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境界が分からない土地は売れる?隣地との確認・測量・費用と売却の進め方

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
3月9日
読了時間: 7分

更新日:7 日前

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「親からもらった土地を売りたいけど、隣との境目が分からへん。これじゃ売れないんかな」。古い土地では、境界の印が見当たらなかったり、図面と現地の様子が違ったりすることがあります。


境界が分からないから絶対に売れないわけではありません。でも、買主がどこまで自分の土地か分からないと不安になる場合があります。先に何を確かめ、どの場面で測量が必要かを整理しましょう。




① 境界とは隣の土地との境目のこと

境界は、自分の土地と隣の土地を分ける線のことです。塀やフェンスがあるから、そこが必ず登記上の境界とは限りません。古い住宅地では、建物の持ち主が変わった間に境界の印が分からなくなることもあります。


庭に杭や金属の印があっても、それがどの境目を示すか分からない場合があります。勝手に動かしたり、新しい場所へ打ち直したりすることは避けましょう。


売却を考えたら、まず土地の地番と隣の土地を確認します。地図だけで線を引かず、登記の資料と現地を合わせて調べることが大切です。




② 登記の図面と古い測量資料を集める

法務局には土地の地図や地積測量図などがある場合があります。過去に測量していれば、売買したときの図面や境界の確認書が家に残っているかもしれません。


図面に線があっても、現地のどこなのか分からない場合があります。資料が古い、測量していないなどの事情もあるため、書類だけで境界が確定したと決めつけないようにしましょう。


土地の登記簿や図面を集めて、土地家屋調査士へ相談する方法があります。どの部分が不明なのか分かれば、調べる順番が整理しやすくなります。




③ 隣の土地の人と話す必要がある場合もある

境界を確認するときには、隣の土地の所有者と立会いや資料の確認を行うことがあります。以前の持ち主と話した内容が今の所有者へ伝わっていない場合もあります。


隣の人が協力してくれないからといって、勝手に境界を決めてよいわけではありません。反対に、相手が主張する位置が必ず正しいとも限りません。


お互いが持つ図面や記録を確認し、必要なら土地家屋調査士などに相談しましょう。隣地との関係を悪くしないよう、落ち着いて進めることが大切です。




④ 測量はどこまで必要なのか確認する

買主や不動産会社から、境界をはっきりさせるための測量を求められることがあります。測量とは、土地の形や位置を専門家が調べて図面などにすることです。


土地家屋調査士による境界確認などが必要になる場合もありますが、すべての売却で同じ測量が必ず必要というわけではありません。物件や契約で扱いが変わります。


隣地の数や資料の有無、立会いが必要かで費用と時間は変わります。先に作業の範囲と見積もりを確認し、買主との契約条件に反映しましょう。




⑤ 境界が決まらないまま売る場合の注意点

境界の確認が済んでいない土地でも、状況を説明して売却を相談できる場合があります。ただし、どこまでが土地なのか分からないと買主が慎重になり、価格や契約条件に影響する可能性があります。


『現況で売る』という言葉だけでは、分かっている問題を説明しなくてよいわけではありません。境界が未確認の部分と、調査した部分を分けて不動産会社へ伝えましょう。


買主が求める境界の明示、測量費用の分担、引渡しまでの手続きなどを確認します。契約の前に何ができるかをはっきりさせることが大切です。


境界や土地の条件に課題がある場合は、事情を伝えて現況買取の対象になるか確認できます。




⑥ 境界争いがあるなら無理に進めない

隣の人と境界の位置について意見が合わない場合は、測量だけで解決しないこともあります。境界の種類や争点により、法務局の筆界特定制度などの手続きや専門家への相談が関係する場合があります。


『測量をすれば必ず相手が納得する』というわけではありません。手続きには時間や費用が掛かる可能性があるため、売却の予定と合わせて進め方を考えましょう。


買主に争いがあることを伝えずに契約を進めるのは避けます。弁護士や土地家屋調査士など必要な相談先を選び、解決の見通しを確認してください。


土地の登記や境界に関する公的な制度、相談先を確認する場合は法務省・法務局の案内を利用しましょう。


測量する場合と現況で売る場合で、費用と査定条件を比較する方法があります。




⑦ 境界が不明な土地を売る四つの順番

第一に登記の地番と資料を調べます。家にある古い図面や境界の確認書も探し、現地の印と比べましょう。


第二に分からない部分を整理し、土地家屋調査士へ相談します。隣地の所有者との確認が必要か聞きます。


第三に測量や話し合いに掛かる時間と費用を見積もり、買主へどこまで説明するか不動産会社と確認します。


第四に境界を確かめて売る場合と、事情を説明して現況で売る場合を比較します。今日できることは、土地の地番と古い測量資料を確認することです。




⑧ よくある質問

Q1. 境界が分からない土地は絶対に売れませんか?


境界が未確認でも相談できる場合がありますが、買主の判断や契約条件に影響する可能性があります。


不明な部分を分けて説明してください。


Q2. フェンスの位置がそのまま土地の境界ですか?


フェンスと登記上の境界が同じとは限りません。古い図面や測量の結果を確認する必要があります。


勝手に境界の印を動かさないようにしましょう。


Q3. 測量すれば必ず境界争いは解決しますか?


隣地の人との意見が合わない場合、測量だけで終わらないことがあります。


土地家屋調査士や必要な専門家へ相談してください。




⑨ まとめ

境界が分からない土地でも、売却できる方法を相談できる場合があります。ただし、土地の範囲が不明なままでは買主が不安になることがあるため、登記の図面と現地を確認することが大切です。


測量や隣地の確認が必要なら、費用と時間を調べてから契約の条件を決めましょう。境界の問題を隠さず、調べたことと不明なことを分けて伝えることが重要です。




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