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駅徒歩〇分は実際何分?80m=1分・信号・坂道を現地で確認する

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
7月17日
読了時間: 4分

更新日:9月18日

駅徒歩5分と書いてあるのに、実際に歩くと7分、8分かかった。これは広告が必ず間違っているという意味ではありません。徒歩所要時間には表示ルールがあり、信号待ちや坂道の負担までそのまま時間へ入れる仕組みではないからです。


不動産投資では、広告の徒歩分数を『表示上の距離』として理解し、そのうえで入居者が毎日使う経路を自分で歩いて確認します。

▪️広告の徒歩時間は道路距離80mにつき1分で計算する

不動産広告の徒歩所要時間は、道路距離80mにつき1分として計算し、1分未満の端数は切り上げるのが基準です。500mなら6.25分なので表示は7分になります。


信号や踏切の待ち時間、坂道や階段の負担は、この計算上の徒歩時間にそのまま加算するルールではありません。



▪️マンション・アパートは建物の出入口から確認する

マンションやアパートでは、駅や施設までの距離・所要時間を測る起点は建物の出入口です。駅側は利用時間内に常時使える駅の出入口を基準にします。


古い募集図面や別サイトの数字をそのまま信じず、現在の募集表示がどの出入口を基準にしているかも確認します。



▪️現地では広告と同じ経路を一度歩く

地図上の最短経路が、実際に毎日歩きたい経路とは限りません。横断歩道、歩道橋、踏切、歩道の有無を見ながら駅まで歩きます。


スマホの到着時間だけでなく、どこで止まったか、どこが歩きにくかったかを写真やメモで残すと比較しやすくなります。


▪️信号・坂・階段は入居者目線で別評価する

広告の徒歩時間に信号待ちが入らないからこそ、現地では信号回数や長い坂を別項目で確認します。


同じ徒歩10分でも、平坦な住宅街と急坂・歩道橋が続く経路では毎日の体感が違います。広告分数と歩きやすさを分けて評価します。


▪️朝と夜で歩くと通勤動線の弱点が見える

通勤時間帯は踏切や交差点の待ち時間が長くなることがあり、夜は人通りや店舗の営業状況が変わります。


単身者向けなら夜の帰宅、ファミリー向けなら学校や買物への動線など、想定入居者が使う時間帯を一度歩きます。


▪️駅徒歩だけで賃貸需要を決めない

駅に近くても駐車場が不足している、買物が不便、部屋の条件が弱い物件はあります。反対に駅から少し離れていても、車移動や生活施設が使いやすい地域もあります。


徒歩分数は需要判断の一項目にして、家賃、間取り、駐車場、周辺施設と合わせて見ます。



▪️購入前の現地調査では駅から物件へ歩く

物件から駅へ向かうだけでなく、駅から物件へ戻る方向も歩きます。帰宅時に見える外観、曲がり角、坂の向きなど、反対方向で印象が変わることがあります。


そのまま前面道路、駐車場、建物周囲まで確認すると、駅距離だけでは分からない現地条件を一度に整理できます。



▪️複数棟・複数区画は最短だけでなく最長の徒歩時間も見る

販売・賃貸対象が複数棟や複数区画ある場合、表示規約では駅等に最も近い住戸・区画だけでなく、最も遠い住戸・区画までの所要時間等も表示する考え方になっています。


同じ物件名でも棟や部屋位置によって実際の出入口までの距離が違うことがあるため、投資物件を確認するときは自分が買う住戸・棟の位置まで見ます。


また駅の着点は、原則として利用時間内に常時利用できる出入口です。時間限定の近い出口だけを前提に、毎日の通勤時間を判断しないようにします。


▪️まとめ|広告の分数と実際の歩きやすさを分けて見る

駅徒歩〇分には80m=1分という明確な表示基準があります。一方、信号待ちや坂道の負担まで広告分数だけで判断することはできません。


購入前は表示ルールを理解したうえで、想定入居者の時間帯に実際の経路を歩き、駅距離と生活動線を分けて評価しましょう。


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