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大津市比叡平の空き家は土砂災害区域だと売れない?レッドゾーン・急傾斜地・擁壁の確認順

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
4月6日
読了時間: 4分

更新日:9月29日

比叡平の空き家で土砂災害区域や急傾斜地、古い擁壁が気になる場合でも、区域に入っているという理由だけで「売れない」「建て替えできない」と決めることはできません。まず何の指定に該当するのかを分ける必要があります。


同じ区域内でも、斜面との位置関係、擁壁の状態、道路、建物配置で利用条件は変わります。制度と現況を分けて確認し、必要な工事だけを見積もるのが基本です。


▪️1 警戒区域と特別警戒区域を分ける

土砂災害警戒区域と特別警戒区域では、確認すべき内容が異なります。住所ごとの指定状況を公的な地図で確認し、区域名を正確に把握します。



▪️2 急傾斜地と擁壁を別に見る

斜面が近いことと、敷地内の擁壁に問題があることは同じではありません。崖の位置、高さ、擁壁の所有関係、ひび割れや排水などを個別に確認します。



▪️3 建物の利用・建て替え条件を確認する

区域指定がある場合でも、建物用途や配置、計画内容によって必要な確認が変わります。建て替えを考えるなら、設計前の段階で自治体の建築担当窓口へ相談します。


▪️4 擁壁工事を先に決めない

擁壁が古いからという理由だけで全面改修を決めると、費用が大きくなることがあります。資料と現況を確認し、補修、排水改善、建物配置の調整など他の方法も比較します。


▪️5 固定資産税と区域指定を混同しない

土砂災害区域に入ったことだけで住宅用地の税負担が自動的に大きく変わるとは限りません。空き家管理に関する制度や住宅用地特例の扱いとは分けて確認します。



▪️6 現況価格と工事後価格を比較する

売却を考える場合は、擁壁工事前の現況価格と、必要な工事をした後の想定価格を比較します。工事費をかければその分だけ売値が上がる前提にせず、手残りで判断します。


▪️7 確認する順番

①区域指定、②斜面との位置関係、③擁壁の資料と状態、④建築条件、⑤必要工事、⑥現況査定、⑦修繕・建て替え・売却、この順で確認します。


①〜③では、ハザードの色と擁壁の問題を一つにせず、土地と構造物の現況を分けます。区域名も正確に確認します。


④〜⑥では、利用計画に必要な条件と費用を整理します。工事費を決める前に現況価格を知っておくことが重要です。


最後に⑦で、直して使うか、建て替えるか、現況で売るかを比較します。区域指定だけで出口を一つに決めないようにします。


▪️⑧ Q&A

Q. レッドゾーンなら空き家は売れませんか?


A. 一律ではありません。区域指定に加えて建物状態、道路、価格、買主用途などを合わせて判断します。


Q. 土砂災害区域なら固定資産税は6倍ですか?


A. 区域指定だけを理由に住宅用地特例が自動的に外れるとは限りません。管理制度とは分けて確認します。


Q. 古い擁壁は売る前に直すべきですか?


A. 現況査定と工事費、工事後の想定価格を比較して判断します。先に全面改修を決める必要はありません。


▪️⑨ まとめ

比叡平の空き家は、土砂災害区域・急傾斜地・擁壁を分けて確認すると、必要な対応が見えやすくなります。区域指定だけで売却不能や建て替え不可と決めないことが大切です。


工事を検討する場合は、自治体への確認、擁壁の調査、現況査定の順で整理します。修繕費と出口を同時に比較し、費用をかけすぎない判断をしましょう。


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