接道しているのに売れない土地の正体|建築できるのに買い手が逃げる3つの理由
- MIRAIU

- 3月5日
- 読了時間: 3分
更新日:4月2日

■接道しているのに売れない土地の正体
「この土地は接道しています。建築できますよ。」
不動産屋はよくそう言います。
建築基準法の接道義務を満たしている土地は、法律上は問題のない土地です。
しかし現実では、接道しているのに売れない土地が山ほどあります。
なぜでしょうか。
それは「法律」と「生活」の基準がまったく違うからです。
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■理由1 接道2mギリギリの土地
建築基準法では、道路に2m以上接していれば建築できます。
しかし現実は違います。
接道が2mギリギリの土地は、次の問題が起きます。
・車の出入りがしにくい
・駐車場配置が難しい
・建物の設計自由度が低い
さらに住宅営業や設計士はこう考えます。
「この土地、プランが入らないな…」
すると買い手は
**「他の土地にしよう」**
となります。
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■理由2 旗竿地(はたざおち)
接道していても売れにくい土地の代表が、旗竿地です。
道路から細い通路が伸びて、その奥に土地がある形。
この形は一見問題なさそうに見えますが、実際にはデメリットが多い。
・車のすれ違い不可
・日当たりが悪い
・通路部分は建物が建てられない
そして心理的な問題があります。
「奥まった家」
という印象です。
住宅購入者は
**明るく開放的な土地**
を求めます。
奥まった土地は、どうしても敬遠されます。
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■理由3 道路が狭い
接道していても、道路幅が4mギリギリの土地があります。
この場合、車の出入りが非常にストレスになります。
さらに問題なのが工事です。
・工事車両が入らない
・資材搬入が難しい
・建築費が上がる
住宅会社はそのリスクを見ています。
買い手もその説明を聞いて、購入をやめます。
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■三重・滋賀・奈良・和歌山に多い接道問題
この地域には、昔の住宅地が多く残っています。
そのため
・旗竿地
・2m接道
・狭い道路
こうした土地が非常に多い。
法律上は問題なくても、現代の住宅事情とは合っていないのです。
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■解決策1 価格を下げる
最もシンプルな方法です。
しかし問題があります。
買い手は「さらに値下げできる」と考えるため、交渉が長引きます。
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■解決策2 近隣と土地を調整する
隣地と土地交換を行い、接道を広げる方法です。
ただし現実には
・交渉が難しい
・時間がかかる
ため、成功例は多くありません。
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■解決策3 専門業者に売却する
接道条件が悪い土地は、一般市場よりも専門業者の方が早く処分できます。
再建築の条件や造成費用を計算した上で、現状のまま買い取ります。
売主は長期間の販売活動をせずに、手放すことができます。
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■まとめ
接道している土地でも売れないケースは珍しくありません。
法律上の条件よりも、生活のしやすさが重視される時代だからです。
接道条件が悪い土地は、時間が経つほど売却は難しくなります。
動けるうちに、現実的な出口を考えることが重要です。
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売れない土地には、さまざまな原因があります。
再建築不可、境界問題、私道トラブル、崖条例など、土地によって事情は大きく異なります。
実際の不動産現場でよく見かける「売れない土地の原因」をシリーズとして整理しています。
他のケースも知りたい方は、こちらにまとめています。
売れない土地でも、原因によっては活用できる可能性があります。
土地の条件によっては、
・トランクルーム
・駐車場
・資材置き場
・太陽光
・賃貸住宅
など、売却以外の方法が見つかることもあります。
土地の条件に合わせた活用方法をまとめています。



