草刈りでマダニに刺されることはある?空き地・庭の作業前に知りたい服装と対策

更新日:9月30日
草むらや藪に入る草刈り作業では、マダニに刺される可能性があります。厚生労働省は、マダニが多く生息する場所へ入るときは肌の露出を少なくすることを案内しています。
草刈りではマダニだけでなく、刈払機、飛散物、暑さなど複数の安全対策が必要です。服装、作業後の確認、刺された場合の対応まで準備してから作業します。
▪️1 草むら・藪ではマダニ対策をする
厚生労働省は、草むらや藪などマダニが多く生息する場所に入る際、長袖・長ズボンなどで肌の露出を少なくするよう案内しています。
足元もサンダルではなく、肌が出にくい靴や長靴などを選びます。
草刈り前に服装を整えることが基本です。
▪️2 長袖・長ズボンは刈払機対策にもなる
刈払機では草や小石などが飛ぶことがあります。露出を減らす服装はマダニだけでなく飛散物対策にも役立ちます。
消費者庁は保護具の使用や周囲の安全確認を案内しています。
暑い時期は熱中症対策との両立が必要です。
▪️3 作業後は体と衣類を確認する
厚生労働省は屋外活動後に入浴し、マダニに刺されていないか確認することを案内しています。
わきの下、足の付け根、膝の裏、頭部など見落としやすい場所も確認します。
衣類も屋内へ持ち込む前に付着がないか確認します。
▪️4 吸着したマダニを無理に引き抜かない
マダニが皮膚へ吸着している場合、厚生労働省は無理に引き抜かず医療機関で除去してもらうよう案内しています。
自分で強く引っ張ると一部が皮膚に残ることがあります。
体調変化がある場合は早めに医療機関へ相談します。
▪️5 春から秋は特に注意する
厚生労働省は、マダニの活動が盛んな春から秋に刺される危険性が高まると案内しています。
ただし季節だけで安全・危険を決めず、草むらへ入る作業では服装と作業後確認を行います。
地域によって活動状況は異なるため、自治体の感染症情報も確認します。
▪️6 難しい土地は業者へ任せる
草丈が高い、藪化している、斜面がある土地ではマダニ以外にもヘビ、ハチ、飛散物などの危険があります。
自分で安全に作業できない場合は、写真を送り業者へ範囲を伝えて見積もりを取ります。
無理をして一日で全部終わらせる必要はありません。
虫除け剤を使う場合は、製品の表示に従って使用します。服の上から使えるタイプなどもあるため、対象年齢や使用方法を確認します。
体調不良が出た場合は、マダニに刺された可能性や屋外作業をした時期を医療機関へ伝えると状況を説明しやすくなります。
厚生労働省は、服を明るい色にすると付着したマダニを目視で確認しやすいと案内しています。作業着を選ぶときの一つの考え方になります。
虫除け剤はマダニ対策を補助する方法として使われますが、製品ごとの対象害虫、使用部位、使用回数など表示を確認します。服装による露出低減を基本にします。
作業後は上着や手袋を屋外で確認し、家の中へマダニを持ち込まないようにします。帰宅後は入浴や着替えのタイミングで体も確認します。
マダニに刺された後、発熱など体調変化が出た場合は、屋外作業をしたことや刺された可能性を医療機関へ伝えます。自己判断で感染症を決めつけず受診します。
草刈り業者へ依頼する場合でも、藪や高い草で危険が見えにくいことを事前に伝えます。通常の草刈りで対応できない区画があるか確認します。
ペットと一緒に草地へ入る場合は、人の対策だけでなく動物側のダニ対策も必要になることがあります。獣医師へ相談し、家庭へ持ち込まないよう注意します。
マダニ対策のために暑い中で厚着しすぎると熱中症リスクが高まります。休憩、水分、作業時間を調整し、安全対策同士のバランスを取ります。
作業前に草丈が高く地面が見えない場合は、ヘビやハチなど別の危険も考えます。無理に奥へ入らず、入口から状態を確認して作業方法を決めます。
作業前には衣類の袖口や裾から肌が露出しにくいよう確認します。長ズボンの裾を靴下や長靴の中へ入れる方法も厚生労働省が案内しています。
休憩で草むらへ直接座ると接触機会が増えるため、休憩場所も選びます。作業道具や衣類を草地へ長時間置きっぱなしにしないようにします。
作業後にマダニが付着していても、まだ吸着していない場合と皮膚へ吸着している場合では対応が違います。皮膚へ吸着している場合は無理に引き抜かず受診します。
発熱や発疹などの症状が出た場合は、草刈りや野外活動をした時期を医療機関へ伝えます。マダニ媒介感染症かどうかは医療機関で判断してもらいます。
▪️7 確認する順番
確認は、①草丈と藪の状態、②長袖・長ズボン等の服装、③靴・手袋、④刈払機の安全装備、⑤作業後の体と衣類の確認、⑥マダニ吸着時の対応、⑦自分で難しい場合の外注、の順で進めます。マダニ対策だけでなく作業全体の安全を確認します。
まず肌の露出を減らす服装を整えます。暑い日は休憩や水分補給も計画し、熱中症対策と両立します。
次に作業後の確認まで予定に入れます。入浴や着替えの際に体と衣類を確認し、付着がないか見ます。
最後に、吸着したマダニを見つけたら無理に引き抜かず医療機関へ相談します。体調変化がある場合は野外作業歴も伝えます。
▪️⑧ Q&A
Q. 草刈りでマダニに刺されることはありますか?
草むらや藪に入る作業では可能性があります。肌の露出を減らし、作業後に体を確認します。
Q. マダニを見つけたら自分で取っていいですか?
皮膚へ吸着している場合、厚生労働省は無理に引き抜かず医療機関で除去してもらうよう案内しています。
Q. 夏だけ注意すればいいですか?
春から秋は特に注意が必要とされていますが、草むらへ入る作業では季節にかかわらず対策します。
▪️⑨ まとめ
草刈りではマダニに刺される可能性があるため、長袖・長ズボンなどで露出を減らし、作業後に体を確認します。
吸着したマダニは無理に引き抜かず、医療機関へ相談します。刈払機や暑さなど他の安全対策も同時に行います。

