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店舗リフォームはいくらかかる?内装・設備・予算オーバーの判断順

執筆者の写真: MIRAIU
MIRAIU
8月1日
読了時間: 5分

更新日:10月11日

「店舗の壁と床だけきれいにしたいのに、見積もりを取ったら厨房や電気工事まで入ってる……。こんなに掛かるもんなん?」


店舗のリフォーム費用は、坪数だけでは決まりません。どの業種の店で、何を残して、営業を止める期間があるかによって大きく変わります。まず『使えるようにする工事』と『印象を変える工事』を分けるところから始めましょう。


① まず『何のために直すか』を一つ決める

設備が故障して営業できないのか、店内が古く見えて内装を変えたいのか。目的が違えば先に掛けるお金も変わります。両方をまとめて考えると予算が膨らみがちです。


例えば床の傷みを直すだけで使える店舗なら、全面改装まで必要か確認しましょう。逆に漏水や電気設備の不具合がある場合は、見栄えより安全や営業に必要な工事が優先されます。


今日できることは、直したい場所を写真で三つに分けること。『営業に必要』『できれば直したい』『まだ使える』と並べるだけでも相談内容が伝わりやすくなります。


② 内装と設備は見積もりの項目を分ける

床・壁・天井・照明などの内装費と、給排水・電気・空調・厨房設備などの工事費は分けて確認しましょう。厨房の換気や排水は業種・設備によって要件が変わる場合があります。


例えば同じ面積の物販店と飲食店でも、厨房や給排水の工事が必要なら金額は変わります。『店舗改装の坪単価』だけで総額が決まるわけではありません。


古い設備をそのまま使いたいときは、動作・修理部品・法令上の適合・必要な点検を確認します。中古設備があるから必ず安く済むということでもありません。


③ 見積もりは『含まれない工事』も聞く

同じ『内装工事一式』でも、撤去費・廃棄物の運搬・電気配線・消防設備・看板の工事が含まれているかは見積書によって異なります。


工事が始まってから追加費用が出ることもあるので、現地調査の範囲と追加工事を承認する手順を確認しましょう。分からない項目には説明を求め、無理に契約を急ぐ必要はありません。


複数の施工会社を比べるときは、床材や設備の条件、施工面積、工期、保証対象をそろえることが重要です。価格だけを比較しても内容が違えば意味がありません。


④ 借りている店舗なら貸主の承諾を確認

「壊れた空調は貸主に直してもらえるのかな?」と迷ったら、契約書と入居時の設備表を確認しましょう。どちらが費用を負担するかは、設備の所有と賃貸借契約の条件によって異なります。


借主が勝手に壁を壊したり、厨房設備を交換したりすると、退去時の原状回復条件に関わる場合があります。工事前に貸主の承諾が必要か確かめます。


店舗の退去時にはスケルトン返しや居抜き返しの取り決めがあることもあります。今の改装が将来の撤去費につながるかも確認しましょう。


⑤ 予算オーバーしたら『削る順番』を考える

例えば内装80万円、設備120万円、撤去・処分30万円、予備費20万円なら合計250万円です。これは比較するための仮の計算例で、店舗工事の相場ではありません。


予算が200万円しかない場合、50万円削るために必要な設備まで省くのは危険です。まず後回しにできる装飾や、修理して使える設備がないか確認しましょう。


見た目を一気に整えるより、営業の安全や法令上の条件を満たせる工事から考えることが大切です。施工会社へ『予算内に収める案と、必要工事を全て行う案』を分けてもらう方法があります。


⑥ 休業損失と費用回収も別に計算する

店舗を閉めて工事する場合、工事代金以外に売上が立たない期間や固定費が発生する場合があります。賃料、人件費、工事期間中の運転資金も考えて予算を組みましょう。


改装すれば売上が必ず上がるとは限りません。見積もりを確認したら、改装に掛けた費用と、改装しない場合の修繕費や営業への影響を比べます。


店舗工事に対応できる施工会社かどうか、営業を止める工期・設備の条件を実際に確認しましょう。住宅向けの相談サービスが店舗工事まで扱うと、確認なく案内することは避けます。


⑦ 今日からできる四つの予算確認

第一に『営業に必要』『できれば直す』『まだ使える』の三つに工事項目を分けます。


第二に貸主との契約と工事の承諾、設備の所有を確認し、後で撤去が必要かを調べます。


第三に内装・設備・撤去処分・追加費用・工期を分けた見積もりを比較します。


最後に予算と休業中の費用を合算し、不要な工事を後回しにした場合の計画を決めましょう。


⑧ よくある質問

Q1. 店舗のリフォームは坪単価だけで予算を決められる?


内装の面積だけでなく厨房・排水・電気や撤去工事の条件が関係します。坪単価は比較の一つの材料にすぎません。


工事項目ごとに見積もりを確認しましょう。


Q2. 借りている店舗の設備修理代は貸主が払う?


設備の所有者、修理の原因、契約内容などで負担が異なります。


工事を頼む前に貸主や管理会社へ確認しましょう。


Q3. 予算が足りないときは見た目の工事を先に削っていい?


安全や営業に必要な工事と、後回しにできる装飾などを分けて検討します。法令上必要な工事まで一律に削るのは避けましょう。


同じ予算でできる範囲を施工会社へ相談しましょう。


⑨ まとめ

店舗リフォームは、まず営業に必要な修繕と見た目の改善を分け、内装・設備・撤去処分の費用を項目ごとに確認しましょう。


貸主の承諾や休業期間も考え、予算オーバーしたら必要な工事から優先して判断することが大切です。


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