【熊野市】相続した空き家、草刈りしないと固定資産税6倍は本当?実例と回避方法
- MIRAIU

- 1月9日
- 読了時間: 5分
更新日:1月14日
本当です。特定空き家に指定されると住宅用地特例が外れて固定資産税が最大6倍になります。ただし年2回の草刈りで回避可能です。
熊野市で親の家を相続したけど、遠方に住んでいて管理できない。草刈りもしばらくしていない。そんな状況で「固定資産税が6倍になる」という話を聞いて不安になっていませんか?
この記事では、熊野市で相続した空き家の草刈りを放置すると本当に固定資産税が6倍になるのか、実際の数字と回避方法を解説します。
🔷固定資産税が6倍になる仕組み
通常、住宅が建っている土地には固定資産税の軽減措置があります。
200平米以下の部分は評価額の6分の1、200平米を超える部分は3分の1に軽減されています。これが「住宅用地の特例」です。
しかし2015年に施行された空き家等対策特別措置法により、管理が不十分な空き家は「特定空き家」に指定される可能性が生まれました。特定空き家に指定されると、この住宅用地の特例が適用されなくなります。
つまり、軽減措置が外れて固定資産税が元の額に戻るため、結果的に最大6倍になるのです。
🔷熊野市の実例で計算してみる
具体的な数字で見てみましょう。
熊野市内に評価額600万円の土地(150平米)があり、古い住宅が建っているとします。
通常の固定資産税は、600万円×1/6×1.4%=1.4万円です。ところが特定空き家に指定されると、600万円×1.4%=8.4万円になります。
差額は年間7万円。10年間で70万円の負担増です。
これは決して大げさな話ではありません。熊野市でも実際に特定空き家に指定された事例があります。
🔷熊野市で特定空き家に指定される条件
どんな状態だと特定空き家に指定されるのでしょうか。
法律では以下の4つの基準が定められています。倒壊など保安上危険な状態、衛生上有害となる恐れがある状態、適切な管理が行われず景観を損なっている状態、周辺の生活環境の保全のために放置することが不適切な状態、です。
熊野市で特に問題になりやすいのは、雑草が伸び放題になっているケースです。
草丈が1メートルを超えている、雑草が隣地に越境している、害虫やヘビが発生している、枯れ草が堆積して火災リスクがある、こうした状態が続くと、近隣住民から市役所に通報が入ります。
市役所から改善指導が来ても対応しないと、最終的に特定空き家に指定されるのです。
🔷特定空き家指定までの流れ
実際にどんな流れで指定されるのか、段階を追って説明します。
まず近隣住民から苦情が市役所に入ります。市の担当者が現地調査を行い、状態を確認します。問題があると判断されると、所有者に改善指導の通知が郵送されます。
この段階で草刈りなど改善すれば問題ありません。しかし通知を無視したり、改善しないまま放置すると、再度勧告が来ます。
それでも対応しない場合、特定空き家に指定され、住宅用地特例が外されます。さらに放置すると、最終的には行政代執行で強制的に草刈りや解体が行われ、費用は所有者に請求されます。
🔷年2回の草刈りで指定は回避できる
では、どうすれば特定空き家指定を避けられるのでしょうか。
答えは簡単です。年2回の草刈りをするだけです。
熊野市は温暖で雨も多いため、雑草の成長が早い地域です。5月から6月に1回目、9月に2回目の草刈りを実施すれば、草丈を低く保てます。
費用は1回あたり1.5万円から3万円程度。年間で3万円から5万円です。固定資産税が7万円増えることを考えれば、はるかに安い投資です。
遠方に住んでいて自分で草刈りできない場合は、熊野市内の業者と年間契約を結ぶ方法があります。年2回セットで依頼すると、単発より割安になることが多いです。
🔷草刈り以外にできること
草刈りだけでなく、他にもできることがあります。
定期的な見回りです。年に数回、物件の状態を確認して写真を撮っておくと、万が一市役所から指導が来ても、管理している証拠になります。
郵便ポストの整理も重要です。チラシが溜まっていると「管理されていない」と判断されやすくなります。郵便物を転送設定にするか、定期的に回収しましょう。
簡易清掃もしておくと印象が良くなります。玄関周りや庭の落ち葉を掃除するだけでも、見た目が大きく変わります。
これらをまとめて依頼できる空き家管理サービスもあります。月額5千円から1万円で、草刈り、見回り、清掃、郵便物転送などをしてもらえます。
🔷売却を考えているなら草刈りは必須
将来的に売却を考えているなら、なおさら草刈りは重要です。
草ぼうぼうの物件は、買い手の印象が悪く、査定額も大幅に下がります。同じ物件でも、きれいに草刈りされているかどうかで、数十万円から百万円単位で価格が変わることもあります。
また相続した不動産を売却する場合、相続税の申告期限から3年以内なら税制優遇が受けられます。この期限内に売却するためにも、普段から草刈りをして売りやすい状態にしておくことが大切です。
熊野市は人口減少が進んでいるため、空き家の買い手を見つけるのは簡単ではありません。少しでも条件を良くするために、管理を怠らないようにしましょう。
🔷 まとめ:固定資産税6倍は本当、でも回避できる
相続した空き家の草刈りを放置すると、固定資産税が最大6倍になるのは本当です。
ただし、年2回の草刈りをするだけで特定空き家指定は回避できます。費用は年間3万円から5万円。固定資産税の増額と比べれば、はるかに安い投資です。
遠方に住んでいても、地元の業者と年間契約を結べば対応可能です。
熊野市で相続した空き家の草刈りや管理でお悩みの方は、まずは地元の業者に相談してみませんか。無料見積もりから始めましょう。
■ まず草刈りが必要な場合
──────────────────
■ 草刈り後の“次の判断”はこちら
刈ったあとに迷うのが一番しんどいので、次の判断はここにまとめています。
──────────────────



