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売れない土地シリーズ25|他人地埋設管の地獄|掘ったら出てきた「知らない誰かの水道管」

  • 執筆者の写真: MIRAIU
    MIRAIU
  • 3月10日
  • 読了時間: 4分

更新日:4月2日


売れない土地シリーズ25

他人地埋設管の地獄|掘ったら出てきた「知らない誰かの水道管」


「更地にして、いざ新築の着工。ところが重機が止まった」


現場監督が、困り果てた顔であなたにこう告げます。


「地主さん、他人の家の水道管が、あなたの敷地を斜めにぶち抜いています」


その瞬間、あなたの建築計画も、売却予定も、すべてが白紙に戻ります。


他人の配管が埋まっている土地は

・建物の配置が制限される

・隣人との終わらない交渉

・事故の際の無限責任


など、目に見えない「他人の権利」に土地を乗っ取られている状態です。


つまり


土地は自分のものでも、地中は他人の支配下にある。


これが他人地埋設管の恐ろしさです。


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■【地獄1】工事の中断と、莫大な「引き直し費用」


他人の管があることを知らずに掘り、もし壊してしまったら。


・近隣一帯が断水になるパニック

・緊急修繕費の全額負担

・「配管を迂回させる」ための数百万単位の追加工事


これらの費用は、基本的には土地の所有者であるあなたが背負わされます。

「知らなかった」では済まされないのが、不動産の冷酷なルールです。


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■【地獄2】隣人からの「判コ代」と「嫌がらせ」


「邪魔だから管をどけてくれ」と隣人に頼んでも、すんなり通ることは稀です。


・「昔から通っていたんだ、今さら何だ」という逆ギレ

・管を動かすための「承諾料」という名の現金要求

・工事のために隣の庭を少し通るだけで「不法侵入だ」と騒がれる


一度でも揉めれば、その土地を売ることはおろか、

住むことすら苦痛な「近隣トラブル物件」へと成り下がります。


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■【地獄3】銀行融資のストップと、買主の離脱


銀行は「他人の権利が絡んでいる土地」を、爆弾と同じだと見なします。


・将来、管が漏水したときに誰が直すのか不明

・隣人が管の移動を拒否し続けている


この状態では

「担保としての価値がない」

と判断され、住宅ローンは通りません。


ローンが組めない

買主が消える

更地のまま固定資産税だけを払い続ける


という、負動産のデッドロックに陥ります。


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■三重・滋賀・奈良・和歌山:古き良き「お互い様」の代償


この地域には、戦前からの古い水道管が「隣の敷地を通って引かれている」というケースが驚くほど多いです。


実際には


・四日市の入り組んだ旧市街

・奈良の歴史ある住宅地

・和歌山の山沿いの分譲地


などで


「更地にして初めて、他人の管が縦横無尽に通っていることが分かった」


という悲鳴が上がっています。

かつての「お互い様」という善意が、

令和の今、あなたの資産を殺しているのです。


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■他人地埋設管の出口


1

費用を全額負担して、配管を公道へ引き直す


最もクリーンですが、工事費の負担が重くのしかかります。


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2

隣人と「覚書」を交わし、リスクを承知で売る


将来のトラブル責任を明確にしますが、買主を見つけるのが困難です。


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3

埋設管トラブル・再建築不可物件の専門業者へ売却


隣人との交渉、配管の切り回し工事を

「自社リスク」で引き受けられるプロに現状で売る方法です。


地下の爆弾を、そのままプロに渡して「逃げ切る」のが最善の策です。


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■まとめ


他人地埋設管は


「掘ってみるまで分からない」のが一番の恐怖です。


しかし


・地歴の調査

・専門家による配管探査

・適切な売却ルートの選定


を行えば、地中の呪縛を断ち切ることは可能です。


「見えないリスク」を放置しないこと。

それが、あなたの土地の価値を取り戻す唯一の鍵になります。


売れない土地には、さまざまな原因があります。

再建築不可、境界問題、私道トラブル、崖条例など、土地によって事情は大きく異なります。

実際の不動産現場でよく見かける「売れない土地の原因」をシリーズとして整理しています。

他のケースも知りたい方は、こちらにまとめています。



売れない土地でも、原因によっては活用できる可能性があります。

土地の条件によっては、


・トランクルーム

・駐車場

・資材置き場

・太陽光

・賃貸住宅


など、売却以外の方法が見つかることもあります。

土地の条件に合わせた活用方法をまとめています。


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