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民泊の宿泊料金はいくらにする?一泊単価・稼働率・清掃費と利益の確認順

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
7月24日
読了時間: 5分

更新日:3 日前

宿泊料金をいくらにしたらよいのか、民泊を運営するときに迷う場面は多いと思います。高くすると予約が少なくなるかもしれないし、安くすれば清掃や光熱費を払った後にお金が残るか気になりますよね。


価格を上げれば必ず利益が増えるわけでも、安くすれば必ず予約が増えるわけでもありません。まず一泊当たりの売上と費用、予約が入る日数を分けて考えましょう。



① 一泊料金だけで利益を決めない

民泊の収入は、一泊の販売価格と予約された日数、清掃料金などの設定によって変わります。ただし予約サイトに表示される金額がすべて事業者の利益になるわけではありません。


宿泊者から受け取る金額、予約サイト手数料、清掃・消耗品・光熱費などを区分しましょう。税込みや清掃料金の表示も含め、ゲストが支払う合計額を正確に示すことが大切です。


② 周辺の比較相手を部屋の条件で選ぶ

同じ駅や観光地の周辺でも、個室と一棟貸し、ホテルと住宅宿泊事業の民泊では提供するサービスが違います。人数、寝室数、駐車場、キッチンや浴室の設備も価格に影響します。


同じ人数が泊まれる施設と設備を比べ、実際に予約できる日程を確認しましょう。掲載価格がそのまま成約価格とは限らないので、一つの料金だけを相場にしないようにします。


③ 宿泊日数の上限を価格計画へ入れる

住宅宿泊事業法で営業する場合、宿泊日数は一年間で180日までです。自治体の条例で営業できる期間がさらに限られる場合もあり、通常のホテルと同じ稼働日数を前提にできるとは限りません。


年間で何日営業でき、そのうち何日予約が入る見込みかを分けて計算しましょう。料金を決める前に、物件で適用される制度を確認することが大切です。


④ 清掃は一泊ごとではなく宿泊の単位でも見る

一泊の予約でも三泊の予約でも、チェックアウト後の清掃やリネン交換は必要になります。連泊が増えると清掃回数が減る場合がありますが、滞在中に必要な対応が増えることもあります。


清掃費が一回いくらか、連泊割引を付けた場合の売上と費用はどうなるか比べましょう。安い料金を設定しても、短い予約が続くと収支が厳しくなる場合があります。


⑤ 繁忙期の価格は需要と宿泊者の負担を考える

連休や地域のイベントで宿泊需要が高まると、価格を見直す選択肢があります。ただし観光客が多い年だから必ず高値で予約されるわけではありません。


競合する施設の料金や実際の予約状況を見て調整しましょう。急な値上げより、清掃や問い合わせ対応も含めて納得できる価格を考えることが大切です。


⑥ 閑散期は値下げだけに頼らない

予約が少ない時期に料金を下げる方法もありますが、必要な費用を下回る価格では手元の資金が減ってしまいます。一方、早期予約や連泊割引が役立つ施設もあるでしょう。


平日の宿泊者像、滞在目的、清掃の負担を比べましょう。価格を変えても予約が増えないなら、写真や設備、アクセス案内など別の原因も確認したいところです。


⑦ 新規オープンでも最安値を目標にしない

レビューが少ない施設では、ゲストが予約を迷う場合があります。ただし最初に極端に安くすれば、後から通常料金へ戻しても必ず予約が続くわけではありません。


写真と設備、チェックイン方法を正確に伝え、適切な料金で募集しましょう。レビューを得るために利益を犠牲にするのではなく、運営できる価格を考えることが大切です。


⑧ 売上と利益を簡単な数字で分ける

たとえば一泊12,000円で10泊予約が入れば宿泊料金の売上は12万円です。一泊8,000円で15泊なら、同じ12万円になります。けれど清掃回数や宿泊者数、手数料が違えば手残りは同じとは限りません。


こうした数字は計算の例であり、実際の地域相場や予約数を示すものではありません。自分の施設の見積もりに置き換え、固定費と変動費を引いて比較しましょう。


⑨ 料金を変えた後も数字を追いかける

価格設定は一度決めれば終わりではありません。季節や競合、宿泊者の評価によって、予約される日数が変わる場合があります。


料金を変更した日と予約された日数、キャンセル、実際に残った利益を記録しましょう。価格を変えた後も数回の予約だけで結論を出さず、継続して確認することが役立ちます。


⑩ 利益が残らないときは運営全体を見直す

一泊料金を上げるだけでは、清掃費や家賃、管理委託料の問題を解決できないことがあります。営業できる日数に対して固定費が大きい場合は、施設の使い方そのものを考え直す必要があるかもしれません。


通常賃貸への転用や、事業を続けない判断も選択肢です。高く貸すことを目的にせず、宿泊者が安心できる料金と運営を続けられる収支を比べましょう。



よくある質問

Q. オープン直後は周辺より安くしなければなりませんか?


A. 必ずではありません。清掃・予約サイト手数料・設備の条件を確認し、赤字が続かない料金を検討しましょう。


Q. 稼働率が上がれば利益も増えますか?


A. 保証はありません。予約日数の増加で清掃・消耗品などの負担も変わるため、手残りを計算してください。


Q. 住宅宿泊事業法の民泊は一年中営業できますか?


A. 年間180日の上限があり、自治体の条例でさらに制限される場合があります。


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まとめ|次の判断へ

民泊の料金設定は、周辺より高いか安いかだけでは決められません。宿泊可能日数・予約日数・清掃と管理の費用を分けて、ゲストにも運営者にも無理のない価格を考えていきましょう。

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