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築古賃貸の洗濯機置き場は室内化すべき?工事費と空室対策の判断基準

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
9月13日
読了時間: 6分

更新日:10月2日

築古賃貸で洗濯機置き場が屋外にあると、室内化すべきか迷います。入居者にとって利便性は上がりやすい一方、給排水・防水・電源・間取りまで工事が広がるため、家賃アップだけで判断しない方がよいでしょう。


洗濯機の据え付けでは、給水、排水、安定した床、電源、アースなど複数条件を確認する必要があります。パナソニックの据付説明でも、排水、防水フロアー、専用コンセント、アースなどの確認事項が示されています。


この記事では、設置場所、給排水、防水、電源、動線、騒音、空室対策、回収期間の順に整理します。『室内なら人気』ではなく、工事として成立するかから判断していきましょう。


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▪️① まず室内に設置スペースがあるか確認する

洗濯機本体の幅だけでなく、給水ホース、排水ホース、扉の開閉、搬入経路まで確認します。置けても使いにくい位置では入居者メリットが小さくなるでしょう。


洗面室や廊下収納を使う場合は、通路幅や収納量が減らないかも見ます。別の弱点を作ってまで室内化する価値があるかを考えるとよいでしょう。


縦型とドラム式では必要寸法が異なります。どのサイズまで置ける物件にするかを決めてから設計すると安心です。


▪️② 給水をどこから取るか確認する

室内化では、洗濯機用の給水を確保したいところでしょう。既存の洗面やキッチン配管から近い位置なら工事をまとめやすい場合があります。


給水管を長く引く場合は、壁や床の解体範囲が広がることがあります。表面工事だけでは済まない可能性も見ておくとよいでしょう。


水栓の位置は、洗濯機の高さやホース接続も考えて決めます。将来の機種交換でも使いやすい位置かを確認すると安心です。


▪️③ 排水と防水パンを確認する

排水は勾配を確保し、ホースが抜けにくい方法で接続する必要があります。排水口の位置によっては床工事が必要になるでしょう。


パナソニックの据付説明でも、防水フロアーの寸法や排水ホースの接続などを確認事項として挙げています。設置する洗濯機に合うスペースを確保することが大切です。


万一の漏水を考え、防水パンの設置可否や床材の耐水性も確認します。下階がある物件では漏水時の影響も考えておくとよいでしょう。




▪️④ 電源とアースを確認する

洗濯機用コンセントがない場合は、電気工事が必要になります。延長コードを前提にせず、適切な位置へ設置できるか確認するとよいでしょう。


パナソニックの据付説明では、機種に応じた電源コンセントとアース接続の確認が示されています。既存配線の状態も電気工事店へ確認すると安心です。


乾燥機付き洗濯機など消費電力が大きい機種もあります。将来の入居者がどの機種を使うかを想定し、余裕のある設計を考えるとよいでしょう。


▪️⑤ 動線・騒音・結露も確認する

室内化すると、洗濯中の振動や音が居室へ伝わる場合があります。寝室の隣や床の弱い場所では、設置位置を慎重に考えた方がよいでしょう。


扉付きスペースに入れる場合は、換気や湿気も確認します。洗濯機まわりの結露やカビを防ぐため、閉め切りすぎない設計も考えます。


洗剤や洗濯カゴを置くスペースも必要です。機械だけ置ければ完成ではなく、日常動線まで見て判断しましょう。



▪️⑥ 空室効果と工事費を比較する

屋外洗濯機置き場が内見時の弱点になっているなら、室内化の効果を期待しやすくなります。管理会社へ実際の反応を聞くとよいでしょう。


一方、給排水や電気工事が大きくなると、回収期間が長くなります。家賃差だけでなく空室期間短縮も分けて評価すると考えやすいでしょう。


長期保有なら利便性向上と設備更新性、短期保有なら回収可能性を重視します。保有期間に合う投資額へ抑えることがポイントです。


洗濯機置き場の室内化は、給排水と電気の位置で工事費が大きく変わります。現地調査をして複数案を比べると、無理のない設置場所を選びやすいでしょう。


リフォーム比較プロは、水回りや電気工事を含むリフォームを複数社で比較したいときの選択肢です。洗濯機置き場の室内化だけでも相談内容を整理できます。



▪️⑦ 確認する順番

①設置スペースを確認→②給水経路を確認→③排水・防水パンを確認→④電源・アースを確認→⑤動線・騒音・湿気を確認→⑥空室効果と回収期間を比較→⑦室内化するか決める、の順で確認します。設備条件から順に見ると無理な工事を避けやすいでしょう。


最初に置き場所と搬入寸法を確認します。次に給排水と電源を見れば、工事範囲の大枠を把握できます。


その後は、生活動線と振動・湿気まで確認しておきましょう。入居者にとって使いやすい場所かを考えることも大切です。


最後に工事費と募集効果を比べます。屋外置き場が本当に失注理由なら優先度を上げやすいでしょう。


▪️⑧ Q&A

Q. 屋外洗濯機置き場は室内化した方がいいですか?


入居者層や競合状況によって優先度は変わります。内見時の失注理由と工事費を確認して判断するとよいでしょう。


Q. 室内ならどこでも洗濯機を置けますか?


給排水、電源、アース、床、搬入寸法などの条件があります。現地調査で設置可否を確認すると安心です。


Q. 防水パンは必要ですか?


建物条件や設置方法によって判断が変わります。漏水時の影響も考え、施工業者と防水・排水方法を確認するとよいでしょう。


▪️⑨ まとめ

築古賃貸の洗濯機置き場を室内化するなら、最初にスペース、給排水、電源を確認します。置けるだけでなく安全に使える条件を整えることが大切です。


防水パン、排水、アース、騒音、湿気まで確認し、生活動線を邪魔しない場所を選びたいところでしょう。


工事費と空室対策の効果を比べ、保有期間内で回収できるかを確認します。屋外置き場が募集上の明確な弱点なら、室内化を検討しやすくなるでしょう。


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