしにするか考えるなら、照明器具の消費電力と点灯時間を確認しましょう。ただし、電気代が小さいことと、防犯効果が十分であることは別です。
▪️④ 照明が古いなら、長時間運転を続けていい?
雨がかかる外灯や古い配線がある家では、器具の状態を確認することも大切です。焦げ臭さや異音、器具の破損があるなら、無理に通電しないでください。
防犯のために点けた照明が故障していても、誰も見回らなければ気づきにくいもの。外灯を管理する人と、故障したときの連絡先を決めておきましょう。
電源や配線の追加が必要な場合は、工事範囲と費用を専門業者へ確認してください。安全を確かめずに自己判断で配線を触る必要はありません。
▪️⑤ 隣家の窓まで照らしていないかも確認
照明の向きによっては、隣の家の窓や道路を強く照らすことがあります。防犯のつもりでも、周囲に迷惑をかける可能性があるなら見直したいところです。
庭木が光をさえぎっているからと、木を大量に切る必要があるとも限りません。照明の位置や向き、必要な明るさを確認しましょう。
誰も住んでいない家だからこそ、設備を設置したあとに困っている人がいないか、近隣からの連絡にも対応できる体制が大切です。
▪️⑥ 数年後に売る予定なら、設備費も含めて考える
新しいセンサー照明や配線工事を考えているなら、本体だけでなく設置、電気契約、点検、交換の費用まで確認しましょう。
例えば数か月後に売る予定なら、今から大がかりな工事にお金をかける必要があるか、売却の条件と合わせて判断する方法もあります。ただし危険な器具の対応は後回しにしないでください。
実家に誰かが住む予定なら、生活動線を照らす設備を整える意味があるかもしれません。保有期間によって照明の役割も変わります。
設備や工事に使う金額を確認する場合はこちら。
▪️⑦ 最初の質問は『誰が切れた電球に気づく?』
照明の点灯方式を決める前に、まず誰が見回り、器具の故障に気づけるか考えてみましょう。点いているかどうかを確認する人がいなければ、想定した役割を果たせない場合があります。
次に、照明の目的と電気契約を確認します。今ある器具の安全性が心配なら、専門家へ点検を相談してください。
近隣への光の影響と、今後何年間使う予定かも考えれば、常時点灯・センサー・消灯を選ぶ材料がそろいます。
大きな設備を増やす前に、今の管理体制に合った方法を探してみましょう。
▪️⑧ Q&A
Q1. 外灯をつけっぱなしにすれば空き家の防犯は万全?
照明だけで犯罪を完全に防げるわけではありません。施錠や見回りなど別の管理も重要です。
何を照らしたいか、誰が設備を確認するかを決めて判断しましょう。
Q2. 人感センサーへ交換した方が電気代は必ず安い?
点灯時間や消費電力、購入・設置費用によって総額は変わります。
既存の照明と比較し、必要な機能を確認しましょう。
Q3. 古い外灯を長時間つけ続けていい?
器具や配線の状態によって安全性が変わります。異臭や破損があれば操作を避けましょう。
必要に応じて電気工事業者へ確認してください。
▪️⑨ まとめ
空き家の照明は、明るければ必ず安心という話ではありません。使う目的、電気代、故障時の対応、近隣への光を分けて考えましょう。
『この照明は誰のためで、誰が確認するのか』を決めるところから始めると、設備を増やしすぎずに管理しやすくなります。
長く保有した場合の税金・管理費・修繕の累計は、こちらでも確認できます。

