売れない土地シリーズ20|高圧線の下の土地は売れにくい?現場でよくある理由
- MIRAIU

- 3月10日
- 読了時間: 3分
更新日:4月2日

高圧線の下にある土地は、売却が難しいケースの一つです。
現地を見たときに、
「上に電線があるだけだから問題ないのでは?」
と思う方も多いのですが、不動産市場では高圧線の存在が心理的なマイナス要素になることがあります。
実際の現場でも、高圧線の下にある土地は、同じエリアの通常の土地と比べて買い手がつきにくいことがあります。
理由はいくつかあります。
■ 圧迫感と心理的な敬遠
巨大な鉄塔や電線が上空にあると、見た目の圧迫感があります。
安全性に問題がない場合でも、
・なんとなく不安
・子育て環境として避けたい
・景観が気になる
といった理由で購入を見送る方が一定数います。
■ 建築計画に制限が出るケース
高圧線の位置によっては、建物の高さや配置に影響が出ることがあります。
また、送電線の真下は地役権が設定されているケースもあり、建築や工作物に制限がかかる場合があります。
そのため、
・建物配置が難しい
・設計の自由度が下がる
といった問題が発生することがあります。
■ 金融機関の評価が下がることもある
金融機関によっては、高圧線の真下の土地について評価を厳しく見ることがあります。
担保評価が低くなると、住宅ローン審査に影響するケースもあります。
結果として、購入希望者の層が狭くなり、売却期間が長くなることがあります。
■ 高圧線の土地でも売れるケース
ただし、高圧線の土地でも売れるケースはあります。
例えば
・価格が相場より低い
・敷地が広い
・立地が良い
など条件が整えば、購入する人もいます。
また、住宅以外の用途として
・駐車場
・資材置き場
・トランクルーム
などの土地活用が検討されることもあります。
高圧線の土地は「必ず売れない土地」ではありませんが、一般的な住宅用地と比べると、売却のハードルが高くなる傾向があります。
土地を売るか、別の活用方法を考えるかは、土地の条件によって判断が変わります。
売れない土地には、さまざまな原因があります。
再建築不可、境界問題、私道トラブル、崖条例など、土地によって事情は大きく異なります。
実際の不動産現場でよく見かける「売れない土地の原因」をシリーズとして整理しています。
他のケースも知りたい方は、こちらにまとめています。
売れない土地でも、原因によっては活用できる可能性があります。
土地の条件によっては、
・トランクルーム
・駐車場
・資材置き場
・太陽光
・賃貸住宅
など、売却以外の方法が見つかることもあります。
土地の条件に合わせた活用方法をまとめています。

