【滋賀県高島市】かつての憧れが「重荷」に変わる時。別荘地・山林放置の現実と2026年の対策
- MIRAIU

- 1月20日
- 読了時間: 3分

週末を過ごすための憧れの場所だったはずが、いつの間にか気が重くなる場所になってしまった。高島市内の別荘地や山林に近い土地をお持ちの方から、そんなため息混じりの声を聞くことが増えました。
滋賀県外に住んでいて、年に数回しか様子を見に行けない。久しぶりに訪れると、そこにあるのは懐かしい景色ではなく、背丈を遥かに超えて生い茂る雑草と、敷地を飲み込もうとする樹木の壁です。
高島市の自然の力を見誤ってはいけない
高島市は豊かな水源と日照に恵まれており、植物の成長スピードが他の地域とは比較になりません。春先に少し伸びたなと思っていた草は、梅雨明けには人の侵入を拒むジャングルへと変貌します。
ここまで放置が進むと、もはや市販の草刈り機では太刀打ちできません。蔓が絡まり、灌木が根を張り、素人が手を出せば怪我のリスクも伴う危険な作業現場となってしまいます。
「遠いから」では済まされない2026年のリスク
今年こそは何とかしなければと思いつつ、移動の時間や体力を考えると、つい先延ばしにしてしまう気持ちは痛いほど分かります。しかし、2026年の現在は、その「先延ばし」が致命的な経済リスクになる時代です。
行政による特定空家等の認定は、建物がある土地だけが対象ではありません。管理不全によって雑草が繁茂し、周囲の景観を著しく損なっていたり、害虫発生源となっていたりする場合も対象となり得ます。認定されれば、固定資産税の優遇が解かれ、税負担が最大6倍に跳ね上がります。
また、2024年から始まった相続登記の義務化により、名義変更を放置することへのペナルティも発生しています。
子ども世代に「負の遺産」を残さないために
ご自身が管理しきれない土地は、将来、お子様たちにとっても大きな負担となります。相続したくない土地として、親族間のトラブルの種になるケースも後を絶ちません。
大切な思い出の場所を「負の遺産」に変えてしまわないためには、今のうちに管理体制を整えておく必要があります。
無理をして自分で刈るのではなく、プロの手を借りて適切な状態を維持する。それは、決して贅沢なことではなく、資産価値を守るための最も現実的で賢い投資です。まずは現地の状況を客観的に把握し、維持管理にどれくらいの費用がかかるのか、見積もりをとって確認することから始めてみましょう。
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