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空き家の「通水をしないと臭う」って本当?理由と予防法

  • 執筆者の写真: MIRAIU
    MIRAIU
  • 2025年12月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年12月16日


空き家でよくある相談のひとつが、

「久しぶりに家へ行ったら、排水口から変な臭いがした」

というものです。


これは “通水をしていない” 空き家で必ず起こる現象 です。


三重県の空き家でも多く見られるため、

通水が必要な理由と対策をまとめます。



■ ① 通水をしないと排水トラップの水が蒸発する


キッチン・洗面・お風呂などの排水口には、

排水トラップ という「臭いを防ぐ水のフタ」があります。


水を流さず放置していると…


👉 その水が蒸発する


排水管と家の中が“直通状態”になる

下水の臭いが室内に入ってくる


こうして空き家独特のニオイが発生します。



■ ② 三重は湿気が高く“逆流臭”が出やすい


意外ですが、

湿度が高いと排水管の臭いが上がってきやすくなります。


三重県は海風・山からの湿気が混ざるため

「下水臭・カビ臭」が発生しやすい地域です。


特に


  • 梅雨〜夏

  • 換気不足

  • 室内が蒸し暑い時期


    このタイミングでニオイが強くなります。




■ ③ 長期間放置するとサビや詰まりの原因にも


通水をせずに1年以上放置すると…


  • サビの発生

  • つまり

  • 配管内部の汚れ固着

  • 異臭の長期化


こうした劣化につながることがあります。


リフォーム費用が高額になることもあるので注意が必要です。



■ ④ 月1回の通水だけで防げる


予防は驚くほど簡単で、


👉 キッチン


👉 洗面


👉 お風呂


👉 トイレ


これらを 30秒〜1分程度流すだけ でOK。


水のフタが復活し、臭いの逆流を防げます。



■ ⑤ 遠方で通えない場合の対策


空き家管理サービスでは


  • 通水

  • 換気

  • ポスト確認

  • 外回りチェック


がセットになっていることが多く、

“ニオイ・湿気・劣化” をまとめて防げます。


特に通水は、

家の寿命を守る基本作業 なので

遠方の人ほど依頼している傾向があります。



■ ⑥ トイレだけは少し注意


トイレの水は蒸発が早く、

1〜2ヶ月放置するとニオイが戻りやすいです。


流すだけでOKですが、

タンクの水が減っている場合もあるので

定期的なチェックが必要です。



■ まとめ


空き家の臭いの多くは、

「通水不足」が原因です。


水のフタが蒸発すると、

排水管からのニオイがそのまま室内に流れてきます。


月1回の通水 をするだけで

ほとんどのニオイトラブルは防げます。


遠方で通えない場合は、

通水が含まれた空き家管理サービスが安心です。


空き家は、

「売る」「貸す」だけが答えではありません。

管理のしかたや、

一時的な活用方法によって、

負担を減らしたり、様子を見ることもできます。

状況別に、

空き家の活用・管理の考え方を整理したページを用意しています。


草刈りを業者に頼むか迷っている場合は、

費用感や流れだけでも先に整理しておくと判断しやすくなります。

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