空き家の害獣はどこから入る?侵入口・ふん・安全な確認と対処の順番

更新日:5 日前
空き家の天井から物音がする、軒下に何かのふんがある。実家を久しぶりに訪れたとき、不安になることがありますよね。
ただし物音がしたから必ず害獣が住み着いているわけではありません。動物の種類を自己判断で決めず、安全な範囲で現況を確認しましょう。
① 侵入の形跡と物音を分ける
天井の音やにおいだけでは何の動物か分かりません。ふんのような物があれば触らず場所を記録します。
屋根裏や床下へ無理に入らず、安全な位置から確認しましょう。
天井の物音がした場合、動物の存在と種類をその場で断定するのは難しいことがあります。音がする時間や場所を記録し、危険な屋根裏へ入るのではなく適切な専門家へ情報を伝えましょう。
② 軒・屋根・換気口の隙間
軒の傷みや換気口まわりの隙間が侵入口になる場合があります。全ての隙間に動物がいるわけではありません。
高所へ登って確認せず、建物の専門業者へ点検を相談してください。
屋根・軒・換気口の小さな隙間を確認したくても、脚立で高所へ登るのは転落の危険があります。雨漏りなど建物自体の傷みが関係している場合もあるため、建築の専門家へ点検を依頼する方法があります。
③ 床下と配管周囲も確認する
配管の貫通部や床下換気口などは点検対象になることがあります。
構造や設備の安全に関わる部分を自己判断で塞がず、正しい補修方法を確認しましょう。
④ ふんや尿は衛生面に注意
野生動物の排せつ物には病原体やアレルギーのリスクがある場合があります。
素手で触ったり、乾燥した汚れを掃除機で舞い上げたりする行為は避け、専門家に清掃方法を聞きましょう。
ふんや尿の疑いがある場所は、素手で触ったり乾いた汚れを掃除機で舞い上げたりしないようにします。衛生対策や必要な保護具は汚れの状態で変わるため、対応できる清掃業者へ相談しましょう。
⑤ 動物の種類を安易に断定しない
ネズミ、コウモリ、ハクビシンなど種類によって対処方法と法令が異なります。
画像だけで種類を確定できない場合もあるため、必要に応じ自治体へ相談してください。
ネズミ、コウモリ、ハクビシンなどでは生態だけでなく法令上の扱いも異なります。写真だけで種類を決めず、自治体や捕獲の専門家へ適切な相談先を確認しましょう。
⑥ 捕獲には法令上の制限がある
野生鳥獣の捕獲には鳥獣保護管理法などの規制が関係する場合があります。
どんな動物でも所有者が自由に捕まえてよいわけではありません。対象種と手続きを確認しましょう。
⑦ 侵入口を塞ぐ順番に注意
中に動物が残っているまま入口を塞ぐと、閉じ込めなどの問題が生じることがあります。
安全で適法な追い出しや対応を確認してから補修を進めてください。
侵入口が見つかっても、動物が中に残っている状態ですぐ塞ぐと閉じ込めるおそれがあります。安全で適法な対処を確認した後で、雨仕舞や換気を妨げない方法による補修を考えてください。
⑧ 庭の草刈りは駆除と別
庭の草を刈って建物周辺が見やすくなる場合はあります。しかし屋根裏の動物を必ず追い出せるわけではありません。
草刈りと侵入口の補修、衛生清掃、動物への対応は別の作業です。
⑨ 専門業者の見積もり範囲を確認
調査・捕獲・追い出し・封鎖・清掃や消毒のどこまで含まれるかで費用は違います。
通常の草刈り広告へ無理に誘導せず、対象種と地域に対応できる専門先を選びましょう。
⑩ 再点検と今後の管理を決める
必要な補修をした後も雨漏りや換気不良などの別の問題がないか確認します。
長く使わない実家なら点検と修繕費を記録し、今後の保有・売却を家族で相談しましょう。
害獣の対処後も、屋根や配管の傷みが残っていれば別に修理が必要な場合があります。写真と実施日を残し、再点検する時期と家族・管理会社の連絡体制を決めておくと安心です。
よくある質問
Q. 天井の音がしたら必ず害獣がいますか?
A. 必ずではありません。侵入の痕跡と建物の状況を確認してください。
Q. 動物を見つけたら自分で捕獲できますか?
A. 種類や状況によって規制があります。自治体や専門業者へ確認しましょう。
Q. 草刈りで害獣は出ていきますか?
A. 確実ではありません。侵入口と適法な対処、補修は別に考えましょう。
関連記事・参考情報
まとめ|判断する順番
痕跡を確認→屋根・床下の安全→衛生管理→動物の種類と法律→専門対処と補修。慌てて危険な自力捕獲をする必要はありません。

