賃貸のモニター付きインターホンは必要?交換費・配線・防犯・客付けの判断順

更新日:6 日前
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築古の賃貸物件で、玄関のチャイムや音声だけのインターホンを使っていると、モニター付きに変えた方が入居希望者に選ばれるのかなと考えることがあります。限られた修繕予算を、どこへ使うか迷いますよね。
モニター付きが安心材料になることはありますが、交換すれば成約率が必ず上がるわけではありません。既存設備と工事方法、募集条件を分けて確認しましょう。
① 今のインターホンの動作を確認する
チャイムが鳴るか、音声が聞こえるか、玄関子機のカメラやボタンが正常かを確認します。故障しているなら、防犯性の追加より先に使用できる状態への修理が必要です。
型番と室内・玄関側の写真を残しておくと、交換機種の選定が進めやすくなります。
② モニターが役立つ場面を具体的に考える
訪問者の顔を玄関のドアを開けずに確認できることは、入居者にとって安心材料になる場合があります。録画機能があれば不在時の訪問者を確認できる機種もあります。
ただし、モニターがあれば犯罪を防げるという保証はありません。施錠や建物の防犯環境と合わせて考えましょう。
③ ワイヤレス式と有線式の違い
配線工事なしで設置できる機種もありますが、電源・通信・電池交換の条件が異なります。玄関までの距離や壁の材質で使える機種も変わります。
『ワイヤレスなら全戸で工事不要』と決めつけず、設置条件や既存機器との互換性を確認してください。
④ 電源工事が必要なら資格を確認
電源を直結する工事や新しい配線を行う場合、電気工事士資格が必要な作業があります。室内の配線を自己判断で分岐させることは危険です。
コンセント式や電池式でも固定方法や防水性能などを確認し、必要な場合は有資格者に依頼しましょう。
⑤ 集合住宅では共用設備との関係も
オートロックや共用玄関の呼出設備と連動している場合、室内機だけ交換できないことがあります。管理組合やオーナー管理設備との関係を確認しましょう。
入居中の部屋なら訪問工事の日程や音の確認も必要です。設備の所有区分を調べてから進めます。
⑥ 録画機能にはプライバシーへの配慮も
録画の範囲や保存期間、操作方法は機種によって異なります。共用通路や隣の玄関が写る場合には、設置場所と利用方法への配慮が必要です。
入居者に操作方法を説明し、個人情報やプライバシーに関する取り扱いも確認しましょう。
⑦ 費用は本体価格だけでは決まらない
本体価格に加えて配線の種類、取付位置、古い機器の撤去、電源工事や外壁補修で総額は変わります。『1万円で必ず交換できる』と断定するのは避けたいところです。
工事見積では材料費と施工費、配線や下地の補修費を分けて比較しましょう。
⑧ 家賃と空室期間から優先順位を付ける
モニター付きインターホンがないことを内見時に指摘されたか、近隣の競合物件に標準装備されているかを確認します。人気設備でも物件ごとの優先順位は違います。
雨漏りや給湯器故障など、生活の安全に直結する修繕があればそちらを優先するべき場合もあります。
⑨ まとめて工事するなら見積比較を活用
室内の配線、分電盤、玄関機器、クロス補修を一緒に行うならリフォーム会社への相談が候補になります。小さな交換だけなら電気工事業者の見積で十分な場合もあります。
MIRAIUのリフォーム比較プロを利用するなら、交換する住戸数や配線条件を伝え、施工範囲と保証を比べてください。
複数戸の交換や配線・壁の補修が必要なら、工事範囲を整理してリフォーム比較サービスで見積もりを比べる方法があります。単体交換は電気工事業者へ相談する方法もあります。
⑩ 交換後の確認と募集情報を整える
工事後に呼出音、映像、録画、電源の状態などを確認し、入居者へ操作方法を案内します。募集写真や設備欄は実際の設置内容に合わせて更新しましょう。
改善した後も空室が続くなら、家賃、立地、間取り、他の設備を含めて募集条件を見直してください。
よくある質問
Q. モニター付きインターホンへ変えると必ず空室が埋まりますか?
A. 保証はありません。入居者の需要と費用、他の修繕の優先順位を比べて判断しましょう。
Q. 自分で交換してもよいですか?
A. 電源直結や配線変更など電気工事士資格が必要な作業があります。機器の種類と施工条件を確認してください。
Q. ワイヤレスならすべての建物へ取り付けられますか?
A. 電源・通信・設置距離・共用設備との連動によって変わります。型番と設置条件を確認しましょう。
関連記事・参考情報
配線容量と電気工事士資格について確認する
限られた修繕費をどこへ使うか整理する
費用の回収を考える
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まとめ|迷ったときの判断順
現状の故障→欲しい機能→電源・配線→工事の資格→費用見積→募集条件の確認、という順に進めましょう。

