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不動産投資を買い増してよい?2棟目の融資・修繕予備費・返済余力の判断

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
7月22日
読了時間: 5分

更新日:4 日前

一戸目や一棟目の家賃収入が安定してくると、次の物件も買えそうだと感じることがありますよね。融資を使えば早く規模を広げられるかもしれません。でも、その分管理や返済も増えます。


買い増しは必ず成功への近道でも、借入が多いから失敗するという話でもありません。今の物件がどれだけ余裕を持って運営できているかを確認してから、次の購入を考えましょう。


① まず一戸目の実際の手残りを確認

満室想定の家賃ではなく、実入金から管理・保険・税金・修繕と返済を引いた現金収支を見ます。表面利回りが高くても資金余力は違う場合があります。


一年分の収支と大きな修理の履歴を確認し、追加購入に使える資金がどの程度残るかを整理しましょう。


② 収入が安定している理由を知る

今満室でも入居者が退去することはあります。長期入居の属性から将来を決めつけず、家賃条件や再募集した場合の需要を確認したいところです。


入居者の更新時期と建物の修理・管理の記録を見て、予備資金をどこまで確保すべきか考えましょう。


③ 次の物件に現金を使い切らない

頭金・取得諸費用へ資金を集中させると、一戸目の給湯器が壊れたり二戸目が空室になったりしたとき困る場合があります。


物件ごとに必要な修繕費と家計の緊急資金を分け、どちらかの出費で経営全体が止まらないようにしましょう。


二棟目を買う前には、一棟目の家賃が想定どおり入っているかと設備修理にいくら備えられるかを調べたいところです。表面利回りが良いことと、現金が十分に残っていることは同じではありません。


④ 新しい融資は返済条件まで確認する

追加融資では金利・返済期間や担保・金融機関の評価が関係します。今の家賃収入があるだけで必ず融資を受けられるわけではありません。


既存の借入残高と年間返済額をまとめ、融資後にどれだけ返済が増えるかを具体的に確認しましょう。


⑤ 一棟目と二棟目の空室を同時に考える

一つの物件では余裕があっても複数物件で同時に空室・修繕が発生する可能性があります。買い増しすればリスクが自動的に分散するとは限りません。


全物件を合算した現金収支を、満室の場合と減収の場合で試算し、返済を続けられるか確認しましょう。


⑥ 金利上昇と家賃下落の重なりを試算

変動金利の融資を使う場合、金利の見直しで支払額が変わる可能性があります。家賃も将来必ず上がるわけではありません。


金利・空室率や修繕費が想定より悪化したときの手残りと、耐えられる期間を考えましょう。


借入を使えば早く規模が大きくなる可能性はありますが、収益もリスクも一緒に大きくなり得ます。空室・金利上昇と修繕費の重なりを試算し、一つの物件の不調で全体が資金不足にならないか確認しましょう。


⑦ 自己資金利回りだけで決めない

借入を増やすことで自己資金に対する利回りが高く見える場合もありますが、返済義務・価格下落の影響も大きくなり得ます。


家賃・借入返済と保有資金を分け、現在の規模で無理なく続けられるかも比較してください。


⑧ 管理会社と自分の時間を考える

複数物件を保有すると入退去・設備修理や書類確認が重なる場合があります。物件数が増えても管理作業が自動的に減るわけではありません。


管理会社へ何を任せるか、大家自身が承認する修繕額や緊急連絡先を整理し、対応できる体制を考えましょう。


⑨ 買い増しと既存物件の改修を比べる

次の頭金を出すより、一戸目の雨漏り修理や設備更新へ予算を使う方がよい場合もあります。追加購入の利益を保証することはできません。


必要な安全修理・賃料の維持と新規投資の収支を同じ期間で比較しましょう。今ある物件を守ることも資産形成の一部です。


既存の物件へ必要な修理をすることと新しい物件を買うことは、同じ資金の使い道として比較できます。買い増しを急ぐ前に家賃の維持・安全に必要な修理を確認しましょう。


⑩ 売却出口と残債を全体で見る

物件を買い増しても、将来の売却価格は保証されません。融資の返済残高と売却費、建物の老朽化や需要の変化も関係します。


売却する場合にどの借入を返す必要があるかを確認し、規模拡大だけを目標にせず家族の資金余力と保有期間を考えましょう。


家族の生活費や緊急資金を減らしてまで規模を増やす必要はありません。借りられる額ではなく、返せる額と管理できる件数を基準に考えることが大切です。


よくある質問

Q. 一戸目が満室なら二戸目を買ってよいですか?


A. 満室だけでは決まりません。返済後CFと修繕・空室時の余力を確認しましょう。


Q. 融資を増やせば資産形成は早まりますか?


A. 可能性はありますが、返済負担・空室や金利上昇の影響も増えます。


Q. 買い増しと既存物件の修繕、どちらを優先しますか?


A. 安全に必要な修理と両案の資金収支、管理体制を比較して判断します。


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まとめ|確認する順番

一戸目のCF→予備資金→追加借入→複数物件の空室・修繕→管理体制と出口。

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